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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2020/06/05
  • 出版社: 集英社
  • サイズ:20cm/271p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-08-771714-3

紙の本

家族じまい

著者 桜木紫乃 (著)

認知症の母と、齢を重ねても横暴な父。両親の老いに姉妹は戸惑い、それぞれ夫との仲も揺れて…。大人の諦観と慈愛に満ちた長編小説。『小説すばる』掲載を加筆し単行本化。【「TRC...

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家族じまい

税込 1,760 16pt

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商品説明

認知症の母と、齢を重ねても横暴な父。両親の老いに姉妹は戸惑い、それぞれ夫との仲も揺れて…。大人の諦観と慈愛に満ちた長編小説。『小説すばる』掲載を加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

【第15回中央公論文芸賞受賞作】

「ママがね、ボケちゃったみたいなんだよ」。
突然かかってきた、妹からの電話。
両親の老いに直面して戸惑う姉妹と、それぞれの家族。
認知症の母と、かつて横暴だった父……。
別れの手前にある、かすかな光を描く長編小説。
【本の内容】

著者紹介

桜木紫乃

略歴
1965年北海道生まれ。2002年「雪虫」で「オール讀物」新人賞を受賞。07年に同作を収録した単行本『氷平線』を刊行。13年『ラブレス』で島清恋愛文学賞を受賞。同年、『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞し、ベストセラーとなる。他の著書に『起終点駅 ターミナル』『無垢の領域』『蛇行する月』『裸の華』『緋の河』など。

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みんなのレビュー158件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

家族って何だろう

2020/07/03 07:17

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

太宰治の短い作品で、難破した男が灯台の窓際から助けを求めようとしたところ「今しも燈台守の夫婦とその幼き女児とが、つつましくも仕合せな夕食の最中」で、今助けの声をあげたらこの一家の団欒が壊れてしまう。男はそのため助けの声をあげないまま遭難する。
 太宰はこの燈台守の家族を「仕合せ」と表現しているが、家族はそんなたやすいものではないことを、太宰自身が一番知っていたはず。
 桜木紫乃さんの連作短編集を読みながら、太宰が描いた一家にも実は人にいえない愛憎のようなものがあったかもしれない、いや「家族」とはそんな愛憎を潜めながら「つつましくも仕合せな夕食」を囲んでいるのではないかと、問われているように感じた。

 「ふたりを単位にして始まった家族は、子供を産んで巣立ちを迎え、またふたりに戻る。そして。最後はひとりになって記憶も散り、家族としての役割を終える。人の世は伸びて縮む蛇腹のようだ」と、最初の章に書かれている。
 物語はともに八十歳を越えた老夫婦と二人の娘、そして娘たちの家族の姿を描きながら、家族がどのようになくなっていくかを、過剰ではなく静かに描いていく。
 認知症になって記憶が薄れていく妻をかつて自分の好き放題に生きた夫が面倒をみている。そんな父とうまく折り合いのつかない長女、そんな長女を冷たいと攻める次女。
 どんなにいがみあっても、最後は誰かが面倒を見るしかない。

 「家族って、いったいなんの単位なんだろう、よくわからなくなってきた」。
 長女のそんなつぶやきが心の奥底で震える。

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紙の本

短編のようで実は長編

2020/06/29 07:16

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:リンドウ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ホテルローヤル」で直木賞を受賞してから、ほぼ全ての桜木紫乃作品を読んでいます。

この作品は、桜木紫乃の得意とする、各短編が有機的な繋がりを持った長編作品となってます。

認知症になってしまった母と、年老いてなお横暴で頑固な父を軸に、娘や姉、婿、夫婦が乗船したフェリーのステージのサックス奏者などの登場人物の心の機微が描かれています。

認知症というシリアスなテーマなのに、どこかからりとした読み応えでした。
「家族じまい」というタイトルですが、年老いてもなお、少しずつ歪みながらでも人生は終わらない、そんなメッセージが込められているように感じました。

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紙の本

家族という絡まった糸

2021/01/25 20:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

短編集かと思って読んでいたら、登場人物が次の章にも現われて、全部を読み終えたとき、初めのページに戻りこの主人公はこの人だったのか・・・
と相関図がようやく解った感じ。

家族とはいえ独立してそれぞれが又家族を持ち、考え方が違ったり、色々とわだかまりがあったりと複雑な糸が絡み合う。

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電子書籍

冷静に見つめる目

2021/01/10 00:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る

桜木さんの小説は、いつ読んでも冷静に見つめる目を感じます。家族のことを淡々と語る智代は冷静な目で家族も自分も見つめています。しかし、いくら冷静な目で見つめても、否応なしに巻き込まれるのが家族。両親の老いによって今までとは違う新年を迎える最初の物語から、緩やかに繋がる物語には、それぞれ女性の様々なステージでの生き様が見事に描かれています。そして家族以外の視点から描かれた紀和の章で、老いた両親の別の面が描き出されています。そしてその紀和の家族の物語も見えてきます。桜木さんと同世代であることもあり、非常に身につまされる部分もあり、改めて自分の家族への想いに気が付かされた感じがします。つくづく巧い文章だなと思いました。

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2023/10/26 20:41

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2020/06/07 11:55

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2020/06/29 14:34

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2020/10/20 21:44

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2020/06/12 23:30

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2020/06/20 13:19

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2020/07/06 21:49

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2020/07/13 18:38

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2020/07/25 21:28

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2020/08/18 15:36

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2020/08/14 21:23

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