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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.4 216件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/10/01
  • 出版社: 朝日出版社
  • サイズ:19cm/362,36p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-255-00613-0

紙の本

暇と退屈の倫理学 人間らしい生活とは何か?

著者 國分 功一郎 (著)

【紀伊國屋じんぶん大賞(2011)】何をしてもいいのに、何もすることがない。だから、没頭したい、打ち込みたい…。でも、ほんとうに大切なのは、自分だけの生き方のルールを見つ...

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暇と退屈の倫理学 人間らしい生活とは何か?

税込 1,980 18pt

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商品説明

【紀伊國屋じんぶん大賞(2011)】何をしてもいいのに、何もすることがない。だから、没頭したい、打ち込みたい…。でも、ほんとうに大切なのは、自分だけの生き方のルールを見つけること−。豊かな社会の中でどう生きるか。「退屈の苦しさ」などを考察する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

國分 功一郎

略歴
〈國分功一郎〉1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学経済学部准教授。専攻は哲学。著書に「スピノザの方法」など。

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著者/著名人のレビュー

痛ましい労働に耐えて...

ジュンク堂

痛ましい労働に耐えて人々が手に入れた〈暇〉を、フォードは、飽く迄も生産性の向上のために監理し、文化産業は、人びとの〈余暇〉を自らの草刈り場とする。〈余暇〉は、決して資本の外にあるわけではない。
 そもそも、古く狩猟を中心とした遊動生活から農耕を中心とした定住生活へのいわゆる「定住革命」以来、人類は、〈暇と退屈〉に悩まされてきたのだ。
すべての生物は別々の時間と空間を生きているというユクスキュルの「環世界論」を受けて、ハイデッガーは、人間は環世界から自由であるが故に〈退屈〉するのだと論じる。
だが、そもそも人間は、ものを考えないですむ生活を目指して生きている。考えてばかりでは生きてはいけないからだ。そうして習慣を創造し、環世界を獲得して、〈退屈〉に苛まれるようになる。
しかしある時、その環世界に何か新しい要素が「不法侵入」してくる。その時、人は考えざるを得ない。そして、やがて再び人間的な生へと戻っていく。そうした往還運動の中に、人間的自由の本質があり、ささやかながら確かな希望がある。
軽やかな語り口で人間存在の深みに迫る本書が、ぼくの環世界に「不法侵入」してくれたことを、歓迎する。

書店員レビュー

ジュンク堂書店那覇店

人々の暮らしが豊かに...

ジュンク堂書店那覇店さん

人々の暮らしが豊かになり、金銭的・時間的に余裕ができると、自分の好きなことをして時間を過ごすことができ、一見幸せなことのように思える。しかし果たしてそれは本当に喜ばしいことなのか。余裕=暇を本当に有意義に感じ過ごしている人はどれくらいいるのか。何をして過ごしたらいいのか分からないと感じる人もきっと多いのではないだろうか。
この本は、哲学・思想の古典を引用しながら、明解な文章で人は暇のなかでいかに向き合い、生きていくべきかということを考えさせてくれる。
人文書担当

ジュンク堂書店高崎店

みんなのレビュー216件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

「退屈」は人間の自由の証しか?

2011/11/03 19:13

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:碑文谷 次郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

長年、「暇=退屈」と思ってきたが、哲学者はそう単純には考えないものだ、ということが分かる本。ハイデッガーの分類に従い、「退屈」には「暇があって退屈している」状態の第1形式と、「暇がないが退屈している」状態の第2形式があり、人間はおおむねこの第2形式の退屈を生きている、というのが先ず本書前半の幹となる考察である。この幹に至るまでに、本書前半で著者は一万年前の人類に起こったという大変化(遊動生活から定住生活へ)の中に「退屈」の発生源を見出し、「退屈」の正体を突き止めようとパスカル、ルソー、マルクス、ガルプレイスなどの論考のみならず、フォード大量生産方式や映画「ファイトクラブ」などにも言及する。その説明は「退屈」の解明に向かって手際よく、説得力を持つ。そして、著者自身「退屈論の最高峰」と位置付けるハイデッガーの『形而上学の根本諸概念』をベースに「退屈」の考察を深めることによって、人間が「正気」で生活していくとは、「気晴らし」と「退屈」とが絡み合った上記第2形式を生きることではないかーと、人間の生の本質に迫るハイデッガーに共感を寄せる。

本書後半は、そのハイデッガーの結論ー人間は退屈できるからこそ自由である。だから決断によって人間の可能性である自由を発揮せよーへの疑問が提示されるところから始まる。ハイデッガーは人間を動物から何とか区別しようと腐心しているのではないか?と考える著者は、日向ぼっこするトカゲ、哺乳類の血を吸うために18年間待つダニ、満腹になるまで延々と蜜を吸うミツバチの行動を分析しつつ、彼らが一つの環世界に浸っていることが得意であることを丁寧に検証する。一方、人間もこれら動物と同じく各人固有の環世界を生きているが、一つの環世界にとどまってはおられず、環世界間を自由に移動する存在であり、その自由こそが人間の退屈の根拠であることを説く。我々人間は、そういう人間であることを楽しみ、時として、トカゲやダニにように「動物」になることを待ち構える存在である、と。

確かに「退屈」は人間の自由の証しかもしれないが、毎日毎日、時間に追われる身からは、「退屈」な時間とは贅沢以外の何物でもない。一度、徹底的に「退屈」な一日を過ごしてみたいと思っていたが、どうやら「退屈」も遭遇してみると、なかなか厄介な荷物らしい。”時の経つも忘れる”ということは、人間にとっては最も幸せな時間かもしれないと思った。



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紙の本

「俺」の悩みを深堀りした一冊

2012/02/12 08:43

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:わ☆たぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る

暇と退屈は、人類が遊動生活から定住生活に移行せざるを得なくなった一万年前からの問題なのだそうです。この大きな問題が、哲学的な知見のみならず、人類学、経済学、社会学などにも言及され、パスカル、ラッセル、ガルブレイスなどの考察も、結構ボコボコに突っ込まれて、否、批判的に検証されています。ワタシのような素養のない者にも、その先賢の権威に惑わされること無く、難解な言い回しをせず平明な言葉で考えてみることが大切だと勇気付けられました。
“退屈論の最高峰”(P198)ハイデッガーを論じた第五章は、個人的には少々難解でありましたが、「暇」と「退屈」を4つの類型に分けて検討し、読者をハイデッガーの結論へと読者を導きます。また、巻末にある36ページに及ぶ注も、読み応え充分。
“倫理学とは、いかに生きるべきかを問う学問”(P338)なのだそうです。我々が、暇と退屈から逃れられない以上、手にとってみるのによい一冊だと思います。

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紙の本

教育というプロセスの実践

2012/02/02 17:33

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:hharu - この投稿者のレビュー一覧を見る

“結果よりプロセスの方が大事”といったことを述べる本はいろいろあるわけだが、それを自らここまで実践してみせた書物は珍しいのではないか。著者も書いているように、本書の「結論」だけを読むことにはあまり意味はない。1ページ目から順に読んでいき、著者と一緒に考えていくプロセスじたいが醍醐味となるように書かれており、その意味でも正にこれは「教育的」な書物と言える。
内容としては盛り沢山だが、例えば、論じられている「浪費」と「消費」の区別というのは、「財」と「サービス」の区別に通じると思う。とすれば、無限に消費されるだけのサービスではなく、提供することが楽しみでもあるサービス(ボランティア?)というものが、やはり重要になる気がする。
ところで、本書で批判の対象の一つになっているハイデガーの「決断」という言葉は、創文社のハイデッガー全集『形而上学の根本諸概念』では「自己封鎖解除即決断」と訳されている。「鍵をあけて開く」という語源や、「自分を開く」という意味を訳語に反映させるために、このような異様に長い訳語を作ったらしい。つまり単純な「決断」ではないので、そうした点も踏まえて再読してみたいものだ。

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紙の本

納得のいかない余暇論

2018/05/14 14:51

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:病身の孤独な読者 - この投稿者のレビュー一覧を見る

評者は、現代社会における時間の重要さについて認識しており、「暇」や「退屈」とはどのような状態であるのかについて興味がある。その中で本書に行き当たったが、評者自身の個人的な理解では、さまざまな哲学者の解釈が少しズレているところがあると思われる。特に、カントの解釈については意見が分かれそうなところである。そのため、評者は本書を高く評価することはできない。参考文献欄があるので、記載されている文献を参考にして「暇」や「退屈」について考察する方が重要だと思われる。

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紙の本

二流哲学者。

2023/05/12 09:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルを見てなかなか挑戦的な分野だと思ったし、何より自分が最近思い悩んでいたテーマでもあった。購入してみた。だが結論から言うと、内容はことごとく残念で、通読はしたものの、ただただ時間を無駄にした。なぜ残念だったかを3つ述べてみる。
 一つは、ところどころ本論に重要でない概念が長々と導入、説明され、大事な疑問点を軸に読み進めるのに必要以上の集中力と、思考の整理整頓が求められる。
 二つ目は、何の証明や裏付けもされないまま、仮説に過ぎないようなものが前提として話が進められていくこと。読んでいて、こちらが疑問に思ったり、それは少し強引ではないか?と思うような箇所がよくある。こういったアカデミックなテーマにおいては、まず避けたい初歩的な詰めの甘さだ。
三つ目は、著者が導き出した結論があまりに普遍的で当たり障りがない。まるで、「そんなことはみんな思ってるし、もう実践してるんだよ!」と言わずにいられないような薄い提案である。だったら最初から読まなければ良かった。ただそう思った。
 以上が残念だった項目である。非常に厳しいレビューであることは認める。テーマが哲学ゆえに、さまざまな角度や分野からの研究と考察を求めらる性質であるので、難しいことであるのも十分理解するが、著者は哲学を哲学でやって満足してるように思える。二流だ。おそらくこの本に興味も持つような人は本がそれなりに好きで、勉強することも好きな人だと思う。ただこの本はそのような人達には今更読む必要のない本だと私は思う。

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2011/10/21 01:41

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2011/12/28 23:55

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2011/11/18 00:34

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2012/02/13 20:18

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2011/11/06 22:11

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2012/06/10 00:36

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2012/02/04 23:41

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2011/11/20 23:07

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2012/03/08 01:33

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2012/10/02 23:37

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