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商品説明
人間のカラダ、生きもの、食べもの、身近な科学、社会のルール…。大人たちもかつてはフシギに思った「なんで?」を集め、わかりやすく解説。子どもの疑問に答えることはもちろん、クイズのように出題して親子で楽しめる。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
子どものさまざまな疑問にわかりやすく解説。大人も楽しめる雑学満載の1冊。
2012/06/22 15:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:迷子の子猫ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、小1と中2の子どもたちの母親として、子どもたちの<なぜ? どうして?>と物事に、興味や関心を持ったときこそ、好奇心や探究心を伸ばす絶好のチャンスだと思っている。この本は、「私たちのカラダ、生きもの、食べもの、身近な科学、ことば、社会のルール・・・・・・など、大人たちもかつてはフシギに思った「なんで?」を集め、わかりやすく解説」。子どもの好奇心への扉を開き、親子で楽しめる「知」への冒険に出発しよう♪
【1「からだ」のおもしろい話:カサブタをめくりたくなるのは、どうして?/他、26のギモン】、【2「顔・あたま」の盛り上がる話:おじいさんの眉毛は、なんで長~くなるの?/他、21のギモン】、【3「生きもの」のフシギな話:盲導犬は、信号の色がわかるの?/他、22のギモン】、【4「食べもの」のおいしい話:チョコレートは“ニキビの元”ってホント?/他、11のギモン】、【5「科学・数字」のおどろきの話: 6種類のガチャポンを集めるには何回やればいい?/他、24のギモン】、【6「世の中」の興味しんしんな話:競技中にオシッコがしたくなったら?/他、21のギモン】、【7「心理・ことば」のなるほどな話:おばあちゃんの名前にカタカナ2文字が多いのは?/他、21のギモン】、【8「ものの始まり」の気になる話:昔の男の人は、なんで“マゲ”を結っていた?/他、13のギモン】と、親子で楽しめる雑学満載。
【1、カサブタをめくりたくなるのは、どうして?】は、子どもによく聞かれて困っていた疑問の一つ。カサブタは見た目が悪いが、「カサブタは血が固まったもので、出血を止め、傷口から入ったバイ菌をやっつけるための大切なはたらきをする」という役割がある。カサブタがかゆくなるのは、「ケガをした皮膚の下に、新しい細胞が生まれ、その細胞から、“ヒスタミン”という成分が出てくるから」だという。“ヒスタミン”とは、皮膚の浅いところにあるかゆみの神経に直接はたらきかけるために、どうしてもかゆくなるそうだ。だが、最近の研究では、傷口によっては、カサブタをつくらせず、湿った状態を保ったほうが傷の治りが早く、傷跡も目立ちにくいことがわかっているという。子どもと一緒に<なるほど~>。
私の祖母の名前は<アヤ子>。祖父は漢字なのに、なぜ祖母はカタカナなのか、不思議に思っていたが、【7、おばあちゃんの名前にカタカナ2文字が多いのは?】に答えがあったのだ。平安時代以降、カタカナはおもに女性が使う文字として使われていて、明治時代は男尊女卑の風潮が強く、女性には男性のような漢字を使った立派な名前は不要と考える家が多かったという。今の時代では考えられないが、昔の女性の立場が見えてくるようだ。
「子どもの「なんで?」は好奇心の扉」と著者は言う。本書という扉を開けば、不思議なことや疑問の答えがわかる。答えがわかると、「知るよろこびにめざめる」ものだなあ、と再認識。