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- カテゴリ:一般
- 発売日:2022/04/21
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/254p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-351792-4
読割 50
紙の本
怪虫ざんまい 昆虫学者は今日も挙動不審
著者 小松 貴 (著)
凄絶ホラーな寄生虫、マニア垂涎のカミキリ、碧く輝く希少ゴミムシ、井戸底の絶滅危惧種…。日々虫たちを追いかけて東奔西走している昆虫学者が、近所に棲む超極小、超マニアックな虫...
怪虫ざんまい 昆虫学者は今日も挙動不審
怪虫ざんまい―昆虫学者は今日も挙動不審―
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商品説明
凄絶ホラーな寄生虫、マニア垂涎のカミキリ、碧く輝く希少ゴミムシ、井戸底の絶滅危惧種…。日々虫たちを追いかけて東奔西走している昆虫学者が、近所に棲む超極小、超マニアックな虫の魅力を紹介する。『波』連載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
昆虫学者の「生態」はどんな虫よりも奇っ怪だ。凄絶ホラーな寄生虫、ミズスマシだけにつく幻のカビ、地球史を語る透明な甲虫、冬に碧く輝く超希少ゴミムシ、井戸の底に潜む新種らしきプラナリア……。たとえヤツらが1ミリたりとも人類の役に立たなくても、異常な執念で徹底的に追いかけるのだ。「裏山の奇人」の異名をとるコマツ博士の、暴走する「昆虫愛」エッセイ。【商品解説】
著者紹介
小松 貴
- 略歴
- 〈小松貴〉1982年生まれ。信州大学大学院総合工学系研究科山岳地域環境科学専攻博士課程修了。同大学博士(理学)。昆虫学者。著書に「昆虫学者はやめられない」「絶滅危惧の地味な虫たち」など。
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紙の本
情熱の行方。
2022/08/02 16:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三度の飯より昆虫採集と観察の人種がいる。
一般人には区別が付かないし、悲鳴を上げて追い払う類いの虫に、目を向け、細かな差異を見分けて分類する研究者。
著者はそんな昆虫と小さな生き物たちへの暑苦しいまでの愛と行動力を捧げ、日々採集と観察に励んでいる。
読んでいる方はカタカナで表記される複数の虫の名前に、んなモン知ったからって役に立つかよ、の気分にもなるが、著者の地道な研究の成果に拍手を贈りたくなる。
紙の本
回虫は出ないけれどそれっぽいのも。。。
2022/06/19 21:40
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「裏山の奇人」の著者。本書ではコロナ禍で採集に遠出できないうっぷんを晴らすかのような「ムシ好きの思い」があふれている。
公園で見つけた「ムシがいろいろ来そう」な木に殺虫剤が撒かれたこと。そこから虫好き、普通の公園利用者それぞれの立場による意見の違いにも言及するなど、生活に密着した話、身近な場所にも時間を掛ければ見つかるかもしれない珍しい虫などなど。回虫(最初タイトルをみたらこっちかと思った)ではないけれどそれっぽい感じのムシも出てくる。
副題のように「確かに挙動不審とみられるかも」な行動もある。著者の興味の対象に関する「熱のこもった」文章なので、そういう「熱さ」を好まない人にはお勧めしづらい。