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紙の本
カラー図解アメリカ版新・大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)
著者 D.サダヴァ (ほか著),石崎 泰樹 (監訳・訳),中村 千春 (監訳・訳),小松 佳代子 (訳)
アメリカの名門大学で採用されている生物学教科書「LIFE」(第11版)を翻訳。第1巻は、細胞生物学についてカラー図版とともに解説する。各章末に「学んだことを応用してみよう...
カラー図解アメリカ版新・大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学 (ブルーバックス)
カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第1巻 細胞生物学
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商品説明
アメリカの名門大学で採用されている生物学教科書「LIFE」(第11版)を翻訳。第1巻は、細胞生物学についてカラー図版とともに解説する。各章末に「学んだことを応用してみよう」も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
MIT(マサチューセッツ工科大学)、ハーバード大学、スタンフォード大学などアメリカの名門大学が採用する「世界基準」の教科書! シリーズ累計30万部を突破したベストセラーの完全改訂版が、11年ぶりに登場。
第1巻 細胞生物学 2021年2月刊行
第2巻 分子遺伝学 2021年3月刊行
第3巻 生化学・分子生物学 2021年4月刊行
『カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書』シリーズは、米国の生物学教科書『LIFE』(11 edition)から「細胞生物学」、「分子遺伝学」、「分子生物学」の3つの分野を抽出して翻訳したものである。『LIFE』のなかでも、この3つの分野は出色のできであり、その図版の素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。図版を眺めるだけでも生物学の重要事項をおおよそ理解することができるが、その説明もまことに要領を得たもので、なおかつ奥が深い。
『LIFE』は全58章からなる教科書で、学生としての過ごし方や実験方法からエコロジーまで幅広く網羅している。世界的に名高い執筆陣を誇り、アメリカの大学教養課程における生物学の教科書として、最も信頼されていて人気が高いものである。例えばマサチューセッツ工科大学(MIT)では、一般教養科目の生物学入門の教科書に指定されており、授業はこの教科書に沿って行われているという。本シリーズを手に取るのは。主に次のような読者であろう。第一は生物学を学び始めて学校の教科書だけでは満足できない高校生。彼らにとって本書は生物学のより詳細な俯瞰図を提供してくれるだろう。第二は大学で生物学・医学を専門として学び始めた学生。彼らにとっては、生物学・医学の大海に乗り出す際の良い羅針盤となるに違いない。第三は現在のバイオテクノロジーに関心を持つが、生物学を本格的に学んだことのない社会人。彼らにとっては、本書は世に氾濫するバイオテクノロジー関連の情報を整理・理解するための良い手引書になるだろう。
第1巻 細胞生物学
第1章 生命を学ぶ/第2章 生命を作る低分子とその化学/第3章 タンパク質、糖質、脂質/第4章 核酸と生命の起源/第5章 細胞:生命の機能単位/第6章 細胞膜/第7章 細胞の情報伝達と多細胞性
第2巻 分子遺伝学
第8章 細胞周期と細胞分裂/第9章 遺伝、遺伝子と染色体/第10章 DNAと遺伝におけるその役割/第11章 DNAからタンパク質へ:遺伝子発現/第12章 遺伝子変異と分子医学/第13章 遺伝子発現の制御
第3巻 生化学・分子生物学
第14章 エネルギー、酵素、代謝/ 第15章 化学エネルギーを獲得する経路/第16章 光合成:日光からのエネルギー/第17章 ゲノム/第18章 組換えDNAとバイオテクノロジー /第19章 遺伝子、発生、進化
【商品解説】
目次
- 第1章 生命を学ぶ
- 1.1 生物は共通の特性と起源を持つ
- 1.2 生物学者は仮説の検証によって生命を研究する
- 1.3 生物学の理解は健康、福祉、社会政策の決定に欠かせない
- 第1章 学んだことを応用してみよう
- 第2章 生命を作る低分子とその化学
- 2.1 原子の構造が物質の特性を説明する
- 2.2 原子は結合して分子を形づくる
- 2.3 原子は化学反応で結合相手を変える
著者紹介
D.サダヴァ
- 略歴
- 〈D.サダヴァ〉クレアモント大学ケック・サイエンス・センターで教鞭を執るプリツカー家財団記念教授・名誉教授。生物学入門などの講座を担当し、優れた教育者に与えられるハントゥーン賞を2度受賞。
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紙の本
学びに必要なのは好奇心です。
2021/07/31 07:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L療法 - この投稿者のレビュー一覧を見る
MIT ハーバード スタンフォードなどで採用されている、生物学教科書の基礎手的な部分のみ訳出したシリーズ、最新版。
教科書であるから、至ってわかりやすく、基礎からしっかり記載されているので、私のように、学問の基礎が身についてない人間にも、何を書いているか概ね理解できる作りとなっています。
教科書ですので本来、ノートを取り、気になることを自分で調べたりすべきでしょうが、まず、読むだけで大変面白いです。
細胞生物学とありますが、原子などから、生命に至る流れ、生物のためのエネルギーが、いかなるか科学的反応で発生するかなどから、書き起こしてくれますので、400頁を超える本書で半分くらいは、そのような細胞にいたるまでの基礎で終わります。
本書で素晴らしいのは、第一章で、なぜ学ぶのか、学ぶと何ができる、理解できるようになるかと言った、「言葉」がでてくるところです。
これは日本の教科書、教育では、ほとんどないことのように思われます。
教育へのこころざし、熱い言葉に、気持ちが高まります。
日本では、いかに役立つか、進学で、テストで、就職で、と言った、問いかけのない技能実習のような考えが感じられるところがあります。
学問とは、職業訓練ではなく、解像度を上げ、自由を押し広げるものであり、楽しいことである、そう言った大事なことを教えてくれます。
多分、科学が好きなら、小学高校学年あたりから、お年寄りまで、楽しめると思います。
紙の本
アメリカの生物学教科書『LIFE』から「細胞生物学」の分野を抽出して翻訳した決定版です!
2021/05/04 12:37
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、生物学、バイオテクノロジー、生理化学、細胞生物学、分子生物学、植物生物学、癌生物学などの講座を大学で担当され、優れた教育者に与えられるハントゥーン賞を二度も受賞されているデイヴィッド・サダヴァ氏による生物学の教科書です。この『カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書』シリーズは、アメリカの生物学教科書『LIFE』から「細胞生物学」、「分子遺伝学」、「分子生物学」の三つの分野を抽出して翻訳したものです。同書の第1巻目は「細胞生物学」で、「第1章 生命を学ぶ」、「第2章 生命を作る低分子とその化学」、「第3章 タンパク質、糖質、脂質」、「第4章 核酸と生命の起源」、「第5章 細胞:生命の機能単位」、「第6章 細胞膜」、「第7章 細胞の情報伝達と多細胞性」から構成されています。ぜひ、一度読んでみてください。その情報量はものすごいです!