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紙の本
世紀の発見 (河出文庫)
著者 磯崎 憲一郎 (著)
幼少の頃に川の対岸に観た「黒くて巨大な機関車」、公民館の池に泳いでいた「マグロのような大きさの鯉」、そしてある日を境に消えてしまった友人A…。小説に内在する可能性を示す表...
世紀の発見 (河出文庫)
世紀の発見
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商品説明
幼少の頃に川の対岸に観た「黒くて巨大な機関車」、公民館の池に泳いでいた「マグロのような大きさの鯉」、そしてある日を境に消えてしまった友人A…。小説に内在する可能性を示す表題作ほか全2編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
世紀の発見 | 7−107 | |
---|---|---|
絵画 | 109−137 |
著者紹介
磯崎 憲一郎
- 略歴
- 1965年生まれ。2007年、文藝賞を受賞しデビュー。『終の住処』で芥川賞、『赤の他人の瓜二つ』でドゥマゴ文学賞、『往古来今』で泉鏡花賞を受賞。2015年、三井物産を退社。現在、東京工業大学教授。
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紙の本
磯崎憲一郎氏の小説に内在する無限の可能性を示した傑作です!
2020/06/24 11:09
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『肝心の子供』(文藝賞)、『終の住処』(芥川賞)、『赤の他人の瓜二つ』)(ドゥマゴ文学賞)など次々に傑作を発表されている磯崎憲一郎氏の作品です。同書には、幼少の頃に川の対岸に観た「黒くて巨大な機関車」、公民館の池に泳いでいた「マグロのような大きさの鯉」、そしてある日を境に消えてしまった友人Aといった、一見お互いに関係のないものたちが描かれています。そして、こうした意味付けなどいっさい拒否するただそれが起こったままにしか語れない不思議な出来事を経験した私はやがて、ナイジェリアに赴任することになるといった物語です。同書は、小説に内在する無限の可能性を示した傑作と言われています。