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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2011/10/14
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/453p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-380940-3

紙の本

007白紙委任状

著者 ジェフリー・ディーヴァー (著),池田 真紀子 (訳)

50年以上にわたって冒険小説のヒーローであり続けたジェームズ・ボンド、暗号名007。その新たな冒険行を、リンカーン・ライム・シリーズなどで知られるサスペンスの巨匠ディーヴ...

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007白紙委任状

税込 2,618 23pt

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商品説明

50年以上にわたって冒険小説のヒーローであり続けたジェームズ・ボンド、暗号名007。その新たな冒険行を、リンカーン・ライム・シリーズなどで知られるサスペンスの巨匠ディーヴァーが手がけたのが本書です。舞台を現在に移し、秘密兵器を開発するQ課が製作した特殊スマートフォンとワルサーPPSを手に、9.11後の世界を駆け回るボンド。スタイリッシュなボンドの言動に彩られたスピーディな展開というボンドものらしいストーリーに、“ドンデン返しの魔術師”ディーヴァーらしい巧妙なプロットが仕掛けられています。【「BOOK」データベースの商品解説】

【日本冒険小説協会大賞(第30回)】イギリスへの大規模な攻撃計画が6日後に迫っていた。イギリス諜報界から阻止作戦のミッションを受けたジェームズ・ボンドは、謎の男アイリッシュマンを追うが…。世界最高のヒーローに世界最高のサスペンス作家が挑む。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ジェフリー・ディーヴァー

略歴
〈ジェフリー・ディーヴァー〉1950年シカゴ生まれ。記者、弁護士を経て作家となる。著書に「ボーン・コレクター」「ウォッチメイカー」など。

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みんなのレビュー102件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

ディーヴァー版007は間違いなく一級品のエンタテインメント。

2012/02/07 12:14

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オクー - この投稿者のレビュー一覧を見る

 リンカーン・ライムシリーズなどの大人気作家ジェフリー・ディーヴ
ァー、彼がジェームズ・ボンドを書いた、となったら読まないわけには
いかない。イアン・フレミングの007は未読なので、オリジナルの雰囲
気がどれだけ活かされてるのか、どれだけ違うのかはわからないが、ニ
ュー007、とにかくおもしろい。ディーヴァーが人気なのは、展開の妙
とキャラクター作りのうまさに負うところが大なのだが、常に時代の最
先端を描いているのも大きな魅力の一つだ。それはこの007でも変わら
ない。今回は産業廃棄物、食糧問題、情報管理などなど、まさに時代の
問題をうまく取り込みながら、世界をまたにかけたボンドの活躍を描い
ている。舞台は、セルビア、母国イギリス、ドバイ、ケープタウン。こ
のセレクトもさすがだ。

 物語はイギリス政府が傍受した一通のメールから始まる。死傷者が数
千にも上る大規模な攻撃計画が進行しているというのだ。その日まで残
り5日。わずかな手がかりからボンドが動き出す。これ以上は書かない。
しかし、ディーヴァー得意のドンデン返しにつぐドンデン返しは健在だ
し、後味のいいラストも用意されている。そうそう、ボンドの父、そし
て母の隠された秘密が一部だが解き明かされていることも付け加えてお
きたい。もちろん、007らしく魅力あふれる女性が何人も登場する。こ
れは間違いなく一級品のエンタテインメントだ。

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紙の本

書籍「007 白紙委任状」期待値高過ぎ、やや消化不良

2011/12/24 14:50

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:soramove - この投稿者のレビュー一覧を見る

世界最高のサスペンス作家が、世界最高のヒーローを描いた。


「この組み合わせの新作の知らせをネットで見て
早速注文し、4日程で読み終えたが
感想はなかなか書かなかった、
あのディーヴァーが「007」を、そしてボンドを
いかに描くか、すごく興味を持って読んだが
ディーヴァーとしても「007」としても
及第点はクリアしてるが
だからと言って物凄く面白かった!ところまでは
全く到達していなかった、
やはり「007」という古典とも言うべき原作に縛られ
自由に発想できなかったのか」


イギリス政府通信本部が傍受した
死傷者は数千にも上ると見られる計画、
阻止すべくイギリス政府から緊急指令が
ジェームズ・ボンド、暗号名007にくだされた、
ミッション達成のためにはいかなる手段も容認される
「白紙委任状」が彼に渡された。


ワインに精通し洗練された身のこなしで
かつてのジェームス・ボンドを彷彿とさせるが
最近の映画のボンドはぐっと身近な存在でもあり
過去の恋を引きずり
巧みなガンさばきというより
拳と拳の肉弾戦も厭わない、
そんな映画のボンドとどうしても比べてしまうが
今度のボンドはその中間あたり、
人間味も感じるが
生い立ちを含めもうひとつ迫ってこない。


最新ガジェットも楽しみのひとつだけれど
今回はめぼしいところで特殊スマートフォンくらい
もっと近未来を予想させ、かつ
そんなのあり得ないだろって先進の技術で
遊びも欲しかった、
全てがソツなく予定調和気味で
職業作家が厳しい制約の中で
これまでの大筋と外れない「007」を作り出した
そんな印象を受けた。


ディーヴァーだから期待しすぎた部分もあるが
これが映画になったらまた違うのだろうな、
最近の「007」映画はシャープな映像と
肉体を駆使したアクション、
そして細部まで手を抜かない所に
シリーズとしての心意気を十二分に感じられ
それだけで満足だったので
これで原作がもっとスゴかったら?と
欲張った期待もしたが
それは映像になるまで楽しみとしておこう。


やはり映像と文章は違うのだ、
当然のことを確認したのかもしれない、
やはりディーヴァーは彼独自の世界で
自分達に読ませて欲しい
ジェームズ・ボンドじゃなく
普通のサスペンス小説として読めば
ダイナミックで次の展開が気になる
面白い小説と言えるし、完成度も高い
だから入り口を間違えたって感じだ。


★100点満点で75点★

soramove

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紙の本

ボリュームたっぷりです

2021/12/27 23:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る

リンカーン・ライムシリーズは
楽しく読めるので挑戦しましたが、
当然のごとく、全く別物でした。
慣れる前に、挫折しました。残念。

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紙の本

ジェームズ・ボンドがリンカーン・ライムの捜査手法で凶悪犯を追い詰める

2011/11/22 15:08

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

僕は大学生だったが、『007は殺しの番号)』を家庭教師先の坊やと渋谷の東急文化会館で観たときに受けた、これまでの映画にはなかった新鮮なインパクトを忘れられない。あのダンディズムとセクシャルな美女とのからみ、大仕掛けで荒唐無稽な大陰謀と闘うハードなバイオレンスに魅せられて以来、ボンド映画とはつきあいは長い。
フレミングの原作は『ムーンレイカー』他2~3作を読んだ。当時の和製冒険活劇小説に『野獣死すべし』でヒットした大藪春彦の作品があって、愛読していたものだが、これとは異質な「007」のバタ臭いスマートさによけい魅力を感じたのかもしれない。
ただ、ジェームズ・ボンドのイメージといえば小説よりもスクリーンのヒーローだ。
この懐かしい最強の秘密諜報員をディーヴァーが現代に復活させたという。『ボーン・コレクター』を始めとするリンカーン・ライムシリーズとのつき合いも長くなった僕としては、どんな味付けに料理されたかと興味をかきたてられたのです。

齢は30代。身長183センチ、体重78キロ。右の頬に8センチほどの傷がある。これがイワン・フレミングの創ったジェームズ・ボンドだ。

ボンドの風貌は原作と同じです。ボンドといえば酒と女と拳銃とカジノですが、今回は拳銃とカジノのウンチクはありません。ワインとカクテルは贅沢な食事にふさわしく、読んでいる私はまったくの門外漢ですが、いかにもボンドらしさ、高級趣味の持ち味がたっぷりで楽しませてくれます。

敵だろうと味方だろうと女をメロメロにさせるのがスクリーンのボンドです。ボンドは女好きな世の男どもの夢でしたが、この作品ではそれよりははるかに品がいい、それでも勿論もてるのですが、凛々しいダンディです。女性との会話は相変わらず洒落ています。ハードボイルドタッチです。ところで登場する女性たちですが、ボインボインのボンドガールではない。性的魅力を誇張しないでむしろ頭脳プレイに巧みな人物です。映画のように寝技でたらしこむことは出来ませんから、その分ボンドは上品に映ります。映像ボンドよりは原作ボンドに近いのかもしれません。

ボンド映画の楽しみに大小さまざまな珍奇な武器がありました。ここではそれはありません。ディーヴァーらしく高度な情報端末として特殊スマートフォンが活躍します。ボンドは単独の活躍に見えて、いくつもある英国諜報機関のバックアップを得ている。このスマートフォンを使い、彼らと交信し、まるで欧米諸国の諜報機関が収集している全ての情報にアクセスできるばかりのすぐれものです。ピストル、ボンドの愛用はドイツ銃器メーカーのワルサー社製PPKだったのですが、ここではワルサーPPSが使用されています。2007年に発表されたPPKの後継機種で、時代の変化を的確に追うディーヴァーの職人的配慮がうかがえます。

裏表紙の長い説明によれば
「イギリス政府通信本部が傍受したメールは大規模な攻撃計画が進行していることを告げていた。金曜日までの六日間で、敵の組織を特定し、計画を阻止しなくてはならない。イギリス諜報界が阻止作戦のために緊急指令を発した相手はジェームズ・ボンド。暗号名007。殺しのライセンスを持つエージェント。ミッション達成のためにはいかなる手段も容認する白紙委任状が彼に渡された。攻撃計画を握る謎の男<アイリッシュマン>を追って、ボンドはセルビアに飛ぶが、精緻な計画と臨機応変の才を持つ<アイリッシュマン>はボンドの手を逃れつづける………セルビアからロンドンへ、そしてドバイへと続くボンドの決死の追撃。その果てに明らかになる大胆不敵な陰謀の正体とは?」

映画007の場合、巨悪の正体とその陰謀はストーリーの早い段階でわかっているのが常である。観客が期待するのはボンドが派手な演出とともにこれを阻止する、そのスリリングな冒険のプロセスだったのだ………とこの作品を読んでいて思い当たりました。敵もいわば軍隊並みの武装勢力でした。

ディーヴァー作007は「敵と陰謀の正体」を突き止めるプロセス、つまり謎解きに傾斜がかかったストーリーになっていて、この構図!いかにもディーヴァーらしいなぁ。

ディーヴァーのこれまでの作品、たとえばリンカーン・ライムシリーズでは犯人と犯行目的がなかなかわからない。探偵側は断片的な情報を丹念に集め、これを科学的に分析し、犯人を突き止めていく。あるいは次の犯行を予想する。奸智に長けた犯人は捜査陣の手口を見通して、これを嘲笑うかのように犯行を繰り返す。知恵と知恵の勝負のプロセスを楽しむものでした。

アイリッシュマンを追うボンド、ボンドの追求をかわすアイリッシュマン、ボンドをターゲットにするアイリッシュマンの必殺の罠。これは凶悪頭脳犯対リンカーン・ライムが繰広げるマンハントチェイスと相似形の構図にあります。そして読者がたっぷりとミスディレクションにはめられたところで巨悪の正体が明らかになる。ただ巨悪といっても、諜報機関が対象にする国際的陰謀団の首魁というよりも警察組織が追う凶悪犯に近いイメージ。アイリッシュマンとの派手なバイオレンスシーンは楽しめましたが、明らかにされた大陰謀を粉砕するアクションは思いのほかあっさりしています。

ボンド映画の初期の作品を懐かしみ、ディーヴァーのこれも初期の作品を懐かしむ思いで読む。両方に親しんだ読者のための楽しいコラポレーションでした。

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