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- カテゴリ:中学生
- 発売日:2011/11/16
- 出版社: 小学館
- サイズ:19cm/333p
- 利用対象:中学生
- ISBN:978-4-09-290549-8
紙の本
チ・カ・ラ。
13歳の誕生日に不思議な能力“チカラ”があらわれる。そんな不思議な家系に生まれた少女ミブズのハチャメチャな冒険物語。ニューベリー賞オナー、ボストングローブ・ホーンブック賞...
チ・カ・ラ。
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商品説明
13歳の誕生日に不思議な能力“チカラ”があらわれる。そんな不思議な家系に生まれた少女ミブズのハチャメチャな冒険物語。ニューベリー賞オナー、ボストングローブ・ホーンブック賞オナー受賞。【「BOOK」データベースの商品解説】
13歳の誕生日に能力「チカラ」があらわれる。どんなチカラなのか、その時までわからないけど。もうすぐ13歳になるミブズはドキドキ。でも誕生日の2日前、大変なことが起こって…。不思議な家系に生まれた少女の冒険物語。【「TRC MARC」の商品解説】
ふしぎなチカラを持つ少女の冒険物語
本作品は、作者イングリッド・ロウのデビュー作品であるにもかかわらず、アメリカの児童文学のいろいろな賞にノミネートされ、非常に注目された作品です。
何でも完璧にこなすチカラを持つお母さん、歌の捕まえるチカラを持つおばあちゃん、電気をつくるチカラや、水から嵐を生むチカラを持つ兄たち。13歳の誕生日に、ある種の魔法<チカラ>が使えるようになるというふしぎな家系に生まれた少女ミブズ。もうすぐ13歳になるミブズは、自分はどんな力が備わっているのか、大きな期待と小さな不安でドキドキしていました。しかし、その13歳の誕生日を迎える前日に、お父さんが事故に遭い入院してしまいます。お父さんが心配でたまらないミブズは、何とかお父さんが入院する病院のある町に行こうと決心します。聖書を配達するバスに乗り込み、病院に連れて行ってもらおうとしますが、そうはすんなりといきません。いろんな寄り道をして、いろんな人々に出会いながらのバス旅行を通して、ミブズは一回り成長します。
「私たちは皆チカラをもっていて、それを生かせば、人生で直面する困難にも立ち向かえる」そんな作者の前向きなメッセージが伝わってくる作品です。
【編集担当からのおすすめ情報】
全米で33万部売り上げたベストセラーです。「あなたのチカラは何ですか?」という著者のサイトに、たくさんの子どもたちからメッセージが寄せられ、一大ムーブメントとなっています。アメリカでは、読者の声に応え、続編が昨年刊行されました。さらに、来年第3巻が出版される予定です。
ニューベリー賞オナー、ボストングローブ・ホーンブック賞オナーほか、児童文学賞を受賞しています。【商品解説】
著者紹介
イングリッド・ロウ
- 略歴
- 〈イングリッド・ロウ〉1970年ニューヨーク州生まれ。衣装デザイナーや書店員をはじめ、さまざまな仕事を経験し、デビュー作「チ・カ・ラ」を出版。ニューベリー賞オナーをはじめとする多数の賞を受賞した。
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訳者で読んだら、正解! めっけものでした。
2015/08/31 22:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うおざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のミブズはもうすぐ13歳の女の子。
彼女の母方の一族は、13歳の誕生日に特別な「チカラ」に目覚める。
それがどんなチカラなのかは、その日になってみないとわからない。
ミブズの長兄は電気を操るチカラを
(ただし発展途上なので、いまだ制御不能)
次兄は水を嵐にかえるチカラを(同じく制御不能)持っている。
ミブズは、自分がどんなチカラが目覚めるのか、不安と期待でいっぱい。
ところが、彼女の特別な「13歳の誕生日」の前々日、
一家のお父さんが遠くの街で事故にあったと連絡があって、
お母さんと長兄はお父さんの側に、
おじいちゃんと、次兄とミブズと弟と小さな妹は、
おじいちゃんと残って知らせを待つ事になった。
けれども、13歳の誕生日、新たなチカラに目覚めたミブズは
「お父さんに会って、目覚めさせなくちゃ!」と決意する。
ミブズは、お父さんの病院の街に行くはずの車にこっそり乗ったが、
なぜか兄と弟や、牧師さんちの姉弟も乗り合わせ、
しかも、車は病院とは全然違う方向へ走り出したから、さあ大変!
ミブズたちはどうなってしまうのか?
無事にお母さんたちに会えるのか?
お父さんははたして目を覚ますのか?
・・・というお話で、
もう子どもじゃないし、子どもには戻れないけど、
でもまだ大人じゃないし。。。という年ごろの、
期待感と不安感、万能感と無力感、
自分への期待と自信と不信と失望を行ったり来たりする感じや、
他人や大人への不信と希望がないまぜになった感じが、ドンピシャ!
ミブズの一族は、13歳になったら「チカラ」に目覚めるんだけど、
でも、考えようによっちゃ、
ミブズたちでなくても、
みんなそれぞれ「チカラ」を持っている、とも言える。
それがどんなチカラなのか、
漠然と自分の未来に通じているといいなあ、と思いはじめるのが、
いわゆる「思春期」というヤツかもしれないね。
そういう年ごろの読者に、おすすめしたいです!
小学校・中学校の図書館に買ってね!