紙の本
国税って大切なんだ
2024/02/13 00:21
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投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
デパートの外商の話である「上流階級」からの作者つながりで買ってみた。
前者に比べて、ヒロインの存在感は皆無であったものの、国税の仕組みや、徴収官の手管、税金逃れの対策等、大変に参考になった。
絶対、税金逃れはしないと思う。(今までしたこともないです。)
とにかくパワフルなトッカンに、これからの活躍を期待すること大です。
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税務署職員をテーマにしたお仕事小説なれど、それ以上の意味持つ話。
2021/10/29 14:16
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
税務署の中でも一般の納税者を相手に、脱税&滞納者から税を徴収する「国税徴収官」を主人公にしたお仕事小説。
タイトルの「トッカン」は、なかでも、滞納金500万円以上の悪質案件に関わる「特別国税徴収官」のこと。
表紙のイラストに惹かれて手に取ったが、さてどうなるか?と思ったけれど、読み応えはかなりある。日本の税制度を学ぶことができるという点もしかり、そして、特に消費税制が、中小零細企業を苦しめるケースも少なくないということなどとか。
そんな内容をちゃんとエンターテイメント小説に仕立てる作家のセンスと手腕はいいなと思う。続編もあるので、遅ればせながらせっせと読もうと思います。
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一気に読めました。
登場人物のキャラは立っているし、「こりゃTVドラマ向きだな」と思っていたら、今度ドラマ化されるみたい。さもありなん。
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友人からのお勧め本。とても良かった。
知らない業界のことを知る意味でも面白く、働く女子であるぐー子が「仕事って何だろう」「安定したい」「自分を好きになりたい」と悩む姿が自分にも重なって見えて、身につまされすぎてわあわあ泣いたりした。
それでもぐー子を筆頭に、登場する女の子達が皆強く逞しいので、読んでいてスカッとした。鏡特官は、近くに居たら胃が痛くなる上司に間違いないけれど、何だかんだで部下のことを良く見ている良い上司でもあると思った。
話の本筋とは少し離れているけど、ライブに行くところの描写がとても良かった。
日常から切り離された、自分を解放出来る『時間』。そうだよねぇ。
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おもしろかったが、ぐー子の自己嫌悪がいきすぎているように、感じて読んでいてつらかった。働く女の人は皆持っている悩みだと思うので、共感できたけど。
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久しぶりに小説を読んだ。
それも帰宅する時間を最大限延ばして。
山積している仕事を放置してまで。
小説はエンターテイメントなんだなと初めて思った。
電気を使わないエンターテインメント。
物語や演劇が持つ奥深い魅力に少し気がついた。
物語の良し悪しの評価はいろいろあるだろうけど,分かりやすいのは登場人物にどれだけ同化できるか,感情を移入できるかなんだろうな。
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どっかの脚本家が綾瀬はるかあたりで当て書きしたみたいな読みやすさ。あと新垣結衣とか。
主人公が仕事に対する思いを新たにするまでの下りは、そこまでほじくり返さなくたっていいじゃない?って言いたくなる位、読んでて耳が痛い。
にしても最後の赤面いらんかったわー…。
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税金滞納者を取り立てる皆の嫌われ者、徴収官。
なかでも特に悪質な事案を扱うのが特別国税徴収官(略してトッカン)である。
東京国税局京橋地区税務署に所属する新米徴収官ぐー子は、鬼上司・鏡特官の下、今日も滞納者の取り立てに奔走中。
カフェの二重帳簿疑惑や銀座クラブの罠に立ち向かいつつ、人間の生活と欲望に直結した税金について学んでいく。
仕事人たちに明日への希望の火を灯す税務署エンタメシリーズ第1弾。
特別国税徴収官...っという文字から最初はお固い「マルサの女」みたいな社会派的な話かなぁ~っと思っていたのですが、読み始めたらこれが面白い!
私の中では久しぶりのヒット作になりました♩
特別国税徴収官のエリート上司・鏡から、いやみを言われて「ぐうの音」がでてしまう、鈴宮みきこと「グー子」が主人公(ドラマでは井上真央さんw)
そんな、国税局で働く24歳のゆとり世代のグー子。
税の滞納者とのやりとりを通じて世間を知り、
・人間関係に深く踏み込むことで本当の自分に気付かされる
・打ちのめさせれ
・受け入れ
・周囲の助けを借りなんとか酷い自己嫌悪から立ち直り
・そして成長していく
そんな物語。
言いたいことがいえずにいつも「ぐっ」と詰まってしまうぐー子や、ハスキー犬のような怖い顔の叩き上げエリート、特別国税徴収官(トッカン)鏡、ぐー子のライバルの性格の(悪い方に)振りきれた整形美人、南部、趣味が見合いの麗しきおねえさま徴収官、木綿子などなどキャラも個性豊かで凄く楽しめました。
上手く説明は出来ませんが、有川浩さんのラブコメ的な小説が好きな方にはこの「トッカン」も楽しめるのではないのかなぁ~っと思います。
私としては久しぶりにハマれた小説でも有り、主演が井上真央さんだからという理由だけではなく、ドラマも期待できそうな、面白い設定だと思います。
そして、第二弾(ハードで発売中)/第三弾(ハードで6月24日)まで発売されるとか...
今からこのシリーズが文庫化になる事を楽しみです。
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内容が表面的な流れでいまいち。ドラマ化されることを狙って書いたのでは?と思ってしまう、F1, F2 向けの作品。
登場人物が種を語るような作品では推理とか、場の流れとか楽しむ隙間が無いので面白くない。
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税務署や税務官なんて縁遠い世界ではありますが、
内部のなんやかんやは、一般の会社と変わらないのかも。
こんな仕事もするのねーと思いつつ、いまいち主人公に
共感が持てず、、、。
ドラマでは井上真央ちゃんが演じるそうですが、想像したら
確かにピッタリかも。
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非常に私好みのストーリー。というか、今もはまり続けている「図書館戦争」をトレースして読んでいた。
無愛想だけど仕事ができる男と、仕事ができないながらも一生懸命でまっすぐで、上官に反発しつつ成長する女。しかも「官」だの「組織」だの「国家権力」だの。お仕事系のストーリーであることやきっとこの二人は反発しているように見えて、とってもよく似ているんだろうなと思えるところも。
作者がラノベ出身ということも関係しているのだろうか、文体は軽く読みやすいが内容は面白い。
つまりは、私がハマッた構図がここにある。もしかして、この系統って私が知らないだけで定型?
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ライトなタッチで読みやすかった。新米女性国税徴収感のぐー子こと鈴宮深樹のドタバタ奮闘記…というテイスト。天然なひたむきさと最後に上司の鏡がぐー子を評する言葉はなるほどと思った。
早く井上真央が演じるぐー子を見てみたい。
著者が女性なので、女性が同性に大してどういう敵意の持ち方をするのかが良くわかって面白い。
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単行本を読まずに文庫になるのをを待っていたら、発売日に書店に無くて、探し回っている間にドラマ化すると聞き、ぬぁっっとなる。ドラマ化だから読むわけじゃないの…っていう自意識過剰。
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税金がそんなに重い位置にあるなんて知らなかった。
勉強になりました。
本当に大切なことって何だろうってこと、伝わったなぁ。
面白かった。
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単行本が出ているときから、「これ、面白いのでは!?」と
当たりをつけ、文庫になってやっと読めた本。
いや~、久々にスッキリして面白い小説にぶち当たりました。
トッカンというのは特別国税徴収官の略で、
税金を滞納する人に対して、あらゆる手を使い
未納の税金を徴収する人(説明あってるかな?)のことです。
小説内に出てくるキャラクターも中々キャラが立ってるし、
税金徴収の現場ばミステリー調になっていて、
敵(未納者)も中々のトリックを使い、主人公たちを惑わします。
実際の現場はこんなライトで楽しめる
雰囲気ではないとは思うものの、
こういう小説内でならまぁOKでしょうということで。
手軽に楽しめる小説を求める人にはもってこいの一冊です。