紙の本
正しい場所に各部位をもっていくということは、結局余分な力をかけないということなのだろう。
2010/07/13 20:14
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mayumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
チェリストで、米・オハイオ州立大学音楽学部で教えているウィリアム・コナブル教授が提唱した、<ボディ・マッピング>に基づく、ピアノを弾くための体の使い方。
ようするに、体の各部位があるべき場所にあれば、痛みや呼称はなくなるそうで…。
本は、大きな骨格図や筋肉図などがあって、わかりやすいといえばわかりやすい。
が、じゃ、実際自分がどう歪んでいるのか、どう妙な力を入れてるのか、それを判断する材料が少なくて、よくわからないなぁというのが率直な感想。
うーん。
実際、腕や手に痛みを感じている方には、福音になるのかもしれない。
とはいえ、目からうろこ、なことは多々ありました。
と、結局のところ、体を長持ちさせるには日々のメンテナンスが必須なんだなぁと思うのであった。
紙の本
☆身体感覚に落とし込もう☆
2024/05/04 11:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピアノを嗜んでいる人の数名がこの本を取り上げていたので、試しに買ってみました。
ピアノを弾くときには、今までは手を中心に意識がいっていましたが、解剖学的にその意識は捨ててしまい、手、腕等はどこから始まるのか、可動域はどこなのか、その可動域を最大限発揮するポジションはどこなのか等を改めて考えさせられました。
身体感覚に落とし込もう。
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鍵盤楽器奏者が知っておくべき「からだ」の問題についてわかりやすく解説し、実際の練習や演奏に生かせるようなさまざまなアイディアを紹介。オルガニストに向けた補足の説明も掲載。
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知ってるのと知らないのとでは練習のしかたが
全然違うと思います。
ピアノ弾くなら読んどけっていう本。
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小野ひとみさんのアレキサンダー・テクニークの講習のときにピアノを実際にご指導いただき進められた本です。講習を受けた人ならわかると思いますが、ピアノの演奏技術というより、からだの上手な使い方についての本です。まず、からだの感覚に気付くためにはどうしたらよいか、そして骨がどの位置にあることがバランスよいかなど、からだの色々な部分ごとにイラスト付で解説してあります。実際にレッスンを受けているとき、小野ひとみさんが私の頭の位置や首や背中をチョコっとさわって修正する場面がありました。それがどういう意味だったのかがこの本に載っていました。自分だけで確認するのは難しいですが、この本のように感覚をイメージし続けることができたら、ピアノの演奏も変わってくるのだろうと思います。(畑田)
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演奏の上手い人が、フォームも良いとは限らないのです。。。死ぬまで演奏楽しみたい人は少しは知っとくべき。分からなかったら、どうぞウチにレッスン来て下さい。
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鍵盤弾き以外の方には、ちょっとつらいかもw
内容的には全ての楽器、ひいては全ての運動に関係するのですが。
なかなか重要な情報がたくさん載っています。
問題は、体得するのが難しいってことです。
ただ、切り口として考え付きもしなかった事柄も、
きっと載っているので、それに気づくだけでも
価値はあるのでは??
ホントに体得したら、格段にうまくなるし、
ピアノ弾いている以外の時間でも、
すべての動作が楽に、かつ思い通りになるはず。
スランプに陥っている人に特にオススメ。
あ、ただこれ読むと一時的に極度のスランプに落ちいるかもw
フォームチェンジみたいなもんだからね。
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『音楽家なら知っておきたいからだのこと』の併用本みたいな気がする。
この手の中身のぎっしり詰まった本は、何か曲を弾きながらスランプに陥った時に読んだ方が中身がしっかり実体験と一緒に頭に記憶できるから、辞書のように使ってる。
結局、色々丁寧に書いてあるけれど、表紙の絵が1番言いたいことなんじゃないかなと。
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タイトル通り、ピアノを弾く人なら知っておいた方が良い内容で詰まっている。
私の場合、先生に何度も注意されていたことが解剖学的な観点から理屈で説明されていて、こういうことかと納得出来ただけでも価値があった。
いまいち体の使い方がわからない人に特にオススメ。
後、書いてある内容は、ピアノに関わらずためになります。
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チェリストで、米・オハイオ州立大学音楽学部で教えているウィリアム・コナブル教授が提唱した、<ボディ・マッピング>に基づく、ピアノを弾くための体の使い方。
ようするに、体の各部位があるべき場所にあれば、痛みや呼称はなくなるそうで…。
本は、大きな骨格図や筋肉図などがあって、わかりやすいといえばわかりやすい。
が、じゃ、実際自分がどう歪んでいるのか、どう妙な力を入れてるのか、それを判断する材料が少なくて、よくわからないなぁというのが率直な感想。
うーん。
実際、腕や手に痛みを感じている方には、福音になるのかもしれない。
とはいえ、目からうろこ、なことは多々ありました。
と、結局のところ、体を長持ちさせるには日々のメンテナンスが必須なんだなぁと思うのであった。
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体の構造を丁寧に考察し、どのように整え、どのように動かすと最も最適化が図れるかを解説したもの。
普通1時間に1500回以上繰り返す動作を、「非常に反復性の高い運動」と定義するそうだが、ピアニストの反復動作はまったくその比ではない。
体のことを良く知って動かさないと、最適な動作が出来ない上に故障の原因になる、なるほど。
もっともドキッとしたのは手首について。
手首は非常に繊細な作りをしていて、もっとも故障しやすいのに、それに対する配慮が少なすぎる。
オクターブの連打を行うのに、手首から先を曲げて弾くことがある。手首には致命的なダメージを与える。
手首の角度も、親指側がまっすぐになるような角度は大きな負担になる。
小指側をまっすぐにする「小指主導」の手を意識する必要がある。
想像以上に面白い本だった。
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プロ・アマを問わずすべてのピアニスト・オルガニストに、とくに体のどこかに故障を抱えている人におすすめしたい名著。
「ボディ・マッピング」と呼ばれる体の感覚と使い方を養うための本で、読んでフォーム改善に努めればきっと一段上の演奏ができるようになると思います。
読み流して終わりではなく、譜面台において日々訓練してみるようにしたいです。
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ピアニストじゃなくても、ピアノ弾く人だったら知っておきたいことが書いてあります。自力で実践するのは難しいかもしれないけど、知ってるだけでもプラスになるんじゃないかな。
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解剖学の視点でピアノ演奏の姿勢を解説しとります。
ピアノを習っていて、先生から「肩の力を抜いて」とか「手首を柔らかく」とか言われるけど、「力んだらダメなことは重々分かってます。教えて欲しいのは“どうしたら力まないで演奏出来るか”です」と聞くと、「練習するしかないです」とピアノ教師じゃなくても言えるセリフでお茶を濁されてやり場のない思いに暮れている、そんなような方々は読んでみると良いんじゃないでしょうか。
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タイトルは”ピアニストなら…”と書かれているが、この本はすべての”ピアノを弾く人”にとって知っておくべきことがかかれている。
ピアノを弾くために、自分の身体をどのように使えばよいのか、ということをじっくり考えさせれらる良書。専門的な図を用いた解説のみならず、「やってみましょう」という項目で、具体的に指示を出しているのも嬉しい配慮。
「おわりに」も必読ポイント。「ピアノを演奏することが、生涯にわたる幸せと達成感を与えてくれるものでありますように…。」