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紙の本
西鉄バスのチャレンジ戦略 九州がバス王国になったわけ (交通新聞社新書)
著者 鈴木 文彦 (著)
今も昔もバスが数珠つなぎ。九州がバス王国になった理由とは? そのイニシアチブを執ってきた西鉄バスをビジネスの視点から解剖。車両、人づくり、運行方法など、果敢なチャレンジ戦...
西鉄バスのチャレンジ戦略 九州がバス王国になったわけ (交通新聞社新書)
西鉄バスのチャレンジ戦略
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商品説明
今も昔もバスが数珠つなぎ。九州がバス王国になった理由とは? そのイニシアチブを執ってきた西鉄バスをビジネスの視点から解剖。車両、人づくり、運行方法など、果敢なチャレンジ戦略でバス社会を作り上げたノウハウに迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
バス業界をリードする西鉄バスの全貌
博多駅前や天神の交差点に立つと、次々に発着するバスの姿が目に入ります。
九州は、それほどバスが発達した“バス王国”です。
本書は、そのリーダーシップをとってきた西鉄バスの全貌を解説します。
現在見られるさまざまなバス事業の施策は、実は西鉄バスが最初だった、という目からウロコのエピソードも満載です。【商品解説】
九州の交通機関の特徴として、飛行機や鉄道以上にバスが多く利用されていることが挙げられる。その理由とは?本書では、バスジャーナリズムの第一人者が、その中枢にある西鉄バスにスポットを当て、九州内ならではの知られざるバス事業を、企業戦略の視点から繙いていく。【本の内容】
目次
- 序章:日本最大規模のバスグループ
- 第1章:時代に合わせた近年の新たな取り組み
- 第2章:西鉄110年のあゆみにおける西鉄バス
- 第3章:福岡都市圏・北九州都市圏の取り組み
- 第4章:最大規模を誇る西鉄の高速バス
- 第5章:西鉄バスの車両のあゆみと考え方
- 第6章:西鉄バスの経営戦略と業界をリードした取り組み
- 第7章:地方バスの取り組みと地域との連携
- 第8章:西鉄バスの安全とサービス・人づくり
著者紹介
鈴木 文彦
- 略歴
- 〈鈴木文彦〉1956年生まれ。東京学芸大学大学院修了。交通ジャーナリスト。著書に「西鉄バス最強経営の秘密」など。
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西鉄バスはすごか
2020/09/30 21:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
九州の博多へ行くと博多駅前や天神で西鉄バスの洪水に目を奪われる。アイドリングストップ装置が装備される前から赤信号で停車すると運転手自らエンジンをストップさせる様子に、バスの折り返し箇所の待機場でもエンジンをかけっぱなしの公営バスとは企業マインドが随分違うものだと感心した記憶がある。本書はバス関係の著作が多い著者による西鉄バスの創業期からの歴史・最近の経営戦略・車両の特徴・路線網の変遷などについての詳細な解説である。単にバスを走らせるだけではなく、西鉄バス独自の様々な取組みは興味深いものがある。その一例は次のとおりである。◆西鉄が開発したICカード乗車券(ニモカ)は、バスシステムに強みがあり、乗継割引・同一扱い停留所の設定・ODデータがとりやすいなどの特徴を有し、現在、遠隔地の函館バス・函館市電など26社局で採用されている。◆西鉄には、2010年までバスの車体を製造する西日本車体工業というグループ企業があった。この車体製造メーカーと西鉄バスが一体となり、1983年から全国初の偏平タイヤによる低床バスを導入。またバリアフリーが話題となる前から車内には握り棒が林立。
ただし、以下の点、もう少し詳細な解説があれば、より良い一冊になると思った。
◆戦時体制下、燃料消費規制が始まり、<砂津~戸畑間で電気バスが使用された>とあるが、当時の電気バスとは、どのような構造であったのか?
◆ローコスト体質をつくるとともに、地域に密着した経営とスピーディーな経営判断を行うため、地域ごとに分社化を推進しているが、なぜ分社化するとローコストになるのか、会社側の説明だけでなく、人件費の削減程度など著者自身の分析により納得できる解説があれば・・・。