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紙の本
本が崩れる 随筆 (中公文庫)
著者 草森紳一 (著)
数万冊の蔵書が雪崩となってくずれてきた。ドアが開かず、風呂場に閉じこめられ−。本好き、積ん読派に恐怖と共感の嵐をまきおこす表題作に、著者の愛する野球と喫煙についての随筆、...
本が崩れる 随筆 (中公文庫)
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商品説明
数万冊の蔵書が雪崩となってくずれてきた。ドアが開かず、風呂場に閉じこめられ−。本好き、積ん読派に恐怖と共感の嵐をまきおこす表題作に、著者の愛する野球と喫煙についての随筆、単行本未収録原稿を加えた作品集。〔文藝春秋 2005年刊の増補〕【「TRC MARC」の商品解説】
2LDKのマンションを埋める数万冊の蔵書が雪崩となってくずれてきた。風呂場のドアが開かない。これは読書の快楽への罰なのか。抱腹、超絶、悪夢の本との格闘が始まる――。本好き、古本好き、積ん読派に恐怖と共感の嵐をまきおこすこと必至の随筆集。単行本未収録原稿を増補。解説・平山周吉【商品解説】
著者紹介
草森紳一
- 略歴
- 一九三八年北海道生まれ。慶應義塾大学中国文学科卒業。七三年『江戸のデザイン』で毎日出版文化賞受賞。二〇〇八年三月、大量の蔵書を遺し逝去。著書に『ナンセンスの練習』、『円の冒険』『絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ(全四巻)』『荷風の永代橋』『「明日の王」詩と評論』(共著)など多数。
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紙の本
草森氏の本好きが、反対に生活における恐怖を巻き起こす抱腹絶倒の作品集です!
2020/08/10 10:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『江戸のデザイン』、『ナンセンスの練習』、『円の冒険』、『絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ』、『荷風の永代橋』などの著作とともに大量の蔵書を残して逝去された草森紳一氏の作品です。同書は、2LDKのマンションを埋める数万冊の蔵書が雪崩となってくずれてきた、という記述から始まります。ドアが開かず、風呂場に閉じこめられます。これは読書の快楽への罰なのか。本好き、積ん読派に恐怖と共感の嵐をまきおこす表題作に、著者の愛する野球と喫煙についての随筆を加えた作品集となっています。収録作品は、「本が崩れる」、「素手もグローブ―戦後の野球少年時代」、「喫煙夜話:この世に思残すこと無からしめむ」、「魔的なる奥野先生」、「本棚は羞恥する」となっています。
紙の本
本好きの人にお勧め
2019/05/19 23:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷりしら - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭の蔵書の山が崩れて風呂場に閉じ込められるエピソードはインパクト大。
ただ、全篇本にまつわる随筆だと思って読んだら
それ以外のこと(野球や煙草のこと)も書かれており
残念ながら私はそちらについては楽しめなかった。