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紙の本
商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史 (講談社現代新書)
著者 満薗 勇 (著)
「消費の論理」を突き詰めたスーパーやコンビニが、「地域の論理」に支えられた商店街を席巻してゆく。「安くて便利で消費者のため」のその先は? 小売革新の歴史的展開に注目して、...
商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史 (講談社現代新書)
【期間限定価格】商店街はいま必要なのか 「日本型流通」の近現代史
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商品説明
「消費の論理」を突き詰めたスーパーやコンビニが、「地域の論理」に支えられた商店街を席巻してゆく。「安くて便利で消費者のため」のその先は? 小売革新の歴史的展開に注目して、日本型流通の近現代史を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
「安くて便利で消費者のため」のその先は? 百貨店、地方と都会、戦前の通販の黄金時代、商店街と地域、スーパーと消費者革命、家族経営が基本の、日本型コンビニの誕生と進化。1900年代から現代まで、日本人の買い物の歴史から考える。
「安くて便利で消費者のため」のその先は? 百貨店、地方と都会、戦前の通販の黄金時代、商店街と地域、スーパーと消費者革命、家族経営が基本の、日本型コンビニの誕生と進化。1900年代から現代まで、日本人の買い物の歴史から考える。
多くの商店街が、立地の変化を伴う小売革新の進展から取り残された結果、今では、地方都市を中心として、シャッター街と化している例が少なくありません。一方で、そうした現状を憂う声はよく聞かれますし、商店街の賑わいを取り戻そうとする取り組みも盛んです。このまま商店街がさびれていってしまうことには、多くの人がどこか抵抗を感じており、なにかもやもやした感覚を抱いているように見受けられます。――プロローグより
第1章 百貨店――大都市の百貨店が変えたもの
第2章 通信販売――戦前の婦人雑誌・百貨店通販の黄金時代
第3章 商店街――「商店街はさびれるのか?」を問い直す
第4章 スーパー――「流通革命」と消費者の時代
第5章 コンビニエンス・ストア――日本型コンビニと家族経営
著者・満薗 勇(みつぞの いさむ) 一九八〇年、千葉県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員PDを経て、現在、北海道大学大学院経済学研究科准教授。専攻は日本近現代史。著書に、『日本型大衆消費社会への胎動――戦前期日本の通信販売と月賦販売』(東京大学出版会)がある。【商品解説】
目次
- プロローグ
- 第1章 百貨店──大都市の百貨店が変えたもの
- 第2章 通信販売──戦前の婦人雑誌・百貨店通販の黄金時代
- 第3章 商店街──「商店街はさびれるのか?」を問い直す
- 第4章 スーパー──「流通革命」と消費者の時代
- 第5章 コンビニエンス・ストア──日本型コンビニと家族経営
- あとがき
- 主な参考文献
著者紹介
満薗 勇
- 略歴
- 〈満薗勇〉1980年千葉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。北海道大学大学院経済学研究科准教授。専攻は日本近現代史。著書に「日本型大衆消費社会への胎動」など。
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2017/01/14 14:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:でぃー - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルは「商店街はいま必要なのか」となっており、一見すると商店街についてばかりかいてあるのかと思ったがそうではない。サブタイトルにもあるように「日本型流通」の近現代史について書かれているといったほうがよいだろう。百貨店や通販、商店街、スーパー、コンビニなどの歴史を社会的背景などについても触れながら論じられており、テキスト的でもある。