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紙の本
延びすぎた寿命 健康の歴史と未来
著者 ジャン=ダヴィド・ゼトゥン (著),吉田 春美 (訳)
250年以上前から寿命を延ばし続けてきた人類。しかし、もはやこれ以上の長生きは難しい。寿命の引き延ばしの歴史を振り返りながら、生物学、医学、環境、行動の4つの角度から寿命...
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延びすぎた寿命
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商品説明
250年以上前から寿命を延ばし続けてきた人類。しかし、もはやこれ以上の長生きは難しい。寿命の引き延ばしの歴史を振り返りながら、生物学、医学、環境、行動の4つの角度から寿命と健康について検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ジャン=ダヴィド・ゼトゥン
- 略歴
- 〈ジャン=ダヴィド・ゼトゥン〉パリ・デカルト大学で臨床疫学の博士号を取得。内科医。ESCP経営大学院のシニアフェロー。専門は肝臓病学と胃腸病学。
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長生きは幸せか
2022/09/25 10:07
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投稿者:怪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は世界でも指折りの長寿国となっている。が、健康寿命は平均寿命より10年余り短いという。長生きしても健康ではなく他人にお世話になりながら生きながらえている姿が思い浮かぶ。
人類の寿命、健康について歴史的変遷を辿り、これからのことも提言している。平均寿命=健康寿命が望ましいことは誰にとっても自明のことだろう。これまで築き上げてきた高齢社会にも陰りが見え始めたようだ。
それでも著者は健康改善運動、すなわち、寿命を延ばすよりもっと健康になることを目指すことを提唱する。長生きするよりもっと健康になることだという。この考えについて誰しも否定しないが、このようなことを考えるのは先進国などある程度経済成長が進み、平均寿命も比較的高くなっている国の人々なのだろう。
この1万年は地球規模の自然状況も比較的穏やかであり、この数十年は人類の歴史の中でも平和な時代だったとも言われている。しかし今後はわからない。寿命を脅かす様々な試練が次々と襲ってくるのだろう。死を避けることはできないが、安心して生を全うしたいものだ。