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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/05/21
  • 出版社: 河出書房新社
  • サイズ:21cm/223p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-309-74045-4

紙の本

深沢七郎 没後25年ちょっと一服、冥土の道草 (KAWADE道の手帖)

没後25年となる深沢七郎の人物像や作品世界に迫る。町田康と朝吹真理子の対談、深沢七郎未収録作品、保坂和志や中原昌也によるエッセイ、金井美恵子による論考などを収録。【「TR...

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深沢七郎 没後25年ちょっと一服、冥土の道草 (KAWADE道の手帖)

税込 1,760 16pt

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商品説明

没後25年となる深沢七郎の人物像や作品世界に迫る。町田康と朝吹真理子の対談、深沢七郎未収録作品、保坂和志や中原昌也によるエッセイ、金井美恵子による論考などを収録。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

深沢七郎に反響する音 町田康 述 2−14
超人は永遠を生きる 矢崎泰久 述 58−75
夢と漂泊、私の70年 深沢七郎 述 15−45

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評価内訳

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紙の本

『楢山節考』のオリジナルには心に思う言葉として、「 」と区別し、( )がつかわれていたのではと推測

2012/08/05 14:17

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投稿者:本を読むひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

深沢七郎の特集本である。「KAWADE 道の手帖」シリーズの一冊だが、この種の本がしばしばそうであるように、半分近くが古い文献の収録である。深沢自身の単行本未収録作や、今でも読むにたえる作家論、作品論、エッセー、インタビューなどである。
 だが全体の半分以上は新しい原稿で、がっちりした作品論、軽めのエッセー、自在な対談など形式も多様で、そのバランスは悪くない。たとえば生前かなり親しかったらしい矢崎泰久と最近『深沢七郎外伝』を出した新海均の対談はドキリとさせるエピソードが満載で面白かった。
 批評では金井美恵子の『風流夢譚』論が、日本における巨大言語空間としての短歌、それを象徴する歌人の言語感覚を痛烈に皮肉り、読ませる。けれどいつもの彼女の文章の癖なのか、ある長いセンテンス中の( )の多さ、さらに( )のなかに不注意だと思うが、さらに( )を入れたり、別の( )には「 」の引用(その部分の先頭には3つのカギカッコ類が重ねられる)が入っていたりする文章を読まされると(本書のp.86)、河野裕子の遺族や岡井隆や俵万智の言語感覚をからかう資格があるのだろうかと、ふと感じてしまう。
 ただセンテンスの途中において、注あるいは補足的な説明を加えるのに絶妙に働く、この( )は、主として批評的な文章につかわれる。それに対し、深沢七郎の小説においては、この( )が「心内語」というのだろうか、心のなかで思ったこととして、実際にしゃべられたセリフ(それは「 」)と区別してつかわれていることに興味をおぼえる。というのは金井美恵子たちが駆使する批評文における( )が一般的に知的な働きをもつのと比較して、深沢七郎の小説のなかの( )は不思議なほど独特に非知的な味わいをかもしだしているからである。
 ところで金井美恵子は上記の長いセンテンスの文章のなかで、『風流夢譚』について「出版社で上梓する紙の本では今だに読めないが」と書いているが、これは間違い。本書冒頭の対談で朝吹真理子が述べているように、2002年に刊行された『スキャンダル大戦争2』に、雑誌初出の版面のまま(大江健三郎の『政治少年死す』とともに)収められている。著者にも、また雑誌の版面の許諾も得ていない出版だが、少なくとも通常に出版された本であり、当時私は購入しておいた。そして金井美恵子が引用している『風流夢譚』とのあいだに、かなり細かな違いがあるのにも気づいた。金井美恵子による引用が、言及している1968年ごろ「文化芸術センター」というところでタイプ印刷された海賊版の冊子からのものか不明だが(私のおぼろげな記憶では、その冊子は当時都内の大きめの本屋で売られていたような気がする)、もしそうであればその海賊版の校正が行き届いていなかったことになる。

 全体的にそれほど読みにくい特集ではないのだが、暑さのせいもあるのだろうか、読み通すのに随分ギクシャクした。参考までに所持している深沢七郎の本や図書館で借りた『深沢七郎集』などをめくったが、まだしもこちらのほうが読めた。もう少し本腰をいれて読みたい小説家である。

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