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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/06/22
  • 出版社: 中央公論新社
  • サイズ:21cm/223p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-004396-3

紙の本

吉本隆明の世界

著者 中央公論編集部 (編)

多くの信奉者と敵対者をもった思想家・吉本隆明。中沢新一との対談、単行本未収録発言、中央公論アーカイヴを収録するほか、吉本隆明についての見田宗介×加藤典洋の対談、エッセイな...

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吉本隆明の世界

税込 1,980 18pt

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商品説明

多くの信奉者と敵対者をもった思想家・吉本隆明。中沢新一との対談、単行本未収録発言、中央公論アーカイヴを収録するほか、吉本隆明についての見田宗介×加藤典洋の対談、エッセイなども掲載。【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

吉本隆明を未来へつなぐ 見田宗介 述 2−15
吉本隆明と江藤淳 内田樹 述 16−28
『最後の親鸞』からはじまりの宗教へ 吉本隆明 述 30−43

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評価内訳

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紙の本

吉本隆明追悼特集のうち、ベストは他にある

2012/07/16 14:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:本を読むひと - この投稿者のレビュー一覧を見る

吉本隆明が死去し、多くの追悼の言葉が雑誌の特集で組まれ、数冊の本も刊行されている。本書もその一つである。
 長く、(自分の意識としては)深く、これまで吉本隆明の著作に接し続けたせいか、かえって追悼特集などを読むのが億劫な気持ちでいた。だが近年のいくつかの未読の対談やインタビューを収録した本書を読みながら次第に開けてゆくものを感じ、さらに『現代詩手帖』の追悼総頁特集を手にとるにいたって、かつて著者の書くものが私を強く掴まえたごとく、私の知らない多くの著者たちの驚くほどに真剣で切実な言葉が私を強く掴まえ離さない、という事態となった。短い期間のなかで、これほどの言葉が集まる「吉本隆明」という存在にあらためて思いをはせた。急いで『現代思想』臨時増刊号を購入しようとするほど、『現代詩手帖』の(すべてとは言わない)多くの言葉の熱さ、重さは私には驚きだった。
 本書は雑誌『中央公論』の増刊とかではなく、中央公論編集部編というかたちをとった中央公論新社の単行本である。通常雑誌にないカバーの袖に、同じような本として三島由紀夫と江藤淳のものが紹介されている。本書の内容も、かつて『中央公論』に吉本隆明が書いたり、そこで対談したりしたものが多い。とはいえ古いものは別として、近年のものは私にとって知らない対談なりインタビューであった。中沢新一との二つの対談等である。また2009年のインタビュー「天皇制・共産党・戦後民主主義」では、共産党だけでなく「簡単に滅びることのない天皇制」を「全共闘世代はもろに壊した」という発言があり強く興味をおぼえた。
 批評家田中和生によるインタビューは『中央公論』ではなく『三田文学』に載ったものだが(2002年)、このなかで富山出身のインタビュアーは敗戦を知る前に吉本隆明が立山に登ったことを話題にしている。それはある編集者の死にあって吉本隆明が書いた短いエピソードにもられたものだったが、私はそのあたりを引用した自分の古い文章を思い出した。
 《昭和十九年、彼は米沢から東京工大に入学する。徴用動員で魚津市に行ったのはその翌年であったが、そのころ仲間と連れだって登った立山の弥陀ヶ原をみあげる称名の宿屋で、彼は「忘れがたい印象」を弱年の彼にのこした老夫婦に出会った。「おれたちはどうせ戦争で駄目だが、こういう夫婦に偶然であったことは、おれにはどんなにこの世の土産になるかもしれない、わたしはしきりにそんなことばかりかんがいていた」。それは初夏のことだった。吉本隆明が真に世界にふれるには、まだいくらかの猶予があった。》
 「老夫婦」と書いているが、原文「ひとつの死」にあたったら「五十がらみ」とある。この宿屋について、「称名ホテルの一夜」というエッセイを『想い出のホテル』(1997年)に書いているのを、『現代思想』の吉本隆明特集号の「書誌」で知り、読んでみた。この当時「ホテル」という外来語が許されていたのかどうか定かではないが、書かれている内容は、「ひとつの死」とそう違うものではない。この『想い出のホテル』を図書館で借りた帰り、『さよなら吉本隆明』も購入してしまった。

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