「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
世界を救った日本の薬 画期的新薬はいかにして生まれたのか? (ブルーバックス)
著者 塚崎朝子 (著)
3億人を失明から救った大村智、「オプジーボ」でがん治療に革命を起こした本庶佑…。日本が誇るトップ研究者たちによる、新薬誕生の舞台裏に迫る。「新薬に挑んだ日本人科学者たち」...
世界を救った日本の薬 画期的新薬はいかにして生まれたのか? (ブルーバックス)
世界を救った日本の薬 画期的新薬はいかにして生まれたのか?
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
3億人を失明から救った大村智、「オプジーボ」でがん治療に革命を起こした本庶佑…。日本が誇るトップ研究者たちによる、新薬誕生の舞台裏に迫る。「新薬に挑んだ日本人科学者たち」の姉妹編。【「TRC MARC」の商品解説】
がん治療に革命をもたらす「免疫チェックポイント阻害薬」、新型インフルエンザやエボラ出血熱に対抗できる抗ウイルス薬、がん治療の「魔法の弾丸」ともいえる分子標的治療薬など、日本人研究者が関与した「画期的新薬」が続々と誕生している。彼らはなぜ偉業を成すことができたのか。地を這うような苦闘の末に舞い降りた幸運の物語
21世紀に入り、日本初の画期的新薬が続々と登場している。こうした新薬の開発に日本人科学者や日本企業が重要な役割を果たしている。免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」を開発した本庶佑・京大教授や、肺がん治療の「魔法の弾丸」といわれる分子標的薬「ザーコリ」の開発に貢献した間野博行・国立がんセンター理事などを取材し、新薬開発の舞台裏を詳細にレポートする。製薬業界や薬学部学生必読の一冊
第1章 画期的新薬を創った日本人科学者たち
第2章 世界を救った薬
・イベルメクチン
3億人を失明から救った画期的新薬でノーベル賞(大村智)
・ファビピラビル
新型インフルエンザとエボラ対策の「切り札」を開発(白木公康)
第3章 がんを薬で治す時代に
・ニボルマブ
免疫治療に革命を生む免疫チェックポイント阻害薬(本庶 佑)
・クリゾチニブ
肺がん治療の「魔法の弾丸」となる分子標的治療薬(間野 博行)
・トラメチニブ
世界唯一のスクリーニング法で開発したMEK阻害薬(酒井 敏行)
・モガムリズマブ
難病「成人T細胞白血病」の光明となる抗体医薬(上田 龍三)
第4章 生活習慣病を抑え込め
・カナグリフロジン
腎臓を標的にした全く新しい糖尿病治療薬(野村 純宏)
・ジルチアゼム塩酸塩
日本発ブロックバスターの先駆け(長尾 拓)
・カンデサルタンシレキセチル
米国大手との熾烈な競争で誕生したヒット商品(仲 建彦)
第5章 ペプチド・ハンティングから薬へ
・ボセンタン スボレキサント
ペプチド探索で創薬につながる新規物質を発見(柳沢 正史)
第6章 中枢神経に働きかける
・アリピプラゾール
研究打ち切りの危機を乗り切り、全米処方薬トップ10に(大城 靖男・菊地 哲朗)
・ナルフラフィン塩酸塩
夢の鎮痛薬の臨床試験失敗から誕生した痒み止め(長瀬 博)
第7章 難病もよくある病気も
・フィンゴリモド塩酸塩
生薬「冬虫夏草」の成分を用いた多発性硬化症治療薬(藤多哲朗)
・タムスロシン塩酸塩
産学連携が生んだ前立腺肥大症治療を変えた新薬(竹中登一)【商品解説】
3億人を失明から救った大村智、『オプジーボ』でがん治療に革命を起こした本庶佑ほか、世界を救った新薬を発明した研究者の物語【本の内容】
目次
- 第1章 画期的新薬を創った日本人科学者たち
- 第2章 世界を救った薬
- ・イベルメクチン 3億人を失明から救った画期的新薬でノーベル賞(大村智)
- ・ファビピラビル 新型インフルエンザとエボラ対策の「切り札」を開発(白木公康)
- 第3章 がんを薬で治す時代に
- ・ニボルマブ 免疫治療に革命を生む免疫チェックポイント阻害薬(本庶 佑)
- ・クリゾチニブ 肺がん治療の「魔法の弾丸」となる分子標的治療薬(間野 博行)
- ・トラメチニブ 世界唯一のスクリーニング法で開発したMEK阻害薬(酒井 敏行)
- ・モガムリズマブ 難病「成人T細胞白血病」の光明となる抗体医薬(上田 龍三)
- 第4章 生活習慣病を抑え込め
著者紹介
塚崎朝子
- 略歴
- 〈塚崎朝子〉東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科修士課程修了。専門は医療政策学、医療管理学。ジャーナリスト。著書に「新薬に挑んだ日本人科学者たち」「iPS細胞はいつ患者に届くのか」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
日本人による新薬開発の舞台裏を教えてくれる画期的で興味深い書です!
2020/02/10 12:23
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、21世紀に入って日本人が関与している新薬が次々に生み出され、世界で病気に苦しんでいる人々の救済に繋がっているという状況を踏まえ、日本人がなぜ、このような偉業を達成することができたのか、その苦難と努力の末にたどり着いた成功の道を物語風に紹介した画期的な書です。同書では、免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」を開発した京都大学教授の本庶佑博士や肺がん治療の「魔法の弾丸」といわれる分子標的薬「ザーコリ」の開発に貢献した国立がんセンターの間野博理事などへの取材を通して、わかった新薬開発の舞台裏を詳細に教示してくれる興味深い一冊となっています。薬学部の学生や製薬会社の研究員などにはたまらない一冊ではないでしょうか!
紙の本
日本の誇る創薬研究の一端に触れる
2019/01/24 15:06
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:野間丸男 - この投稿者のレビュー一覧を見る
創薬(医学、生物工学および薬学において薬剤を発見したり設計したりするプロセス)における
日本の研究者の研究動機・目的、追求過程の転機・工夫・苦労を紹介
2018年ノーベル賞の本庶佑や2015年ノーベル賞の大村智の研究も載っているが、
まだ一般に知られていない日本の研究者の紹介が、数多く掲載されている。
この中からも、ノーベル賞をとる研究者が出てくることが期待できる。
内容は、難しい用語が出てきて難解であるが、工夫・努力の過程は味わえる。
若い研究者の指針となるべき提案が、そこにはある。
日本の研究も捨てたものじゃない!
セレンディピティーのご加護を!