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- カテゴリ:一般
- 発売日:2020/03/27
- 出版社: アジア経済研究所
- サイズ:21cm/203p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-258-29056-7
紙の本
変容するASEANの商業銀行 (アジ研選書)
著者 三重野 文晴 (編)
2017〜2018年度に実施された「東南アジアにおける商業銀行部門の変容と現状」研究会の成果。マクロの金融環境や地域横断的な視点からASEANの商業銀行部門の変化を分析し...
変容するASEANの商業銀行 (アジ研選書)
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商品説明
2017〜2018年度に実施された「東南アジアにおける商業銀行部門の変容と現状」研究会の成果。マクロの金融環境や地域横断的な視点からASEANの商業銀行部門の変化を分析し、タイ等の現状を詳しくとりあげる。【「TRC MARC」の商品解説】
アジア金融危機から20年が経過した。この間、経済システムの中核にありアジア金融危機の震源となった金融システムも大きな形態変化をとげてきた。2010年以降は、この流れの中でさらに新しい動きが顕著になっている。合併で大規模化して足腰をかためたシンガポール、マレーシア、タイなどの有力銀行の中には、自国を越えてASEAN全域に活動拠点を広げるものが現れている。また、2000年代半ば以降には欧米系外国銀行のプレゼンスが下がる一方で、長い金融不況から回復した日本のメガバンクの活動が再び活発化しつつある。また、中国、台湾、インドなどの他のアジア系の外国銀行も存在感を強めはじめている。
本書の目的は、2000年代以降のこのような環境変化の中で、ASEANの商業銀行部門が見せてきた変容を、実物経済の変化との関係にも留意しながら実態を吟味して、その意味するところを考えることである。【商品解説】
目次
- まえがき
- 第1章 序論-ASEAN の商業銀行の変容-/ 三重野 文晴
- 第1節 はじめに
- 第2節 ASEAN商業銀行部門の近年の変容-その背景-
- 第3節 ASEAN商業銀行部門の近年の変容-要点-
- 第4節 本書の構成
- 第2章 国際経済環境の変化とASEANのマクロ経済動向 / 国宗 浩三
- はじめに
収録作品一覧
序論 | 三重野文晴 著 | 1−21 |
---|---|---|
国際経済環境の変化とASEANのマクロ経済動向 | 国宗浩三 著 | 23−51 |
財務指標によるASEAN商業銀行の特徴の分析 | 濱田美紀 著 | 53−77 |
著者紹介
三重野 文晴
- 略歴
- 三重野 文晴 京都大学東南アジア地域研究研究所教授
国宗 浩三 関西学院大学国際学部教授
濱田 美紀 アジア経済研究所開発研究センター主任研究員
金京 拓司 神戸大学大学院経済学研究科教授
清水 聡 株式会社日本総合研究所調査部主任研究員
芦 宛雪 京都大学東南アジア地域研究研究所連携研究員
柏原 千英 アジア経済研究所開発研究センター主任研究員
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