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紙の本
日本人と山の宗教 (講談社現代新書)
著者 菊地大樹 (著)
古代における大陸からの宗教的影響、分権的な中世社会が統一権力の形成へと向かう過程、近世幕藩制社会の成立や宗教社会の近代化といった、社会的変動とのかかわりを踏まえながら、山...
日本人と山の宗教 (講談社現代新書)
日本人と山の宗教
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商品説明
古代における大陸からの宗教的影響、分権的な中世社会が統一権力の形成へと向かう過程、近世幕藩制社会の成立や宗教社会の近代化といった、社会的変動とのかかわりを踏まえながら、山の宗教の歴史をひもとく。【「TRC MARC」の商品解説】
日本各地には「霊山」と呼ばれる、信仰の対象になっている山が数多くあります。そしてその山を信仰の対象とする、仏教とも神道ともつかない独特の宗教体系が、それぞれの地域で発展してきました。その形態は世界の宗教史においても非常にユニークな位置を占めています。近年「山ガール」という新語まで誕生したように、日本人の山への愛着には非常に深いものがあります。しかしなぜ、日本人はこんなにも山が好きなのでしょうか、そのルーツはどこにあるのでしょうか? 本書は、日本人と山の「つきあい」の歴史をこれまでにない視点から辿る、ユニークな「山と人との宗教誌」です。【商品解説】
目次
- 序章
- 第一章 山の宗教の原像
- 第二章 山の宗教の変質
- 第三章 山の宗教と中世王権
- 第四章 山の宗教の裾野のひろがり
- 第五章 山の宗教の定着と近代化
- 終章
著者紹介
菊地大樹
- 略歴
- 〈菊地大樹〉1968年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科国史学専攻修士課程修了。博士(文学)。東京大学史料編纂所古文書古記録部門准教授。専門は日本中世史・宗教史。
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基層信仰論を批判
2020/07/24 17:29
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:K2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世前期を中心に、山の宗教の変遷を解説した意欲作。院政期が画期になるとのこと。山頂よりも裾野の重要性を強調する。冒頭と末尾で「基層信仰論」を批判的に取り上げている。著者の主張は理解できるが、本書の核心部分の叙述との関連は今ひとつ明確ではない。