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紙の本
音楽を語る (河出文庫)
ドイツ古典派・ロマン派の交響曲、ワーグナーの楽劇に真骨頂を発揮した巨匠が追求した、音楽の神髄を克明に綴る。今なお指揮者の最高峰であり続ける演奏の理念。【本の内容】
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20世紀前半を代表する指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー氏が音楽の真髄について語ってくれます!
2020/06/25 11:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、20世紀の初頭に活躍されたドイツ・ベルリン生まれの指揮者、作曲家であったヴィルヘルム・フルトヴェングラーによる音楽の真髄が語られた名著です。同氏は、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者を1922年から1945年まで、終身指揮者を1947年から1954年まで務められ、20世紀を代表する指揮者の一人とされています。ベートーヴェン、ブラームス、ワーグナー等のドイツ音楽の本流を得意とされた方で、一般には後期ドイツ・ロマン派のスタイルを継承した演奏をされ、作曲家としても後期ドイツ・ロマン派のスタイルを継承したことから、ライバルのトスカニーニと対極に位置づけられることもあるのですが、「堅固な構築性をそなえた演奏を『ロマン主義的演奏』というだけで片付けてしまうのは軽率」とする見解もあり、また自身は「後期ロマン主義者」と看做されることを極度に嫌い、「私はロマン主義者でも古典主義者でもない」と語ったとも言われる人物です。そんな巨匠が、音楽の真髄について丁寧に語ってくれます。同書の構成は、「第1章 聴衆について」、「第2章 演奏について」、「第3章 劇的な音楽」、「第4章 ベートーヴェンの偉大さ」、「第5章 指揮者と試演」、「第6章 環境と芸術」、「第7章 現代の音楽」、「結語」となっています。音楽ファンにはたまらない一冊でしょう!