紙の本
面白い!
2017/01/31 10:54
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投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東川先生の安定の作品。
探偵の引き起こすドタバタの中で、鮮やかに事件を解決していく。
思わず笑ってしまう面白さと、トリックの面白さの二面性を持った面白さがたまらない!!!
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「烏賊川市シリーズ」もう遂に第五弾!
2012/01/25 16:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:書評王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東川篤哉の「烏賊川市シリーズ」も第五弾に突入!
今作品は、短篇集の体裁なので、
軽く読むことができ、移動時間などの読書に最適です。
短篇集ということで、トリックが話の中心を占め、
鵜飼と流平のお馴染みの掛け合いや、
キャラクターの掘り下げはやや浅くなっていますが、
その分、スピード感を伴い、一気読みできます。
「烏賊川市シリーズ」の新たな1ページを味わえること請け合い。
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テンポのよい短篇集です。
お話のテンポがよくスラスラと読めました。
登場人物の掛け合いには好き嫌いがありそうですが、
ここまで読んでいる人なら、もうそれは大丈夫でしょう。
文章の中にヒントがうまく混ぜ込まれていて
うかうか油断はできません。
それはそうと鵜飼さん、名探偵になってませんか(笑)
今後とも活躍に期待です。
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【はた迷惑な奴らリターン!! 名探偵の条件。気力・体力・変人あしらい。そしていかがわしい依頼が舞い込む町在住であること! 烏賊川市で探偵事務所をひらく鵜飼のもとには、なんとも不思議な事件が持ち込まれる。探偵見習い・流平とともに、いい加減に華麗な推理と、ずっこけチームワークで難事件を次々解決!! 2011年本屋大賞受賞、東川篤也の大人気シリーズ最新作!! 】
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烏賊川市シリーズ。暴走気味の会話をトリックの安定感が締めている。短編もいいけどやっぱ長編読みたいな。
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鵜飼さんと流平くんのダブルボケ問答もステキですが、それより各話にでてくるゲストキャラ(真人間)と鵜飼さんとのトンチンカンな会話のキレが良いですな。
流平くんの不幸体質はちょっと薄めですが、鵜飼さんのトンデモ迷探偵っぷりは相変わらずで、どれも予想の斜め上展開で楽しめました。
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第一話で、まー結構面白いかな?で、中だるみ、最後は自分が犬と思い込んだ鴨が主人公!なんのこっちゃ、我輩は猫かっての。
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烏賊川市シリーズ短編集。コミカルな読み心地ながら、謎解きはしっかり本格。相変わらず名探偵にはちょっと届かないのかなあ鵜飼探偵。でも解決はしてるよね?
お気に入りは「時速四十キロの密室」。これはまるっきり解けませんでした。そしてこの真相、後味が悪くなっちゃうんじゃないかと危惧したのですが……おお、流石だ!
「藤枝邸の完全なる密室」もいいなあ。倒叙ものですが。まさかこんなオチが待ち受けていたとは! 少しばかり犯人が可哀想になってしまいました(笑)。
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イカガワシシリーズ初の短編集です。
短い中にも東川さんらしいユーモアと本格スピリット満載の作品集ですね。
ベストはラストかなあ。
やっぱり。この人のもう一面である、叙述トリックを利用したどんでん返し。
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烏賊川市シリーズ新作短編集。
「藤枝邸の完全なる密室」「時速四十キロの密室」「七つのビールケースの問題」「雀の森の異常な夜」「宝石泥棒と母の悲しみ」の5編収録。
なんだかお久しぶりな鵜飼探偵と戸村流平くんですが、相変わらずのとぼけた会話は健在。
そして人をくったようなタイトルも。あまりにもハマりすぎでウケました。
ん~、名探偵まであと一歩??でもそこがいいんですけどね。
「藤枝邸」は倒叙モノ。ラスト1行がらしくて素敵。
「時速四十キロ」は既読。これも話を重たくしない、らしい解決。
「七つのビールケース」一番の大ネタ?昔の作品っぽいバカバカしいトリックでした。
「雀の森」崖から落ちた後の謎解き時の流平くんの言動がちょっと「?」。犯人の独白を理解してなかったってことでいいのかな?
「宝石泥棒」事件よりも仕掛けにひっかかっちゃいました。意外で新鮮でした。
なんというか、いままで通りの作品で楽しませていただきました。
この中では、一番はやっぱり鵜飼探偵らしい解決の「藤枝邸」かな。
「宝石泥棒」の仕掛けもよかったなぁ。
2008年から2011年の烏賊川市の短編がこうして収まったので、次は長篇かな?
楽しみにお待ちしています。
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ちょっと物足りなかった。東川さんは長編が読みたい。
『藤枝邸の完全なる密室』と『宝石泥棒と母の悲しみ』が短編的でよかった。前者の意図的なものを天の悪戯が否定するストーリーは特に。スパッと決まった短編らしい作品でしたね。後者は叙述トリックで、厳密には偶然の物語ですが、その意外性で勝負、というところでしょうか。
2人の笑いがちょっと滑り気味なのがどうだろう(「合い言葉」のかけあいは面白かったけど)。やっぱり万人受けは難しいかな。
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(No.11-73) ミステリです。
探偵・鵜飼杜夫と助手の戸村流平コンビの烏賊川市シリーズ、今回は短編集です。5編収録。
殺人事件でもなぜか心が和み、おまけにバカらしさでぐふふと顔が緩んでしまうと、ああいつもの烏賊川市だ!と嬉しくなります。
こういうのが好きなので。
今回の5編とも大家さんの出演がなく、ちょっと残念でした。
前作と読み比べたわけではないのですが、鵜飼探偵はかなりキレが良くなってませんか?推理が冴えてるわ。
題名では、はやく名探偵になりたいとなってますが、鵜飼さんは一応名探偵みたいですよ。かなり私の贔屓目ですが。
読み終わって表紙を眺めると、それぞれの話から皆さんが出てますね。この人は・・・、って全員分かります。
一番気に入ったのは最後の「宝石泥棒と母の悲しみ」です。
途中でちょっとへんだなとは思ったんですよ。楓さんがマー君とアイちゃんを抱えた場面で。だけど出来ないとは言い切れないしとそのまま読み飛ばしてしまった。分かってから、やられたな!と。良い親子の物語が鵜飼とは関係なく終わったことも楽しみました。
5編中ばかばかしさ一番としては「時速四十キロの密室」でしょうね。いや~、これはいいわ。
東川作品が最近ブレイクした様子にやや戸惑い気味です。こういうのが好きな人は結構いるんだなと驚いています。
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烏賊川市シリーズです。
またもやバイト先の方に貸していただきました。
今回は鵜飼さんの推理が以前に比べて冴えてたと思います。
収録作品の中では「藤枝邸の完全なる密室」が一番好きです。
「時速四十キロの密室」はトリックが少しご都合主義的な感じがしました。
「七つのビールケースの問題」は話の展開がよかったです。
表紙の絵に1作品から1人(1匹)づつ描かれていて、
読後、イラストを見ながらこれは○○さんだな・・・
と当てはめるのが楽しかったです。
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烏賊川市シリーズの最新作(第6作)…。
『謎解きはディナーのあとで』が大ヒットしましたが、
東川さんの代表シリーズは、この烏賊川市シリーズです。
今回は、短編集ですが、
短編なので、展開がスピーディですし、
どんでん返し的な謎解きが多かったですね。
鵜飼探偵と流平助手ペアの掛け合いは、
宝生刑事と影山執事ペアほどのトンガリはありませんので、
『謎解きは…』から入られた方には、物足りないかも…?
烏賊川市シリーズは、短編よりも、
『ここに死体を…』のような長編の方が、本領を発揮してるかも…。
面白かったですよ。
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美文だとか、驚愕のトリックだとか、そういった大層なものからはかけ離れたところにある作品なんですが、どういかわけか私は東川さんのユーモアのセンスにピタッとはまってしまい、このくだらなさ……じゃなくて面白さがすでに癖になっています。
基本、短編集は苦手なので、実のところ本作も長編だったらなあ、などと思いながら読み進めました。短編ゆえのあっさり感がどうしても薄味に思えてしまうのです。
けれど、5編おさめられている中のラスト「宝石泥棒と母の悲しみ」は十分に楽しむことができました。短編ならではのストーリーで、ちょっとほっこりしました。
上手いですね、ラストにこの話を持って来るなんて。さらに東川作品が癖になってしまいそうです。