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  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 76件
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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.1
  • 出版社: 朝日出版社
  • サイズ:19cm/327p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-255-00412-9

紙の本

死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

著者 森 達也 (著)

【JCJ賞(2008年度)】生きていてはいけない人って、いるのだろうか。多くの人が死刑から目を逸らし続けるが、僕は直視を試みる。できることなら触れてみる。さらに揺り動かす...

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死刑 人は人を殺せる。でも人は、人を救いたいとも思う

税込 1,760 16pt

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商品説明

【JCJ賞(2008年度)】生きていてはいけない人って、いるのだろうか。多くの人が死刑から目を逸らし続けるが、僕は直視を試みる。できることなら触れてみる。さらに揺り動かす…。死刑をめぐる3年間のロードムービー。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

森 達也

略歴
〈森達也〉1956年広島県生まれ。映画監督、作家。ドキュメンタリー映画「A2」で山形国際ドキュメンタリー映画祭の審査員特別賞、市民賞を受賞。著書に「放送禁止歌」「職業欄はエスパー」など。

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みんなのレビュー76件

みんなの評価4.2

評価内訳

紙の本

私たちは、あまりに何も、しらな過ぎる。

2008/04/24 13:01

12人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

死刑とは何か?必要か?存続すべきか?
私は命は大事と子供の頃から言われてきた。殺人を含め犯罪は社会的規範を逸脱する行為として禁止され、犯したものは罰せられる。これは社会的生物である人間にとって存続するための最低条件だ。刑罰というものを客観的歴史的に考えると、そうなる。しかし森氏は客観論と感情論とに揺れながら、それでも答えを探し続けている。
ニュースでも大きく報じられた死刑判決が記憶に新しい今、過不足無い刑というものをもう一度われわれメディア受放者も重く見つめなおすべきだ。

生命を絶つ刑罰 国家による殺人 共同体の規範を守るためのシステム

執行人(刑務官)、教誨師、裁判官、弁護人、存置派と廃止派、被害者遺族と加害者、政治家・・・森氏の取材対象は幅広く、その度に死刑の印象も定義も変わる。死刑とは何か、誰がその死を背負うのか?答えは定まらない。
他作品でもいえることだが、森氏は再三世間の声に対して「主語がない」と指摘する。我々はメディアの部分的事実をたやすく信じ、騒ぎ立てるがその投げかけはどちらも一方通行だ。その根拠は空っぽだし投手も捕手も見つからない。私たちは「死刑」という最重刑すら何もわかってはいない。

刑罰とは、罪を犯した者が負うべき贖罪の代価である。しかし同時に謝罪とは、命とはどう量れるというのか?罪=罰、罰=謝罪=許しとなるなら、殺人=死刑=許しといえるのか? そんな単純な図式すら考えもしなかった。
すべてはメディアの向こう岸、他人事でしかない。

我々は、何を知っているのか?私たちはあまりに何も、知らな過ぎる。

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紙の本

死刑、このややこしいモノ

2008/09/09 11:51

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちひ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 人を殺した人間はどう裁かれどう罰されているのか。そしてそのことはわたしたちにどう受容されているのか。わたしたちはそれについてどう思い、どう考えているのか。
 
 章立てによる明確な「角度」の設定はないものの、死刑にまつわる人々の思いについて多角的に論じている。
 
 傾向として常に少数派の立場から世界を見がちな森達也の著作なので、全編にわたって死刑廃止派の論調で進むのかというと、‥‥そう簡単ではない。
 
 著者は自分で資料を集めて考えるだけではなく、存置派・廃止派、いろんな人に意見を聞きに行く。会えない場合は文書で質問し、回答を得、それを本文で紹介するだけではなく、非常に濃い密度で自ら受容し、煩悶し、悩む。インタビューを受ける側の意見がレコーダの前で揺れるのだ。聞き手の森が揺れないわけがない。読む我々が揺れないわけがない。
 
「近年の日本においては特に、発達したメディアを媒介にして、被害者遺族が抱く応報感情への第三者の共鳴が拡大しつつある(他国に比べて日本のメディアは、殺人事件を報道するパーセンテージが突出して高い)。これもまた裏返しの不安と恐怖の表れだ。価値や規範を可視化できない個々の苛立ちや恐れが、絶対的な正義の存在を希求する。人は規範に従いたい生きものなのだ。規範がないのなら無自覚に作り出す。そんな究極の規範が、この世界のどこかに存在していてほしい。人はそう願う。
 これがこの国における死刑制度の本質だ。
 冤罪や誤判がこれほどに多いと言われても、社会防衛の効果は実はほとんどないと説かれても、この幻想の正義を崩壊させることに人は簡単には同意できない。そもそもそんな論理に、意味など最初から置いていない。だって怖くて不安なのだ。つまり論理ではなく情緒。だからこそずっと、水掛け論が続いている。
 ならば僕は、論理から情緒を引き剥がすことを試みる。」(p.243)
 
 本がここまで進んでこのような語りが出てくる(そしてまだまだ進んでいく)ということは、この本はたしかに「死刑をめぐるロードムービー」(p.234)なのである。存置派・廃止派それぞれの意見や生き方を我が胸に引き受けて悩んだ上で、彼が最後に至る「結論」とは。
 
 2008年、日本ジャーナリスト会議賞受賞。

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紙の本

とりあえず死刑執行は止めて考えろ

2008/02/27 04:50

19人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:良泉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

死刑は廃止されるべきだ。
冤罪の場合に取り返しがつかない、などといった技術的な議論をとりあえず抜きにしても、単純に、国家が人間を殺すことが合法的に行われては、やはりまずい。
もともと国家や国家に含まれる司法の動きなんてものは、その時々の権力者の意志にかなり流されるはずだ。時の権力者の意向からいっさい離れた全く客観的な司法判断なんて絶対にありえない。つまり、そこまで信用できなくって仕方の無いものだと思っている。
私には、無条件に国家に隷従する意志なんてかけらも無い。ということは、いつ国家の主流を為す人たちと敵対関係に入ることになるかもわからない。
そんなとき、客観的な判断のできない司法に合法的殺人の判断などされたら非常に都合が悪い。
死刑制度を残していれば、多分に時の権力者の主観的判断により、いつ自分や自分の愛する者の首に縄がかけられることになるかわかったものではない。
だから、やはり死刑は廃止されるべきだと思う。
犯罪被害者遺族の気持ちがわからないのか、というお叱りの言葉が想像できる。
わからないのか、と言われれば、わからないと答えるしかない。この本の著者も書いているように、そんな状況に本当に置かれたことがないのだから。
これ以上は想像で考えるしかない。多分、自分の愛する者が殺されたりしたら、間違いなく犯人を憎む。犯人に死んで償って欲しいと考えるかもしれない。そんな時の復讐心を否定するつもりはない。
それでもやはり、その復讐を国家の手によって下して欲しいとは思わない。と今は思う。
復讐しないと気が済まないのなら、それは自分の手でする。
しかし、私には殺人はできないと思う。その時、犯人が生きていたら、かなりつらいかもしれない。
それでもやはり、しつこいようだが、だからといって復讐の実行を国家に替わってしてもらうつもりはない。
存続派、廃止派双方とも、絶対的な自信を持って自論を語れる人が少ないのが、死刑制度の特長であろう。
死刑が宣告されるほどの犯罪事件では、加害側・被害側とも、当事者周囲の人も含めて、あまりにも究極的な精神状態に追い込まれる。それを、事件から離れた人たちが、そもそも客観的に論じようとすることにさえ無理がある。
しかし、その間にも、死刑が執行されていく。国家による殺人が為されている。
とりあえず、せめて死刑の執行を止めるべきだ。存続か廃止かなんて世間でもめている間に殺されていく人たちの命が、それではあまりにも軽すぎるから。

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紙の本

全ての日本人に読んでほしい本

2012/12/29 16:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tohma - この投稿者のレビュー一覧を見る

凄惨な犯罪、特に殺人事件が起こると、ネット上では「犯人を死刑に」コールが沸き起こるけれど、その声をあげている多数の人が死刑の実態については殆ど何も知らない。
それを思い知らされる本だと思いました。
日本という国で生きていくなら、全ての人が読むべき本だと思います。

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