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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/11/03
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:19cm/318p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-309-03007-4
読割 50
紙の本
かぐや姫、物語を書きかえろ!
著者 雀野 日名子 (著)
“男が中心に存在してこそ正しい物語である”と言う物語の神が支配する「竹取物語」の世界を生きる姫さよと勝気な姫ごう。自由を求め、神に反旗を翻した2人は名作の世界に転生を重ね...
かぐや姫、物語を書きかえろ!
かぐや姫、物語を書きかえろ!
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商品説明
“男が中心に存在してこそ正しい物語である”と言う物語の神が支配する「竹取物語」の世界を生きる姫さよと勝気な姫ごう。自由を求め、神に反旗を翻した2人は名作の世界に転生を重ね、女性が生きづらい物語を書きかえてゆく。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
雀野 日名子
- 略歴
- 〈雀野日名子〉大阪外国語大学卒。企業に勤務しながらゴーストライター、ノベライズライターをし、小説執筆を始める。著書に「幸せすぎるおんなたち」など。
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紙の本
期待を超える面白さ!!
2022/02/02 17:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぞか - この投稿者のレビュー一覧を見る
ジェンダー論にこだわらなくても、おかしい!!
後半になるほどぶっ飛びまくりで大爆笑。「蟹工船」がこんな展開になるとは…!!
こんなに笑わせてくれるとは思わなんだ。
真面目に考えれば、確かに「それじゃ、あかん」のですが、
真剣に考えるのを忘れるほど面白いです
紙の本
物語の神と二人の少女
2022/01/09 22:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
可愛い表紙と題名からは想像できない、少々血なまぐさい内容です。
男が主流の物語こそ正しいとする物語の神に対し、立ち向かう二人の少女が次々物語の世界に放り込まれ登場人物として物語の内容に抗います。
男の所有物でしかない女性の時代から現代へ、徐々に自由を勝ち取る時代に移りますが、
男と同じ立場を手に入れながらも何かを失っていく女の悲しみさえ感じます。
紙の本
作者の訴えたい思想みたいなものを強く感じてしまって合わなかった
2022/01/27 03:45
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
男尊女卑思想の物語の神が、男が中心の正しい物語を作っていたところ、竹取物語の登場人物である二人の姫が暴走をはじめたため、他の物語の登場人物に転生させながら二人を懲らしめようとする話。
時代を象徴する源氏物語、平家物語、忠臣蔵、舞姫、蟹工船の世界を時代と共に巡りながら女性の在り方に反旗を翻す作品。
転生、物語改変、男女逆転などの流行り要素を加えつつメタ視点でごちゃごちゃにする感じが合わずにかなり読み飛ばした。
題材は面白そうなのにフェミニズムや同性愛のような社会問題を訴えてくる思想を感じて気持ち悪かった……。