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紙の本

冬の灯台が語るとき (HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS)

著者 ヨハン・テオリン (著),三角 和代 (訳)

エーランド島に移住し、双子の灯台を望む屋敷に住みはじめたヨアキムとその家族。しかし間もなく、一家に不幸が訪れる。悲嘆に沈む彼に、屋敷に起きる異変が追い打ちをかける。無人の...

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冬の灯台が語るとき (HAYAKAWA POCKET MYSTERY BOOKS)

税込 1,980 18pt

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商品説明

エーランド島に移住し、双子の灯台を望む屋敷に住みはじめたヨアキムとその家族。しかし間もなく、一家に不幸が訪れる。悲嘆に沈む彼に、屋敷に起きる異変が追い打ちをかける。無人の部屋で聞こえるささやき。子供が呼びかける影。何者かの気配がする納屋…そして死者が現世に戻ってくると言われるクリスマス、猛吹雪で孤立した屋敷を歓迎されざる客たちが訪れる—。スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀長篇賞、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞、「ガラスの鍵」賞の三冠に輝く傑作ミステリ。【「BOOK」データベースの商品解説】

【スウェーデン推理作家アカデミー賞最優秀長篇賞】【英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞(2010年)】【「ガラスの鍵」賞】スウェーデンのエーランド島に移住し、灯台を望む屋敷に住み始めたヨアキムとその家族。しかし一家を不幸が襲い、屋敷にも異変が現れる。そしてクリスマス、猛吹雪で孤立した屋敷に歓迎されざる客たちが訪れ…。傑作ミステリ。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ヨハン・テオリン

略歴
〈ヨハン・テオリン〉1963年スウェーデン生まれ。ジャーナリスト、作家。2007年のデビュー作「黄昏に眠る秋」でスウェーデン推理作家アカデミー賞、英国推理作家協会賞を受賞。

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評価内訳

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紙の本

冬は雪に閉ざされる島での古い家をめぐる歴史と秘密を丁寧に描く

2012/03/08 16:53

8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:更夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る

スウェーデンから橋一本でつながるバルト海に面した島、エーランド島。
ここは、夏は海と気候のすばらしさで別荘地としてたくさんの別荘がある島です。
「プライベートが守られる、あこがれの田舎暮らしはいかが?リフォーム要だが、
夏はゲストハウスとしても有効な広い屋敷」

 そんな広告を見つけて、ヨアキム・ヴェスティンと妻、カトリン、娘のリヴィア、弟のガブリエル
4人家族はストックホルムの喧騒を逃れて、その家を買い、移り住んできました。
双子灯台という2つの灯台が近くにあり、北側の灯台は古くて灯をともしません。

 しかし、この古い家、ウナギ岬の家は、1984年に作られた古い屋敷なのですが、
荒々しい、バルト海で沈没した船の木材で作られた家なのです。
たくさんの死者によって見守られているような家。ヨアキムたちはそんな事は知らない。

 リフォームが趣味で出会って結婚した、というくらいの夫婦だから、家のリフォームは
喜んでやるところですが・・・・・・・妻、カトリンが海に溺れて死んでしまう。
喪失感にさいなまれるヨアキム。しかし、警察は足をすべらした・・・と判断しますが、
どうも釈然としない。

 そんな時、女性警察官、ティルダがこの島に赴任してきます。のどかな島とはいえ
ドラッグや空き巣などの犯罪が都会よりも多いのが現状なのでした。

 物語はゆっくりと家の昔の物語、伝承物語とヨアキムたちが少しずつ、妻、子供たちの
母の喪失感から抜け出していく様子を描きますが、警察官のティルダは大叔父にあたる
イェロフ老人から昔の話を聞き、テープに収めています。
死んだ妻のカトリンも、ティルダももともとはこのエーテル島の出身でした。

 しかし、だんだん、ヨアキム一家にまた危険の予感がやってきます。
物語は十月から始まりますが、夏は海のある別荘地でも冬はブリザードに次ぐ、ブリザードで
雪に閉ざされた孤島になってしまう。

 物語はじっくりと人々の様子を描き出し、また、エーランド島の自然や海の素晴らしさ、
海の怖さ、スウェーデンという北欧の冬の厳しさなどと丁寧に描きこみながら、
事態は意外な結末へと導かれます。

 まさに読者は、導かれるというのが適切だと思うくらい、派手な事件、ショッキングな事件は
起りません。しかし、人々が暮らすというそのこと、日々の生活、そして積み上げられた
島の歴史がからみあって、クリスマスを目前にした吹雪と暗さの中でのある決着へと
集約していく様子は実に確実に、自信を持って、ある意味、急がず展開していく。
特別、特殊な人々は出てきません。ごく普通の人々の間に起きる「ずれ」

 そして少しずつヨアキムが、わかってくる「古い家の持つ歴史」
また、この家には、人には知られないたくさんの秘密がありました。
荒れた海の近く、難破船の多いところには幽霊話がつきものだ・・・不動産の物件情報には
全くそんなことはうたわれません。様々な幽霊話が出てきますが、この物語では幽霊話は
メインではありません。幽霊のせいにしたがる人々の心の変化を、難破船の木材でできた家
という形にしました。

 とても静かな物語ではあるのですが、その底に情熱のようなものを感じ、また、ブリザード
北欧の冬の厳しさをノンフィクションのように丁寧に描き出したからこそ、意外な結末を
知った後の余韻はさらに大きくなっていると思います。

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紙の本

エーランド島の冬

2016/07/24 06:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る

スウェーデン南東部に、海岸線に沿うようにして浮かぶエーランド島が舞台。
最も近い都市はカルマルで、ストックホルムとマルメのちょうど中間地点ぐらいにある。
島はバルト海に面していて、冬は海が凍るしブリザードもやってくる。 スウェーデンといっても、広いなぁ。

なんかもう、このシチュエーションだけで心惹かれる。

ストックホルムを離れて、近くに灯台のあるこの島の家に越してきたヨアキム一家。
この家族には悲しい過去があったが、それを振り切るために新しい生活を出発させたのに、またしても悲劇が・・・。

この古い屋敷には幽霊伝説があり、それがキワモノとしてではなく物語にうまく入り込んでいるというか、不思議な抒情性を全編に漂わせる効果をもたらしていて素敵です。
ほんとは『黄昏に眠る秋』から続くエーランド島四部作らしいのですが、主要人物が違うので(探偵役になる人だけが同じっぽい)どこから読んでも大丈夫らしい。 実際、この話の中では『黄昏に眠る秋』に関しての言及はなかったですし。

雰囲気だけで十分に読ませる作品なんだけど、最後にはしっかりミステリとしての解決が提示されていて・・・なんだかいきなり現実的になってちょっとびっくりした。
幻想文学的にまとめてもよかったのかもしれない。 もうひとつの主役は時の流れと、過去の死者たちだから。

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2016/05/02 23:30

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2012/02/29 22:55

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2012/03/14 16:22

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2012/05/06 17:30

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2012/03/25 14:27

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2012/04/07 00:03

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2012/04/11 18:02

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2012/04/26 00:33

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2012/05/14 16:14

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2012/06/09 06:02

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2012/11/15 19:42

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2012/11/25 10:53

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