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- カテゴリ:一般
- 発売日:2008/11/19
- 出版社: 朝日出版社
- サイズ:21cm/95p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-255-00451-8
紙の本
オバマ演説集 対訳 (The Speeches of Barack Obama ことばの力永久保存版)
著者 オバマ (述),『CNN English Express』編集部 (編)
ケネディを超える感動。歴史はこの演説でつくられた! 伝説の「基調演説」から「勝利演説」までを、「英−日」完全対訳と詳しい語注付きで掲載。CDには臨場感あふれる生の音声を収...
オバマ演説集 対訳 (The Speeches of Barack Obama ことばの力永久保存版)
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商品説明
ケネディを超える感動。歴史はこの演説でつくられた! 伝説の「基調演説」から「勝利演説」までを、「英−日」完全対訳と詳しい語注付きで掲載。CDには臨場感あふれる生の音声を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
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著者/著名人のレビュー
世界中を感動の渦に巻...
ジュンク堂
世界中を感動の渦に巻き込んだ、史上初のアフリカ系米国大統領バラク・オバマ氏の大統領選挙勝利演説。オバマ氏がこれだけの支持を集めた理由のひとつに、英語を得意としないアメリカ移民にも解りやすいように、平易な英語を使ったことが挙げられます。その英語原文と和訳の対訳である本書は、誰もができると勇気づけられた「変革」を生で体験することができます。
紙の本
あなたはオバマで泣いたか。
2009/01/10 15:37
9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:和泉潤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく売れている本だそうなので、言う必要もないことなのかもしれないが、私はアメリカとか大統領とかあまり関心がなく、オバマ氏は「自分のうちのベランダからは見られない対岸の花火の音」みたいな存在だと思っていた。「あえてこっちから行かなくてもいっか」、みたいな。だがこの本とCDを聞いた時、とくにAudacity of Hopeスピーチでちょっと涙が出てきてしまい、びっくりした。
たぶんオバマ氏は「希望の本質」みたいなものをすごく考えてスピーチを作っているのだと思う。他人の、対戦候補の、仮想敵国の批判をするだけなら簡単にできる。そうではなく、何が必要で、何が人を勇気づけるか、そういうことを考えて練りに練ったことば、選びに選んだ声と姿勢で話をしているのが伝わってくる。スピーチが芸術の一つであるというのが、このCDを聞くとよくわかる。
普通の人々が理解できなければスピーチとして力をもたないので、わかりやすい言い回し。高校生くらいの英語力があればわかります。わからなくても繰り返し聞いても苦痛ではないし、発音の勉強になります。勉強にならなくても英語嫌いでも、伝わってくるものは、善意とか、希望に満ちた何かです。これで1050円ならいうことない。1月21日の就任演説も楽しみです。
紙の本
言霊の宿るということ
2009/01/18 05:42
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くにたち蟄居日記 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これを聴いていて つくづく「演説の力」を感じたところだ。
日本では 聴いていて震え上がるような演説を聞くことは 少ない気がする。というか個人的には記憶がない。一方 今回 本書で オバマ次期大統領(本日現在)のスピーチを聴いていると 米国人でもなければ 黒人でもなく、英語が母国語でもない 自分にして 正直感動してしまうくだりが多かった。CDで聴いていて この迫力である。当日現場で聴いた聴衆の興奮ぶりは想像に難くない。
言葉の力というものがある。日本にも 言霊という文化がある。言葉に宿る霊力だ。演説の力の中心部は やはり言葉の持つ力だ。人と人とのコミュニケーションの大半を言葉に負っている人間という生き物を見るにつけて その言葉をどのように使うのかには もっともっと自覚的であるべきだろう。オバマ次期大統領が 歴史的にみても屈指の演説家であると評価されるとしたら それは 彼のバリトンの声、巧みな繰り返しもあろうが 何より 「言葉の力」を駆使しているからだと思う。
振り返って 日本語という 非常に豊かな言語を持っている僕らが どうなのかということだ。日本語で 震え上がるような演説を聞きたいと強く思った。
紙の本
CDから響く オバマさんの声に惚れ惚れ…
2008/12/31 11:54
9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
六年ぶりの東京でした。
有楽町は交通会館の最上階にある展望回転レストランで食事をしたあと、一階の本屋さんに立ち寄り、そこで求めた一冊。
ビーケーワンの書評を見て、これは買おうと思っていました。
店頭で見れば、売り上げナンバーワンの位置に。
そうそう、これこれ!
身長150センチちょっとの私には少し高い位置にあるナンバーワンのこの本を背伸びして取りました。
オバマさんの臨場感あふれる生の音声が、びしばし響きます。
まさに歴史を変えたその一瞬に立ち会ったような…。
ことばの力をつくづく感じさせられます。
娘と聞きながら、惚れ惚れしています。
伝説の「基調演説」から「勝利演説」まで収録。
その中でも二人そろって特に好きなのは
勝利演説「アメリカに変化が訪れた」の中での、二人の娘さんたちへのメッセージ部分。
☆サーシャとマリア、 君たちには想像もつかないほど、お父さんは君たちふたりを愛しているんだ。 それで、君たちには新しく飼う子犬をあげることにしたから、ホワイトハウ スに一緒に連れて行こうね。☆
「the new puppyって、どんな犬かなぁ~」
犬が飼いたくてたまらない娘は興味シンシンです。
聞いていて、力がわいてくるようなオバマさんの力強い声!この年末年始はオバマさんと共に、のわが家です。
紙の本
CD付演説集
2008/12/07 22:55
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:CAM - この投稿者のレビュー一覧を見る
新大統領の基調演説(2004年7月27日)、指名受諾演説(2008年8月28日)、勝利演説(2008年11月4日)等を収めたCD付演説集である。スピーチの名手と言われる新大統領の演説を手軽に聞けることはうれしい。
演説の中では、金融危機を含む経済問題については、指名受諾演説で、税制、自動車メーカーによる低燃費車製造のための設備更新支援、新エネルギー源投資などについて少し触れている程度であるが、報道によると、
>オバマ次期米大統領は12月6日、週末恒例のインターネットとラジオを通じた演説で、自らの政権の経済再生計画の概要を明らかにした。「高速道路網を整備した1950年代以来、最大の公共投資を実施する」と述べ、約半世紀ぶりの大型投資を表明。公共建物のエネルギー効率の改善や学校、医療システムの近代化、高速・大容量のネット環境整備にも取り組む考えを示した。
ということである。新大統領は、指名受諾演説でも、歴代の民主党大統領としてはルーズベルトとケネディの名を挙げているが、上記の「1950年代以来、最大の公共投資を実施する」という計画は、フランクリン・デラノ・ルーズベルトのニューディール政策を意識したものであろう。ニューディール政策とは、それまでアメリカの歴代政権が取っていた古典的な自由主義的経済政策から、政府がある程度経済へ関与する社会民主主義的な政策へと転換したものであると理解してよいだろう。「ニューディール政策」について、『ウィキペディア(Wikipedia)』は、次のように解説している。
>これによってアメリカは景気回復を図り、1930年代中ごろには回復の兆しが現れたが、いち早く均衡財政へ回帰しようとする動きから、政策後退が起きたために1930年代後半には危機的な状況へ陥り、また政策のいくつかが最高裁で違憲判決が出た。以後、本格的な景気の回復は第二次世界大戦による軍需の増加を待たねばならなかった。実際、1941年の第二次世界大戦参戦以降は軍需の増大によってアメリカ経済は回復した。このため、ニューディール政策が成功したのかどうかについては賛否両論が有る。近年では太平洋戦争が無くても成功したのではないかという意見と、最初から太平洋戦争の開戦が無ければ成功しえない政策であったという意見が対立し、議論の対象になっている。
今回の金融危機、経済危機、BIG3問題の帰趨は米国の国防政策に影響してくることは必至であり、日米安保条約の今後にも当然ながら大きな変化を及ぼしてくることは必然であろう。 新政権が具体的にどういう政策を打ち出してくるのか、我々は不安と期待をもって見守らざるをえないところである。
そうした中で、本書はタイムリーな出版である。これで1,050円というのは極めてリーズナブルだと思う。
紙の本
アメリカ合衆国への期待
2009/05/26 21:49
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
オバマ演説集 朝日出版社
わたしの英語力はたいしたことはありません。英検2級とTOEIC(トーイック、満点は990点)は650点程度です。39歳から9年間ほど仕事の合間に英会話学校に通いましたが、それが限界でした。もっと早く20代からでもやっておけばモノになっていたのにと後悔しています。日常会話程度ならできますが、この本に添付されていたCDのように演説とか会議の説明とかになると単語は聞き取れるものの意味をとる(理解する)ことはできません。留学とか海外で育ったとかの経験が必要になるのでしょう。
現実を的確に捉えてごまかしのない演説内容となっています。2004年の大統領選挙では、ケリー候補が民主党から立っていました。そのときにオバマ氏が応援演説をしていたことをこのCDで初めて知りました。
本音で語る。黒人父と白人母との間に生まれた。貧困生活を経験している、生活で苦労を味わっている。アメリカはひとつと訴える。わかりやすい文節を繰り返す。メッセージは明快です。
わたしがアメリカ合衆国に望むことがふたつあります。ひとつは、人類の中でアメリカ人が一番偉いと思わないでほしい、オバマ氏が平等と訴えるように、アメリカ人は世界の一員でしかないと自覚して欲しい。もうひとつは、争いごとを武力で解決しようとしないで欲しい。
彼が来日するときに迎える日本の総理大臣はどなたになるのでしょう。日本も転換期が近づいてきているようです。オバマ氏は祖父母から始まって、両親、妻子も巻き込んで選挙戦を戦ってきました。彼は神を中心に置き、平等と権利と自由を訴えています。貧困な庶民の小さな話題が次々と登場します。底辺の生活が向上すればおのずと中産階級の生活もよくなる。それは障害者の暮らしやすい街をつくれば、病人やお年寄りも暮らしやすくなるということとあい通じています。
大統領の受諾演説では、今までの8年間よりもこれからは良くなると言い切っています。それは「希望」を象徴するメッセージです。彼をアメリカ大統領に押し上げたのは巨大な数の力です。内需拡大のための減税を行う。10年後には、中東への石油依存をやめる。それはエネルギーの転換を意味します。しばらく前から、車が売れない現象が続いています。今は、環境に負荷をかけない格安の車を売り出すチャンスです。彼は、イラクからは撤退すると述べています。演説の中にゲイが登場するのは外国ならではの表現です。勝利は自分のためのものではなく、あなたがたのためのものですと言ってくれるのは、選挙民にとってはうれしい応援と感謝です。アメリカ国民は彼に自分に利益をもたらしてくれるという希望を委託しました。アメリカ合衆国大統領は世界の支配者ではなく、アメリカ合衆国国民の税金を預かって、国民のために運用することを委託された人になったのです。