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イタリアの旅から 科学者による美術紀行 (新潮文庫)
著者 多田 富雄 (著)
礼拝堂のフレスコ画の美しさに魅せられ、シチリアにそびえる神殿の荘厳さに言葉を奪われる。イタリアに残る圧倒的な存在感とともに心に迫る美術作品の数々に出会い、科学者の目で人類...
イタリアの旅から 科学者による美術紀行 (新潮文庫)
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商品説明
礼拝堂のフレスコ画の美しさに魅せられ、シチリアにそびえる神殿の荘厳さに言葉を奪われる。イタリアに残る圧倒的な存在感とともに心に迫る美術作品の数々に出会い、科学者の目で人類の歴史の美しさを綴る。【「TRC MARC」の商品解説】
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イタリア芸術を深く知りたい方にはおすすめです
2021/07/25 07:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
イタリアを美術史から掘り下げた紀行文。「免疫学」のわが国第一人者である多田先生が書いた“専門的”とも言えるイタリア美術史。数回の観光旅行で現地を訪れたことのある程度のわれわれ一般人レベルには、絵画・彫刻・建築などに関する内容が深すぎて、せっかくの先生の詳説にも目が泳いでしまう。
とは言っても、地中海沿岸に広がった芸術が現在のイタリアのその場所に何故残っているのかを随所に解説してくれたのはわかりやすかった。歴史の狭間に消えていった数々の先住民族について、先生の思索が駆け巡る。これらの部分は面白く読めた。読みながら複雑な歴史に巻き込まれてきたイタリアの深さを体験した。