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- カテゴリ:小学生 中学生
- 発売日:2008/01/17
- 出版社: 小学館
- サイズ:27cm/63p
- 利用対象:小学生 中学生
- ISBN:978-4-09-726295-4
紙の本
地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル (あなたのたいせつなものはなんですか?)
著者 山本 敏晴 (写真・文)
海面上昇により、しずんでしまうおそれがある島国、ツバル。子どもたちは、それをどのように受け止めているのか…。ツバルの子どもたちが描く「たいせつなもの」の絵と、ツバルの風景...
地球温暖化、しずみゆく楽園ツバル (あなたのたいせつなものはなんですか?)
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:6,600円(60pt)
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商品説明
海面上昇により、しずんでしまうおそれがある島国、ツバル。子どもたちは、それをどのように受け止めているのか…。ツバルの子どもたちが描く「たいせつなもの」の絵と、ツバルの風景写真から、地球温暖化を考える。【「TRC MARC」の商品解説】
ツバルは、地球の未来の姿そのものなのです
南太平洋に浮かび、美しい海に囲まれた楽園のような島国ツバル。
しかし、地球温暖化などの影響による海面上昇で、沈没の可能性が示唆されています。
ツバルの子どもたちは、それをどのように受け止めているのでしょうか?
子どもたちが描いた「たいせつなもの」の絵…。
それには、「家族」「人のつながり」「学校」などに混じって、未来への不安が描かれていました。
「ぼくのたいせつなものは、ぼくの夢だよ。
それは、今よりも、地球がもう少しよくなることです」
ツバルでは、現在の地球が抱える良いところと悪いところの、両方を見ることができます。
ツバルは、地球の未来の姿なのかもしれません。
ツバルと地球の「今」を考える写真絵本です。
●写真・文 山本敏晴(やまもと としはる)
1965年生まれ。宮城県仙台市出身。医師・医学博士・写真家・国際協力師。1978年、南アフリカにて人種差別問題に衝撃を受ける。中学校の頃から数十か国を撮影。「本当に意味のある国際協力」について考え続ける。1990年医師免許取得。1996年医学博士取得。2000年より数々の国際協力団体に所属、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。2004年、都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。
著書に、
『世界で一番いのちの短い国』(白水社)、
『シエラレオネ』(アートン)、
『彼女の夢みたアフガニスタン』(マガジンハウス)、
『あなたのたいせつなものはなんですか?』
『世界と恋するおしごと』
『ルーマニア どこからきてどこくいくの』
『HIV/エイズとともに生きる子どもたち ケニア』(小学館)など。
【商品解説】
著者紹介
山本 敏晴
- 略歴
- 〈山本敏晴〉1965年生まれ。宮城県出身。医師、写真家、国際協力師。NPO法人「宇宙船地球号 Earth the Spaceship」創設。著書に「世界と恋するおしごと」など。
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紙の本
子どもたちが、環境問題を身近なものとして捉えるためにぴったりの本
2008/06/08 12:56
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
ため息が出るほどの美しい海の写真の表紙。その表紙を繰ると、こういう問いかけの言葉がある。「いちばんたいせつなものはなんですか?考えてみてください。」-わたしたちの今、一番大切にしているものはなんだろう?
そして、そのページには、この問いの答え、日本の子どもたちが描いた「たいせつなもの」の絵がある。お金、ゲーム機、家族、ペット、テレビ、野球道具、乗り物…。
一方、ツバルの子どもたちの「たいせつなもの」は、なんだろう。次のページからは、ツバルの子どもたちが描いた「たいせつなもの」の絵が続く。「今よりも地球がもう少しよくなるという夢」「ツバルの美しい砂浜」「ツバルの美しい夕暮れ」「人々のつながり」「学校」…。それぞれの絵と、それを描いた子ども、そして、それをあらわす写真。今のツバルの風景、風俗、現状が次々と示される。
今、この島が、地球温暖化の影響で沈もうとしている。美しい海岸、国民みんながつながりがあり、だから「盗み」がなく夜でも鍵をかけないでいい国、飲み水は、雨水をためるしかないこと、外から持ち込まれたゴミがあふれかえっていること、高潮の被害が増えていること、短所も長所もひっくるめて、ツバルの状態は、いまの地球をあらわしている。
最後にツバルが沈まないために「あなたにできること5つ」が提示される。
1.電気を節約すること
2.水を節約すること
3.ゴミを出さないこと
4.買物をするときには、エコマークがついているもの、リサイクルできるものを
5.世界に目を向ける人を増やすこと
子どもたちに問いかけつつ、温暖化問題を身近なものとして捉えるような構成になっている。もちろん、これで解決する問題でもないし、そもそも日本の子が「たいせつなもの」を、こんなに表層的には捉えてはいない~すなわち、問題を際立たせるために、少し作為的なものも感じる~が、物事を考えるきっかけとしては、この本は、よくできていると思う。
ニュースで聞こえてくる言葉の説明や環境問題へ関心を向ける学習の導入に使える。そういう意味で、子どもへの読み聞かせにもよい。