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紙の本
ポー傑作集 江戸川乱歩名義訳 (中公文庫)
著者 エドガー・アラン・ポー (著),渡辺温 (訳),渡辺啓助 (訳)
渡辺兄弟によって翻訳され、江戸川乱歩の名義で刊行されたゴシック風名訳を文庫化。江戸川乱歩「渡辺温」、谷崎潤一郎「春寒」のほか、渡辺東によるエッセイ、浜田雄介による解説も収...
ポー傑作集 江戸川乱歩名義訳 (中公文庫)
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商品説明
渡辺兄弟によって翻訳され、江戸川乱歩の名義で刊行されたゴシック風名訳を文庫化。江戸川乱歩「渡辺温」、谷崎潤一郎「春寒」のほか、渡辺東によるエッセイ、浜田雄介による解説も収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
改造社は関東大震災で大打撃をうけたが、昭和にはいり「円本(えんぽん)」という手軽な文学全集でベストセラーを送り出した。本書はその一冊で、「世界大衆文学全集」のなかの一冊であった。
円本は多額の印税を作家や翻訳者にもたらし、つぎつぎと企画をたてるなかで作品が足りなくなり、代訳も横行した(名の知れた作家の印税で、下積みの作家がうるおうという構図もあった)。後日、江戸川乱歩もこの翻訳がすべて渡辺温らによることをあかしている。昭和初期の江戸川乱歩全集にははいっていたが、その後の全集からは削除された。訳者・渡辺温は二十七歳で事故死した作家で、共訳はその兄でミステリ作家となった渡辺啓介である。附録として江戸川乱歩と谷崎潤一郎の渡辺温についての文章を収載。書き下ろしは渡辺東による渡辺兄弟にまつわるエッセイと浜田雄介による解説。【商品解説】
収録作品一覧
黄金虫 | 渡辺温 訳 | 15−67 |
---|---|---|
モルグ街の殺人 | 渡辺温 訳 | 68−108 |
マリイ・ロオジェ事件の謎 | 渡辺温 訳 | 109−184 |
著者紹介
エドガー・アラン・ポー
- 略歴
- エドガー・アラン・ポー
アメリカの小説家・詩人。一八〇九年、ボストン生まれ。雑誌編集のかたわら詩や短篇小説を発表。史上初の推理小説、また怪奇ホラー、 SF小説の傑作を残し、それらの分野の発展に多大な功績を残した。詩や文芸評論においても高い評価を受けている。一八四九年没。
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紙の本
19世紀のアメリカの作家、エドガー・アラン・ポー氏の傑作集ですが、我が国では様々な議論を巻き起こして、「幻の作品」とまで言われた書です!
2020/08/08 11:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、19世紀のアメリカの小説家であり、詩人でもあり、評論家でもあり、ゴシック風の恐怖小説『アッシャー家の崩壊』や『黒猫』、世界初の推理小説と言われる『モルグ街の殺人』、暗号小説の草分け『黄金虫』などの作品で知られるエドガー・アラン・ポー氏の傑作集です。同書は、もともとは関東大震災で大打撃をうけた改造社が、昭和に入って「円本」という手軽な文学全集であった「世界大衆文学全集」のなかの一冊として出版したものですが、後日、江戸川乱歩氏はこの翻訳がすべて渡辺温氏らによることを明かし、昭和初期の江戸川乱歩全集には入っていたものの、その後の全集からは削除された幻の作品です。この「幻の作品」をぜひ、今一度、読んでみてください。
紙の本
古典
2021/08/09 22:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アラン-ポーの作品はちゃんと読んだことがありませんでした。
本書は翻訳文も時代がかっており初心者にはキツかった。
ただ「モルグ街の殺人」など歴史に残る作品であることは認めます。