紙の本
ちょっとびっくり
2019/06/20 15:25
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投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
広島が舞台と帯にあったので、原爆関係かと思って読んだら、原爆は少しも出てきませんでした。
読後感は、まあまあというところです。
印象に残った一節は
「我慢すんなよ。泣きたきゃ泣けよ。だけど泣き終わったら、涙の痕は消しんさい。それで何もなかったって顔で、前見て笑いんさい」
さて、読み終えてカバーをつけてみてちょっとびっくり。
あ、ここ説明がいりますね。
私は本を読む時、カバーや帯ははずして本の本体(?)だけにして読みます。
読み終えて本をしまう時に、はずしておいたカバーをかけるのです。
びっくりしたのは、カバーの折り返しにある、著者の写真。
うえむらちかという著者は、女優もやっている若い女性でした。
そういえば、CMで見たことある。
若い書き手が出てきてるんですね~。
1985年生まれですって。
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少しずつ読んだからから、散らかってしまった印象。
著者の各方面の進出を読んでしまって色眼鏡で読んでしまったかもしれない。
小洒落た感じ、難しい感じを出そうとして失敗してるみたいな。
読み進めていくのに、つっかえる部分がある。
最後の章は成長を意味してるのか分からないけど、そのまま俺で良かったんじゃないか?
ミスリードを誘うためなのか、読みにくい。
残念な感じ。
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手の届かない相手への想い。
募っていく愛おしさと切なさが、心をざわめかせる。くすぐったくもあって、胸をチクリと刺す痛み。
人の想いは簡単に消えないし、消してしまわなくてもいいんだなぁ。
広島の風景の美しさが、作者の郷土愛の強さを感じる。
故郷が無い人間なので、全て理解はできないけど想いは伝わってきて、懐かしさを感じられた。
一作目より腕が上がっているのが嬉しかった。
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下手に感想を語るとネタばらしになってしまいそう。不思議な雰囲気を持った静謐な作品だと思う。
広島はなんかこう、不思議空間がある土地柄ですね。
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菱田愛日繋がりでたどり着いた作者。
何この美人って思ったらマルチタレントさんでしたw
amazonでのレビュー評価は4.8
読書メーターは賛否両論。
うわーこれamazonさくらレビューかな?
っておもってたんだけど、
僕の結論としては「賛」
「否」の人たちの感想としては
「2話がいらない」だの「最後が理解できなかった」
って人たちが多かったんだけど。
ぶっちゃけその人たちの読解力不足。
もしくは思考停止て本を読むタイプの人ですね。
ミステリとかには不向きな方々だと思われます。
この作品はミステリではないけど、
そんな要素は含まれるお話なので、
幻想的な雰囲気だけを楽しみたい方は1話だけで充分かも。
でも、色々1話目で違和感を感じちゃう僕みたいなタイプは、
2話も読んで最後のせつなさまで味わえばいいと思う。
正直、僕は1話がたいして面白いとも思わなかったのですが。
よくある中途半端な泣き系ラノベの印象。
1冊で初めて完成する作品と言えるでしょう。
イメージとしては『プシュケの涙』の様な2部構成。
懐古的恋愛小説と言ったところでしょうか?
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最初は書き方っていうか、ところどころの文章の使いがわたし的にちょっと好きじゃなかった。もうちょいさらっとが好きだ。
あと、男子が私というのが、気になって気になってしょうがなかった。いや、言うけどさ、それに、本でも出てくるけどさ、結構。他ではあんまり思わないのになんでだろ?
けど、いろいろだんだん気にならなくなって。
主要な登場人物が大人!それと、男性軍の少女漫画的?なキャラ!
先は、結構よめてしまった。
でも、最初のとこは泣きそうになった。
あと、最後まで読み終わってから、んん?って。もう一度読んだら、新たな発見あるかな!さらーって読みすぎたのかも!だから、もう一回ゆっくり読んでみたい!
そうしたら、評価もまたかわるかも
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表題作『灯籠』は、少女マンガ風の乙女チックな物語でこんなものかな、と思いきや、もう1編の『ララバイ』とまじりあうことで、物語がファンタジックに一変する。巻頭に置かれた序章も含め、いろんな読み解き方ができる
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1日で読める程度の長さです。
主人公の女の子の、小学生から高校生までの彼とのやり取りなんかがザックリとすっ飛んでますが。なくてもなんとか進みます。
清水くんはポジショニングとして残念な立ち位置ですね。
身内のくだりが、浅読で読解不足だからかちょっとこんがらがります。
ただ、最後の解釈は、どうなのかな?
読み手の自由というお話の終わり方が個人的に苦手なので、そういう方いらっしゃったら最後だけ注意かな(。。;)
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ノスタルジックな雰囲気。会えるのはお盆の時期にだけ。1話目だけでもいいのではと思ってしまいながらも2話で補完される意外性も捨てがたく。
2012/09/17
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読みやすくさらっといける、女性の匂いの文体。
そしてかゆいところに手が届かない。
好みの要素が散りばめられているせいで余計そう思った。
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雰囲気がいい作品で、1部だけでも終わる事が出来るが、2部まで読むと変わる。かなり練られているので気がつかず、読み過ごしている人も多いと思う。2部まで読んでこの作品だと思う。読み手の力量を試されていると思う。それにしても広島弁がかわいいなぁ。
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書店で見かけて直感的に購入。
2部構成で 1部だけ読むと 緑川ゆきの「蛍火の社へ」など連想する。まあありがちな話。
2部を読むとそれが裏返り、ありがちな話ではなくなる。
ヒロインは「灯」と書いて「ともり」と読む。いい名前。
2部を読むと少し不可解な部分も残るのだが、1部だけだと美しいが平凡。やはり2部があってこそ 小説として成り立っている気がする。
ショーコは少し登場が唐突に感じた。
読後感は悪くない。
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図書館で。この頃本屋でよく見かける作者さんなので一冊借りてみました。折り返しの著者近影がえらい綺麗な人でびっくり。タレントさん?なんですね。知らなかった。
内容はわかりやすい少女小説と言うか。展開も登場人物もこれと言って新しい感じは無く、主人公に感情移入することなく、ああ、こんな感じか~と一時間ぐらいで読み終わりました。設定話、って感じかなあ。個人的にはあまり好きな文章では無かったので今後この方の他の作品を読むかは微妙です。(まあこの本読む前に読んでいたのが漱石と百閒先生なので比べては可哀想なのでしょうが)
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自身のサイン会の最中に、ラジオの野球中継を流させたという逸話を持つほどガチガチのカープ女子である作者が、故郷広島を舞台に書き下ろした作品。
お盆とは、現在という所に過去から魂がやって来る時間。切ないが、どこか心温まるストーリー。2部が1部のスピンオフで終わりなのかと思いきや、実は…な展開。よくある手法なんでしょうかね、あんまり小説読まないからわかんないけど。
あー自分も清水クンみたいな学生時代を送ってみたかった(笑)
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「灯籠」というタイトルに惹かれて手に取った。
が、残念というか。こんなものかと。
一話目の「灯籠」は読み始めてすぐにオチがわかる。
これはおそらくそういう作りにしてあるのだろう。
そして二話目の「ララバイ」で
一話目がひっくり返されるのだけど、
それに関してもツッコミどころがいくつもあって…
どうして灯に触れられるの?
何故ショーコの髪が伸びてるの?
伸びてると思い違いしてるだけ?
ひっくり返るけれど、どうにも中途半端に
感じてしまった。
ブクログのレビュー平均点が高いのは何故だ??