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- カテゴリ:一般
- 発売日:2019/05/30
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/221p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-09-388690-1
読割 50
紙の本
幸せな職場の経営学 「働きたくてたまらないチーム」の作り方
著者 前野隆司 (著)
幸福学の第一人者が教える、本当の働き方改革。幸福学の最新研究を踏まえつつ、働く人たちの幸福度を高める企業の仕組み作りや、職場の環境作りについて解説する。幸せな職場の実践例...
幸せな職場の経営学 「働きたくてたまらないチーム」の作り方
幸せな職場の経営学 ~「働きたくてたまらないチーム」の作り方~
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商品説明
幸福学の第一人者が教える、本当の働き方改革。幸福学の最新研究を踏まえつつ、働く人たちの幸福度を高める企業の仕組み作りや、職場の環境作りについて解説する。幸せな職場の実践例、Q&A、幸福度を高めるレッスンも収録。【「TRC MARC」の商品解説】
幸福度高い従業員は生産性が3割アップする
「働き方改革」という言葉があちこちで使われるようになったが、実際に職場で何か改善されているという実感が持てない、という声も聞こえてくる。
アメリカの研究では、「幸福度の高い従業員の創造性は3倍、生産性は31%、売上げは37%高い」というデータもあり、世界で「幸福度」は科学的に分析され、ビジネスに取り入れられている。
それを考えればこれからの時代、トップダウン式の組織は生き残れず、リーダーは調和型で、可能な限り部下に権限譲渡し、働き方は個人の裁量に任せるような仕組みにしなければ業績は上がらない。
日本企業は「社員の幸せ」について、何を取り違え、何に躓いているのか。
また、社員が幸せになるとどう成果や業績に変化が現れるのか。
「幸福学」の日本の第一人者・前野隆司慶大大学院教授が、取材を重ねて得たデータを公開、ヤフー、ユニリーバほか、「幸福学」をベースにした職場の変革で業績アップした実例を現場の声と共に紹介する。
職場の改革レッスンも掲載しているので、今日からすぐ実践できる。
【商品解説】
著者紹介
前野隆司
- 略歴
- 〈前野隆司〉1962年山口生まれ。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。同研究科委員長兼任。著書に「錯覚する脳」など。
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紙の本
働き方のパラダイム転換
2019/11/17 19:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
■幸せな職場とは
地位財による幸せは長続きしないが、非地位財による幸せは長続きする
地位財・・カネ・モノ・社会的地位(短期的)
他人と比べる幸せ
happiness
非地位財・心・安全・健康(長期的)
他人と関係なく得られる
well-being
幸せの4つの構成因子
1やってみよう!(自己実現と成長)
2ありがとう! (つながりと感謝)
3何とかなる! (前向きと楽観)
4ありのままに!(独立と自分らしさ)
■ウェルビーイング第一主義
個人にフォーカス(1〜3因子)
短期的利益、近視眼的視点という部分にとらわれず、常に全体を見ること
理念の共有と権限委譲
集団にフォーカス(4因子)
他者を許し、信頼し、敬い、愛すること
知識を交換する会話より、感情が出せる会話をする
従業員が幸せになることが結果的に会社も幸せになる
社員としての部分的な満足ではなく、従業員幸福度を高める方が生産性は向上する
■幸せな職場の実践例
・伊那食品
経営方針
会社は社員を幸せにするためにある
いい会社、いいチームを作ることが、第一の目的
遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す
・ヤフー
才能と情熱を解き放つというコンセプトで社内改革を実施
ワンオンワンミーティングにより、個人的ウェルビーイングを高め、集団的ウェルビーイングを高めていく
・ダイヤモンドメディア
会社は関係する人だけでなく、関わるもの全てに貢献できる存在にならなければ意味はない
ホラクラシー経営の実現
役職や肩書をなくし、上下関係がないフラットな組織を持ち、全員で意思決定していく非階層型の経営手法
・ユニリーバ・ジャパン
Work from Anywhere and Anytime
働く場所・時間を社員一人ひとりが自由に選べる人事制度
WAA実施により、社員幸福度が上がっただけでなく、生産性も30%上がった
■職場の課題
やる気とモチベーション
・指示待ち人間には、明確な指示を与える
・安全安心を感じられる状態・雰囲気を作ることが、チーム全体の生産性を向上させる
人事と職場の人間関係
・魅力的な人材は魅力的な就職先を目指す
・傾聴とメタ認知(客観的認知)
・人は期待されると期待された通りの成果を出す傾向がある
リーダーシップ
・従業員の経験を促進する制度
・対話の促進と場の創造
■働き方の未来
AI化が急速に進展していく中で、「いかに人間らしく生きるか」がこれからの人間側の課題となっていく
何をするか(doing)ではなく、どう生きるか(being)が問われる時代になってくる
多様な人と接する頻度が高い人は幸福度が高くなる傾向にある
ダイバーシティ&インクルージョンも幸せな生き方・働き方につながっていく
孤独と幸福度には負の相関関係がある
今後は「弱いつながり」を大切にして、皆の幸せを重視する社会へシフトしていく
「競争」から「協創」へ
勝ち残り競争としての仕事から、共に幸せになるための仕事へ
今や働く人を幸せにできる企業が生き残る時代に移行しつつある
幸せな働き方とは、大きく転換する時代の一側面である
紙の本
働きたくなる職場とは
2019/08/16 18:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
・働き方改革は時短による効率化などの部分的なものでは単なる改善でしかない
・このチームだと楽しい、このチームのために頑張れるという場やつながりを創り出し、提供できる調和型のリーダーシップが求められる
・年収800万円強までは収入に比例して感情的幸福は増大するが、それを超えると比例しなくなる
・幸福度の高い人はそうでない人と比べて創造性は3倍、生産性は31パーセント、売り上げは37パーセント高い傾向にある
・指導される側がメンターを選び、この人に相談したい、話を聞いてもらいたいという選び方をする
・人が深い集中状態に入るまでに平均で約23分かかるのに、オフィスにいると、11分に1度は邪魔が入るという調査結果あり
・自分の存在意義や強みに気づくことが自律的に働くための大きな土台となる
・他人の悪く見えるところは自分の鏡
・人の良い面を見つける、見るようにする
・ポジティブな感情がネガティブな感情を3倍上回ることで、やっと物事は良い方向に行く