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- カテゴリ:研究者
- 発売日:2021/09/16
- 出版社: 御茶の水書房
- サイズ:23cm/261,4p
- 利用対象:研究者
- ISBN:978-4-275-02149-6
- 国内送料無料
紙の本
近代的知性の迷妄 心情の美徳の喪失 続/論文・評論集(文芸篇)
著者 矢島 杜夫 (著)
近代になって理知の世界が宗教や道徳心等の心情の世界の枠を破り、理知の仮面を被った「自我」が横暴を極めるようになった−。「近代的知性の迷妄と心情の美徳の喪失」を意識した論考...
近代的知性の迷妄 心情の美徳の喪失 続/論文・評論集(文芸篇)
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商品説明
近代になって理知の世界が宗教や道徳心等の心情の世界の枠を破り、理知の仮面を被った「自我」が横暴を極めるようになった−。「近代的知性の迷妄と心情の美徳の喪失」を意識した論考をまとめる。「近代民主主義の罠」の続篇。【「TRC MARC」の商品解説】
本書は根底に「近代的知性の迷妄と心情の美徳の喪失」を意識して執筆した。年を経るとともに、いかに心情の世界が人生にとって重大であるかということがひしひしと感じられ、またこの世界が不当にも物質的な科学・技術的な知性の世界によって圧しつぶされているのかを問題にしたかったのである。まさに「人類は、自ら為し遂げた進歩の重荷の下で、半ば圧しつぶされて呻吟している」と言うベルクソンの言葉が現実味を帯びてきているのである。(「はじめに」より)【商品解説】
目次
- 第一章 パスカル考
- 第二章 ポール・ヴァレリー --文明批評を中心に--
- 第三章 ベルグソン --精神(心)と身体(物)
- 第四章 近代的知性の迷妄と心情の美徳の喪失
- 第五章 ドストエフスキーと宗教 --「理知の世界」と「心情の世界」との葛藤
収録作品一覧
パスカル考 | 3−28 | |
---|---|---|
ポール・ヴァレリー | 29−67 | |
ベルクソン | 69−86 |
著者紹介
矢島 杜夫
- 略歴
- 1947年生まれ 國學院大學大学院経済学研究科修士課程修了 専攻は社会思想史 経済学博士
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