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- カテゴリ:一般
- 発売日:2021/09/11
- 出版社: 朝日出版社
- サイズ:19cm/202p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-255-01249-0
読割 50
紙の本
一人飲みで生きていく
著者 稲垣 えみ子 (著)
必要なのはちょっとした勇気だ! さりげなく一人飲みができるようになりたい著者が、徒手空拳で一人飲み修行を繰り返し、ついに「極意」を摑むまでの体験を綴る。『東京新聞』『中日...
一人飲みで生きていく
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商品説明
必要なのはちょっとした勇気だ! さりげなく一人飲みができるようになりたい著者が、徒手空拳で一人飲み修行を繰り返し、ついに「極意」を摑むまでの体験を綴る。『東京新聞』『中日新聞』連載を改題、加筆修正し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「いいですよ、一人飲み。人生が変わりますよ!」
―「ほんとですか?」
人見知りでも、話がうまくなくても、いいお店を知らなくても大丈夫。
「持たない暮らし」でおなじみイナガキさんが会得した、一人でも楽しく飲み食べるための振る舞いかた。「一人飲みの極意12か条」も収録!
初めての店に入り、カウンターに座る。それだけで、あなたはもう一人ぼっちではない。
気が向いた時に一人でふらりとどこかの店に入り、行きずりの人たちの中に紛れ込んで、周囲にそこはかとなく受け入れてもらい、自分も周囲の人を受け入れながら、ただの無名の人間としてリラックスしてその時間を楽しむだけである。
それだけで、腹も心も十分満たされるはずだ。自分は一人だけど一人きりじゃないんだと、腹の底から感じることができるはずだ。というか、人付き合いなんて、人生なんて、案外それで十分なんじゃないだろうか。インスタのフォロワーがゼロだろうが、フェイスブックの投稿に誰も「いいね」を押してくれなかろうが知ったことか。隣の見知らぬ酔っ払いと一瞬会釈し、ひと時の暖かい食事の場を共にすることさえできれば、案外その後しばらく元気に生きていけたりする。それがわかれば、人生は随分と楽チンである。
(本書より)
「一人飲みの極意12か条」(抜粋)
・一人客用の席に座るべし
・間が持たなくなってもスマホをいじってはいけない
・最初の酒は素早く注文すべし
・食べた(飲んだ)後は、店の人に感謝を込めてひとこと感想を伝えるべし
・まずは、カウンターの向こうにいる店の人と会話を始めるべし ほか・・・・
スマホの向こう側の誰かじゃなく、目の前の人と繋がる術。
仕事帰りに、出張先で……いい感じの店で飲みたいと思っても勇気が出なかった私。一念発起し目指すは「車寅次郎」、失敗をしながらも、店になじみ歓迎される「一人飲みの作法」を見いだすうちに気づいたのは、一人飲み=社会に自分の居場所を作り出すコミュニケーション術だということ。大金も情報も人脈もない、ただの私のままで受け入れてもらうには。世の中で孤立しないために、誰でもできる身近な解決法を伝える一人飲みエッセイ。【商品解説】
著者紹介
稲垣 えみ子
- 略歴
- 〈稲垣えみ子〉1965年愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒。元朝日新聞社論説委員、編集委員。著書に「魂の退社」「寂しい生活」「人生はどこでもドア」など。
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紙の本
今こそ必要な本
2021/09/27 11:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一人でお酒と料理を楽しめるのは、大人の醍醐味だ。
できるようになりたい。
さすが、稲垣さん。指南書を書いてくれた。
出かけっらい、人に会いに行きづらい今だからこそ、近所に短時間だけ一人で行っても一人ではない空間を持っていたい。
紙の本
お店の人の意見も面白かった
2022/12/21 00:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒグラシカナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともと一人で飲みに行くのが平気な方なのですが、
この本を読んで余計に楽しみが増えたというか、楽しみ方の
幅がもう少し広がるような感覚になりました。
それから、お店側の一人飲みのお客さんに対する意見も
少し書かれていて、興味深く面白かったです。
文章が読みやすかったのも好印象でした。
紙の本
寂しさに弱い、今の人たちに送る、著者さんなりの「寂しさとの付き合い方」
2021/12/14 02:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オカメ八目 - この投稿者のレビュー一覧を見る
寂しさって、嫌がって無視すればするほど、逆説的だが、まとわりついて来る。 寂しさのド素人ほど「寂しさなんか、ヤカマシくしてブッ飛ばせ!!」とばかりに調子に乗って、周囲からハナツマミになったりして、もっと寂しい目にあったりする。ーーーその「構造」を分かるのも大変だが、それを知らないと「全開バリバリダゼ〜〜〜〜〜ッ!!」みたいに、いつまでも、暴走し続ける。ーーー詳しくは書かれて無いが、読むと、そんな、かつての「暴走」のあとが、チラチラと出てくる。 そして著者は、徐々にそんな「族」の様な状態から、自ら学んで『控えめ』と言うキーワードを頼りに成長してく。ーーー更に、寂しさの中で、楽しむ術(すべ)を手にしていく、一種「成長記録」。
紙の本
一人飲み
2021/12/10 20:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:グラナダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前、何冊か読んだ著者の本と比べて、内容が少し薄いような印象が拭えない。そもそも私自身、一人で店に入ること自体、なんの苦にもならないことが影響しているのかも…。