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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2019/06/21
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/252p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-352681-0

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紙の本

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー The Real British Secondary School Days 1

著者 ブレイディみかこ (著)

【Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞(第2回)】【毎日出版文化賞特別賞(第73回)】【新風賞(第55回)】優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富も...

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ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー The Real British Secondary School Days 1

税込 1,485 13pt

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商品説明

【Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞(第2回)】【毎日出版文化賞特別賞(第73回)】【新風賞(第55回)】優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜの「元・底辺中学校」。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の「ぼく」と著者である母は、ともに考え悩み乗り越え…。傑作エッセイ。『波』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】

大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽々と飛び越えていく。優等生の「ぼく」が通う元・底辺中学は、毎日が事件の連続。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。落涙必至の等身大ノンフィクション。【商品解説】

著者紹介

ブレイディみかこ

略歴
〈ブレイディみかこ〉1965年福岡市生まれ。保育士・ライター・コラムニスト。96年から英国ブライトン在住。「子どもたちの階級闘争」で新潮ドキュメント賞を受賞。

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みんなのレビュー1,332件

みんなの評価4.4

評価内訳

紙の本

「はじめに」を読むだけでも買うべき

2019/08/07 11:33

10人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

2018年1月号から新潮社「波」が届くのが待ち遠しい。それはブレイディみかこさんの連載がとてつもなく面白いからだ。その連載タイトルが本書『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』です。新刊案内にこのタイトル名があるのを見て<エエーッ!!連載が終わって終うの??>と落胆していたら違った。連載の方も継続中でホッとした。内容があまりにもフレッシュだから一度出版してリアルタイムを感じる読者が増えるのは大いに賛成と思った。新しい読者がこの本を購入するのは喜ばしいことだと他人事のように思っていたのだが。私は?どうするの?買うの?と逡巡しているうちに4刷になってました。まえがきにあたる「はじめに」を読み、「波」で読んでいるからなどと言い訳をしないで買ってよかったと思った。それは「波」8月号の連載で触れられるアニーのことが「はじめに」で少し明らかになるからです。息子さんの言動の中にベテラン保育士アニーさんが授けたモノが顕れるのを母のブレイディみかこさんがキャッチしてはこの連載に上げてくださっている。予定調和ではないフレッシュな連載の書籍化第二弾も待たれます。

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電子書籍

わくわくがとまらない!

2019/06/27 21:21

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きなブレイディみかこさんの新刊。息子さんの中学校のお話は、イギリスの階級社会とそこにすむコミュニティの物語。これは、また続きを読みたすぎて購入するしかないかな。

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紙の本

イギリス中学教育にショックを受け、かつ、うらやましくなる本

2020/01/31 22:01

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kittihei - この投稿者のレビュー一覧を見る

読むかどうか、書店でさんざん迷った本。行くたびに目に入るし、なにより黄色い表紙が目立ってる。目の前を往復しすぎて、タイトルもインプット済み。

著者はプレイディみかこという人。外国人男性と結婚した日本人女性だろうか。タイトルから察するに、白人の父と日本人の母を持つ息子の話か。手に取ってみると、元底辺中学校に通う息子とその母のノンフィクションとある。

息子がいじめに遭う暗い話だったら、いやだな。でも、やっぱり気になるので読むことにした。

まずは、イギリスの公立中学校教育に衝撃。すごすぎる。特に性教育。貧困、人種差別、階層差別、社会の分断、LGBTQ、EU離脱など、社会問題も、てんこ盛り。

ヘビーすぎる内容なのに、実に軽妙な文体で、悲観的な雰囲気はゼロ。ちょっとせつないシーンはあるが、一気に読破。イギリス中学教育って、衝撃を通り越して、感嘆するレベル。そして、ちょっとうらやましくなった。

中学生を子に持つ親としては、素直に興味深く、面白かった。

だが一番グッときたのは…。息子がクールでかっこいい。

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紙の本

イエロー

2020/01/22 17:25

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

本屋大賞で話題になっていたので、読みました。イギリスの普通の人たちの生活ぶりについて、知らないことばかりだったので、面白く読ませていただきました。

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紙の本

面白いというより良い本です

2021/02/23 18:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ジミーぺージ - この投稿者のレビュー一覧を見る

イギリスで暮す家族(3人)の毎日の日常を通じて
貧困、差別、分断,多様性、・・・などについて
自分で考えてみることのきっかけを与えてくれる本です。

主な内容は、息子の学校での出来事を題材に現代社会の色々な
差別などの問題とその本質について、本の著者である母ちゃん、
本の中で配偶者と言われている夫、そして成長期の息子の3人の会話から
教えてもらうような考えさせられるような本になっています。
物語としてもとても面白いです。

世界共通のテーマを身近な日常生活の中から体験出来るよい本だと思います。

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紙の本

『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』

2020/01/22 20:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る

英国ブライトンで暮らすコラムニストによるエッセイ

イギリス人の配偶者とのあいだに授かった息子が元底辺中学校に入学してから1年半の「親子の成長物語」

イギリスの学校生活、異文化の衝突、貧富と差別の現実、アイデンティティの悩み、思春期の母子関係……ときに笑い、ときに憤り、ときに涙しながらの日々に興味はつきない

正直、中学生の日常を書き綴ることが、こんなに面白くなるとは考えたこともなかった。──「はじめに」より

《一生モノの課題図書》──帯のコピー

「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」受賞作

なんと言っても息子がかっこいい
元銀行員、現大型ダンプの運転手という配偶者がユニーク
子どもとしっかり向き合う母がすてき

そして、文章がうまい!

子育てエッセイの域を超えた社会批評、文句なしにおもしろい

初出は『波』(2018年1月号~2019年4月号)、連載は継続中
(こんなに書かれていいのか、息子)

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電子書籍

素敵な親子関係

2019/12/22 22:31

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:りり - この投稿者のレビュー一覧を見る

イギリス社会を見つめる息子さんの考えや行動を見守るお母さんの視点と、そこに向き合っていく親子関係と、とてもよかったです。

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紙の本

筆者の軽快な語り口

2022/03/06 23:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る

本当に十代と話しているかのような錯覚を受ける語り口で、とても読みやすいです。
かつ、いまイギリスで起こっていることも垣間見える、素晴らしい1冊。学校図書館にもおいてもらいました。

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紙の本

多様性について考える

2021/12/24 14:32

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「多様性」とは何かと考える本
著者の息子が元底辺中学校入学から1年間のエピソードは目からうろこが落ちるようなことばかり。

学校は社会を映す鏡なので、常に格差は存在するものだ。
でもそれが拡大するままに放置されている場所には勢いがない。
陰気に硬直して、新しいものや楽しい事が生まれそうな感じがしない

著者がカトリック中学校と地元中学校を見学した時の感想が心に残った。

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紙の本

差別がどういうものかリアルにわかる

2021/07/23 08:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る

英国で英国人の夫と中学生になった息子と暮らす女性が、息子の中学校生活を通して現在のイギリス社会(しかも庶民生活)を活写した本。私立のカトリック校の方が色々な人種の人が集まって多様性が維持されていること、差別されていると思われている側が実は差別する側になっている実態、日本人がいまだに外国人と日本人の間に生まれた子に対して偏見を抱いていること(「ハーフ」という言い方は差別的)等、日本でぼんやり暮らしていては知ることのできないイギリス社会の実態が記されていてとても興味深く読みました。あちこちで高く評価されているだけのことはあると思いました。

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紙の本

読んでよかった!

2021/03/08 20:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なっとう - この投稿者のレビュー一覧を見る

★気づきや学びが多すぎました!
私は本当に無知だなぁと痛感しました。
人種差別や階級、貧富による格差。
「それって大昔にあったことでしょう?」という認識だったのです。大変お恥ずかしい。日本ではなかなか直面しない問題だらけ。でもだからこその美点も感じましたし、すごくいい学びになりました。

★心に刺さる言葉だらけ
著者である母ちゃんや、息子、息子を取り巻く近い年代の子供達の言動や行動。心を揺さぶって突き刺さりました。
何度も涙がこぼれました。

なんとなく読み損ねている人がいたなら、どうにかこうにか読んでほしいなと思いました。素晴らしかったです。

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紙の本

こどもはこどもなりに、というか大人以上に考えている

2020/10/06 22:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

作者の作品は「子どもたちの階級闘争」を読んでいる。「ぼくは・・・」の大ヒットは、もちろん全然面識のない私にとってなぜかうれしい出来事だった。作者風に言うと「胸のすく思い」がした。これは、前作を読んで大ファンになった私が勝手に作者の応援団長になったつもりだったからかもしれない。作者の息子が「日本に行けば『ガイジン』って言われるし、こっちでは『チンク』とか言われるから、僕はどっちにも属さない。だから、僕のほうでもどこかに属している気持ちになれない」と作者につぶやいた。この年ごろ(日本だったら小6のころ)の男の子って、同い年の女の子に比べたら周りの大人たちからは幼く見えるかもしれないけど、結構、いろいろと悩みもあるし、深く考えたりもするんだよと何十年か前の私にどこからかつぶやかれた気がした

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紙の本

深刻で明るい進行形。

2020/08/28 21:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

イギリスで暮らす著者と配偶者と息子。息子はカトリックで上品な小学校から、雑多なな環境の、著者が底辺と評する中学校に入学する。
 そこで体験する悲喜こもごもと、イギリスの諸問題、子どもの成長。
 思春期、子育て、人付き合い、あらゆる世代に共通する悩みをエンパシー。

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紙の本

彼らは私達とそんなに変わらないのだ

2020/08/26 18:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なーつー - この投稿者のレビュー一覧を見る

他所の家を覗いて、そこの母ちゃんと息子のやりとりを盗み見してたら、すんごい勉強になった!その上面白い!という感じ。
楽しみながらグローバルな視野を手に入れてしまった!←大袈裟かな…(^-^;

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紙の本

ガーーーン、となった。 ★5つです。

2020/08/17 20:30

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオハシ - この投稿者のレビュー一覧を見る

どなたかにこの本めっちゃいいですと薦められたことしか頭にない中、なんの本なのか中身の確認もせずに、あぁ本屋大賞な本なら間違いないよねと(複数冊購入した際に)ついで買いした本なのですが、大変失礼しました。
ガーーーン、となった。 ★5つです。

帯に「多様性ってやつは、喧嘩や衝突が絶えないし、そりゃないほうが楽よ」と書いてあったり「楽じゃないものが、どうしていの?」と書かれていたり、思春期真っただ中な息子とパンクな母ちゃんの著作は、ともに考え悩み乗り越えていく、私的で普遍的な『親子の成長物語』とあり、何にも知らずに読んでからこちらに至って、なるほど帯というものはすごいものだな、と妙に感心したりしてもいた(超個人的レビュですみません)。

僕も一応学生の時にニュージーランドに留学したり、アイルランドやイングランド、フランス、スペイン、シンガポール、ミャンマーほかもろもろ自分の目で見たことはあるので、一定の理解は頭ではあるが、さてこの著書に出てくるだけの世界観を日本のみに住み続けていたら全く知りえることもできない。 多様性の受容なんて言葉では言っているものの、この日本人社会で一体何が学べるというのか、中学の息子を持つ親として本当に考えさせられる本。

途中、シティズンシップ・エデュケーションの話や、大雪の日の「緊縮財政で、自治体は何の緊急支援もできなくなっているから、民間が何とかするしかない」「こういうときの英国の草の根の機動力には驚かされる」というくだりがあるが、こんなこと、日本でおきえるのだろうか? お上がやらないなら自分たちでやらなきゃ、として行動できる人はいったいどれほどいるのか?
(英国のこうした助け合いの機動力は、まんざら個人の善意のみに頼っているわけではなく、教育というシステムの中にしっかりと根付いているとも言えるのだろう、と記載はあるが)

貧富の差や国籍の差、価値観の差、それぞれまぜまぜになってこその多様性、(後半はドラッグリスクの話や里親の話もあり)
どこまで言っても均質化を求める、出る杭は打たれて、しかしながら町会などの地域活動は見て見ぬふりをされる日本社会、本当に自分の子らが育った狭い社会での価値観に、ある意味、恐怖を覚えてしまった。 こんな狭い世界の凝り固まった社会で生きていていいんだろうか、と。

『多様性は、うんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知をへらすからいいことなんだと母ちゃんは思う』 との記載あり、 いいのか本当に無知で?

どこまでが普通なのか、一般的なのか、と思いながらも、実は『エンパシー』というところは私はかなり苦手な能力であって『誰かの靴をはいてみること』は実際のところ僕もまだまだ努力していかなきゃな(これが不足しているからいろんな衝突を生むともいわれています)とも思う。

なんだかへんなレビュになってしまいましたが、とにかくオススメすぎる本です。

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