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- カテゴリ：小学生
- 発売日：2021/10/29
- 出版社： 国土社
- サイズ：２０ｃｍ／２２３ｐ
- 利用対象：小学生
- ISBN：978-4-337-33651-3
紙の本
飛べ！遺伝子を超えて
仲良くなった紗矢と転校生の亜麻里。２人の暮らしぶりは正反対だったが、ともに母親の主義や価値観にしばられていた。やがて２人はそれぞれに行動を起こし、親を乗り越えて自分の道へ...
飛べ！遺伝子を超えて
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商品説明
仲良くなった紗矢と転校生の亜麻里。２人の暮らしぶりは正反対だったが、ともに母親の主義や価値観にしばられていた。やがて２人はそれぞれに行動を起こし、親を乗り越えて自分の道へ歩みだしていく。【「TRC MARC」の商品解説】
紗矢は転校生の亜麻里と仲良くなるが、紗矢は母の思いに応えて受験勉強に追われ、亜麻里は学者の母の主義で、大人扱いで自由に過ごしていた。だが、ともに母の価値観や主義・信条にしばられていることに気づく。秘密の手紙と亜麻里の父親捜し、推薦入学のデマなどを経て、ふたりはそれぞれに行動を起こし、親の支配を乗りこえていく。子ども読者はもちろん、親子で読んで欲しい一冊【商品解説】
目次
- １．ふたご 2．アイスクリームとゴキブリ ３．うそっこのきょうだい ４．ふたごごっこ 5．教授の娘 ６．うわさ 7．将棋の駒 8．怪獣 9．父さがし 10。矢のゆくえ
著者紹介
森川 成美
- 略歴
- 〈森川成美〉大分県出身。東京大学法学部卒業。「マレスケの虹」で日本児童文芸家協会賞、「アオダイショウの日々」で小川未明文学賞優秀賞受賞。
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紙の本
『飛べ、遺伝子を超えて！』
2022/11/05 19:26
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投稿者：百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
６年生の紗矢(さや)と隣のクラスに転校してきた亜麻理(あまり)
ふたごみたいにそっくりと言われて仲よくなるが、家庭環境は正反対
紗矢は専業主婦の母の言うとおり中学受験をめざして塾に通い、亜麻理は独自の主義を持つ研究者の母と自由に暮らしている
しかし、どちらも親の価値観にしばられていることに気づきはじめ、受験のデマが引き起こす問題や亜麻理の父親さがしをきっかけに自分の道を見つけていく
著者がずっと書きたかったという親子の物語が単行本に、2021年11月刊
三人称で書かれており、主人公に感情移入しすぎることなく子どもの立場も親の立場もどちらも理解しながら読むことができる
〈子どもさんのみならず、子育て中の親御さんにも読んでいただきたいと思います。〉──『子どもの本』2022年７月号
毒親、親ガチャ……東大法学部出身という異色の経歴が背景にある作品か
カバーイラストにあしらわれたＤＮＡの二重螺旋の意味が深い
