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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2007.1
  • 出版社: 日本放送出版協会
  • サイズ:19cm/254p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-14-081162-7

紙の本

選挙協力と無党派

著者 河崎 曽一郎 (著)

金権腐敗をもたらした中選挙区制度に代わって導入された小選挙区比例代表並立制度。当落決定の大きなカギとなる「選挙協力」と「無党派」の2大要素を、選挙取材40年のベテラン記者...

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選挙協力と無党派

税込 1,540 14pt

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商品説明

金権腐敗をもたらした中選挙区制度に代わって導入された小選挙区比例代表並立制度。当落決定の大きなカギとなる「選挙協力」と「無党派」の2大要素を、選挙取材40年のベテラン記者がデータを駆使して徹底分析する。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

河崎 曽一郎

略歴
〈河崎曽一郎〉1936年京都市生まれ。NHK入社、政治部長、解説委員、解説主幹等を経て定年退職。フリーの政治ジャーナリスト。

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紙の本

無党派層が時代を変える

2009/08/15 19:41

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

選挙・投票行動の研究書は、数値データをもちいた重回帰分析などの統計処理をメインとしたものが多い。学者の書いたものは、記述が無味乾燥というか坦々としがちなのだが、これはしょうがないことなのだろう。
本書はジャーナリストの手になるだけあって、数値データも随所にでてくるが、政治家の発言をふんだんに織りこんだドキュメンタリー・タッチになっていて退屈せずに読める。高度な統計解析はないが、一般人をターゲットとするなら十分なレベルだろう。

著者は冒頭で、せっかくの比例区なのに衆議院選挙では「死に票の山」ができていると嘆く。衆院選では全国を11のブロックに分けているのでそうなるのだが、これでは民意反映を重視し、少数意見に配慮した比例代表制度の利点がおおきく削がれていることになる。比例区を全国区一本にせよという著者の主張には大賛成だ。

メインテーマは、タイトルのとおり選挙協力と無党派層の実態を明らかにすることだ。これらは、候補者の当落を左右する二大要素なのだから、格好のテーマといえる。
選挙協力については、連立時代における自民党と公明党のケースに絞っている。かなりの威力を発揮することを再認識させられる。
損得勘定をめぐる話が人間くさくておもしろい。どちらが「持ちだし」が多いかについては、両党とも言い分がある。損得がイーブンになるということはないが、極端に偏るということもない。どちらにもメリットがある協力になっている。

無党派層については、NHKの世論調査を元にしてその実像に迫っている。著者は「無党派層」と「支持なし層」はかならずしも同じではないと考えている。

《「無党派層」の「四人に三人」くらいは、「いつでも、特定の政党を支持する用意があり、政党に期待感さえもっている人たち」なのである。”生涯無党派”という人は「五人に一人」くらいしかいないようである。》

無党派層の投票行動における特徴は、一口でいえば以下のようになる。

《無党派は、国政選挙では圧倒的に「野党、反・非体制」側に投票する。この「反・非体制側」というのは”体制内”の「反・非体制」側も含めての話である。(中略)無党派からみた「反・非体制」というのは、単純に「野党」側だと受けとめるのは、実態にそぐわない。》

年代別での違いや棄権の理由、投票決定時期など、さらに詳しく無党派層の特徴が語られる。なぜ無党派層がふえたのかについての説明もある。「平成の大合併」により、地方選挙でも無党派層の獲得がカギになってきている。

本書は小泉政治にも章を割いているが、自民党が「小泉旋風」によって無党派層の支持を取りつけたのは、上記の特徴を生かしたからだろう。しかし、自民党の「アフターフォロー」がうまくいかなかったことが、こののちの「苦戦」へとつながっていく。

無党派層がカギをにぎる時代は、これからが本番といえるかもしれない。そしてそれは、「マニフェスト選挙」の時代にマッチしているのかもしれないと思った。

余談だが、2007年の参議院選挙について、著者は《よほどのことが起きないかぎり、自民党も民主党も「圧勝」は厳しい。改選議席の五割増しくらいが上限だろうし、参院選は大激戦・大接戦の可能性が高い。》と予想している。
ベテラン記者でさえそうなのだから選挙予測はむずかしいなと、つくづく感じた次第。

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