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紙の本
遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎 (ブルーバックス)
著者 中屋敷 均 (著)
研究が進み、詳細な情報が増えた結果、「遺伝子とは何か」が明確にわからなくなってしまった。そんな「混迷の現状」にたどり着くまでの歴史的経緯を振り返り、「遺伝子とは何か」を一...
遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎 (ブルーバックス)
遺伝子とは何か? 現代生命科学の新たな謎
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商品説明
研究が進み、詳細な情報が増えた結果、「遺伝子とは何か」が明確にわからなくなってしまった。そんな「混迷の現状」にたどり着くまでの歴史的経緯を振り返り、「遺伝子とは何か」を一から考える。【「TRC MARC」の商品解説】
2003年にヒトゲノムの解読が完了したが、これで「遺伝子」がわかったのかというとそうではない。DNAにコードされている遺伝子の構成が判明したことで、ヒトゲノムの複雑さがかえって判明してきた。また、DNAに遺伝子はコードされているが、それらは非コード配列やそのコピーである多様なRNAなどによって、たくみに制御されていることがわかってきた。「遺伝子」とは、それらの制御機構を抜きにしては語れないし、「遺伝子」の概念は新たなステージで考える必要があるのではないだろうか?
本書では、メンデルの実験から、ワトソン、クリックによる二重らせんモデルの発表など、「遺伝子」をめぐる科学史を追いかけながら、「遺伝子」の正体を問い続ける。ゲノムの解読は終わりではなく、「遺伝子とは何か?」という、古くて新しい問いとその答えをめぐる研究の始まりであることを明らかにする野心的な一冊。【商品解説】
著者紹介
中屋敷 均
- 略歴
- 〈中屋敷均〉1964年福岡県生まれ。京都大学農学部卒業。博士(農学)。神戸大学大学院農学研究科教授(細胞機能構造学)。著書に「科学と非化学」「生命のからくり」「ウイルスは生きている」など。
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遺伝子発見の歴史とこれから
2024/04/08 17:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
遺伝子とは何か?という問いにまず遺伝子の発見の歴史を語り、タンパク質をコードするDNAの発見で遺伝子とはこれだと決まったかのように見えたところからまだまだわからないこと遺伝子と呼べるものがタンパク質をコードした部分に限らなさそうなことなど最近わかったことが述べられている。最近、環境要因で変化した形質が遺伝している例が報告され獲得形質の遺伝といった過去に捨て去られたと思われた学説が復活している点も興味深い。
紙の本
なぜキリンの首は長い?
2022/06/01 14:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
私もキリンの首が長いのは高い枝にある葉っぱを食べるためだと思っていた。現在、正しいと考えられているのは、たまたまキリンの首が長くなるような遺伝子の変異が起こったものが生存に有利に働き、より多くの子孫を残したためだという説、なんだかおもしろい遺伝子の世界