「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
著者紹介
童門 冬二
- 略歴
- 〈童門冬二〉1927年東京都生まれ。東京都政策室長等を経て、作家に。著書に「大奥追放」「幕末維新の光と影」ほか。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
この本読んで時代劇を書こう!
2002/05/27 20:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岡野義高 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読むと、歴史小説家として、多作家として知られる童門さんの、執筆の秘密がわかる!
なにより大切なことは、資料の収集ではなく、調べたことをどこまで書くか、のようだ。
じっさい、著者は、郷土史家の話は、必要以上に聞かない、と書いている。
自分もそうだけど、このテの本を読むような人は、とかく知的生産のハウツーや、情報収集だけにのめりこんで、実際にはあんまり書かない、という人が多いのではないだろうか。
この本は、とりあえず、書かないと、そして完成させないと始まらないのだ、というあたりまえのことから出発して、具体的に、どのように資料を集め、整理していけばよいのかを、具体的に教えてくれる。
たとえば、数え年と満年齢、陰暦と陽暦の違い。
などなど。
歴史小説・時代劇を書きたい人には必読の書だ。
もちろん、童門さんや時代劇のファンにも。