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商品説明
ニュートリノが光速を超えた! 光速を超えるとどうなるの? アインシュタインの相対性理論がゆらぐ? もはやSFの世界に入っているといわれる現代物理学の最先端をわかりやすく紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
竹内 薫
- 略歴
- 〈竹内薫〉1960年東京生まれ。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。サイエンス作家。著書に「99・9%は仮説」「思考のレッスン」「超ひも理論とはなにか」など。
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書店員レビュー
現実にはあり得ない...
ジュンク堂書店岡山店さん
現実にはあり得ないと考えられていた“超光速ニュートリノ”が観測されたと発表された。門外漢にはピンと来ないが、研究者にとっては一大事だったらしい。これが本当だとすると、現代物理学の基である相対性理論が揺らいでしまうというのだ。
こういう話題は専門性が高い分だけ、分かりやすい部分だけに注目が集まって、本筋とは遠い場所で大騒ぎになってしまうもの(コンピュータ2000年問題がそうだったように思う)で、今回も一足飛びに「これでタイムマシンが実現可能に!」などと報じられてしまった。
そこでこの件について慎重かつ易しく解説するために緊急出版されたのが本書。
光速とは何か、それを超えるとはどういうことか、一体どういう実験だったのか、スピード違反(?)の犯人は誰だったのか、相対性理論はどう重要なのか、そしてなぜここからタイムマシンにつながってしまったのか……などなどを1つずつ積み上げながら、今回の発見の正しい姿を見せてくれている。
作者自身が文系向けと豪語しているだけに、興味本位で手にとっても充分に理解できるし楽しめる。年末ニュースのお供に是非オススメしたい。
自然科学担当 加藤