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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/21
- 出版社: 国書刊行会
- サイズ:22cm/694p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-336-07244-3
- 国内送料無料
紙の本
記憶の図書館 ボルヘス対話集成
著者 ホルヘ・ルイス・ボルヘス (著),オスバルド・フェラーリ (著),垂野創一郎 (訳)
ポー、カフカ、フロベール、ダンテ、幻想文学、推理小説…。偏愛のやまない作家と作品をめぐり、20世紀文学を代表するアルゼンチンの作家ボルヘスが縦横自在に語る。詩人・評論家フ...
記憶の図書館 ボルヘス対話集成
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商品説明
ポー、カフカ、フロベール、ダンテ、幻想文学、推理小説…。偏愛のやまない作家と作品をめぐり、20世紀文学を代表するアルゼンチンの作家ボルヘスが縦横自在に語る。詩人・評論家フェラーリとの対話集。詳しい註、索引付き。【「TRC MARC」の商品解説】
ボルヘス、世界文学の迷宮を語る
ポー、ワイルド、カフカ、フロベール、ダンテ、スピノザ、ルゴーネス、幻想文学、推理小説——偏愛してやまない作家と作品をめぐり20世紀文学の巨匠が縦横自在に語った深遠なる118の対話集。多彩なテーマは日本、仏教、映画や、キリスト、仏陀、母、友情等々までにおよぶ。世界各国で出版されている名著の完訳版、本邦初訳。【商品解説】
目次
- 第一部
- 序文(ホルヘ・ルイス・ボルヘス)
- 序文(オスバルド・フェラーリ)
- 第1日 アルゼンチン人のアイデンティティ
- 第2日 百代の過客
- 第3日 秩序と時間
- 第4日 ボルヘスと公衆
- 第5日 ボルヘスのテキストはいかに生まれ作られるか
- 第6日 地理上の南部、親密な南部
- 第7日 コンラッド、メルヴィル、そして海
著者紹介
ホルヘ・ルイス・ボルヘス
- 略歴
- 〈ホルヘ・ルイス・ボルヘス〉1899〜1986年。アルゼンチンの作家、詩人。著書に「伝奇集」「エル・アレフ」など。
〈オスバルド・フェラーリ〉1948年生まれ。アルゼンチンの詩人、評論家。
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紙の本
待望の刊行
2021/09/21 09:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くすくす - この投稿者のレビュー一覧を見る
ボルヘス・コレクションが昔出て以来久方ぶりの国書ボルヘス。価格は安くないがどっぷりボルヘスの迷宮に漬かれることがうれしい
紙の本
記憶の人ボルヘスの到達点
2022/03/13 06:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Hyperion64 - この投稿者のレビュー一覧を見る
20世紀最高の博学無比の読書人にして卓越した文学者であるボルヘスの対談集。
1980年代の173回分のラジオ放送をもとにした貴重なドキュメントだ。ギリシア哲学、ダンテ、地獄と天国、仏教、ヴォルテール、ラッセル、バーナード・ショー、スウェーデンボリ、推理小説、迷宮と夢、カフカとチェスタトン、キリスト教、パスカル、ポーとエマソン、シェークスピアと知の芳醇に満ち溢れていている。
なんといっても84歳のボルヘスの超人的記憶が会話の端々に横溢する、といっても枯淡の境地にあるのも事実。いかに記憶の人といえでも衰えは隠せない。しかし、その衰えさえ老成を感じる。
晩年はマリア・コダマという日系人女性と結ばれ、幸いにして日本文化に触れている。イェイツと能や俳句への言及も興味深い。
ノーベル賞はボルヘスに与えられなかったが、そのことでさえ、ボルヘスが並み居るノーベル文学賞受賞者を抜きんでた存在であることを証明しているように思えてくる。
本書はボルヘスを仰ぐ読書人の伴侶だ。
紙の本
膨大な知識の宝庫
2023/06/24 07:08
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
盲目の小説家、ボルヘスの頭の中はまさにバベルの図書館のようです。本人の人格はもちろん、良きパートナーとのめぐり逢いが豊かな人生に繋がったと思います。