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紙の本
時計館の殺人 新装改訂版 上 (講談社文庫)
著者 綾辻 行人 (著)
【日本推理作家協会賞(第45回)】鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会...
時計館の殺人 新装改訂版 上 (講談社文庫)
時計館の殺人〈新装改訂版〉(上)
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- 税込価格:1,694円(15pt)
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商品説明
【日本推理作家協会賞(第45回)】鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。江南孝明は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。訪れた9人を3日間の悪夢が襲う!【「TRC MARC」の商品解説】
鎌倉の外れに建つ謎の館、時計館。角島(つのじま)・十角館の惨劇を知る江南孝明(かわみなみたかあき)は、オカルト雑誌の“取材班”の一員としてこの館を訪れる。館に棲むという少女の亡霊と接触した交霊会の夜、忽然と姿を消す美貌の霊能者。閉ざされた館内ではそして、恐るべき殺人劇の幕が上がる! 不朽の名作、満を持しての新装改訂版。
「針のない時計塔」は何を語る? 百八個の時計が恐怖を刻むシリーズ代表作!【商品解説】
著者紹介
綾辻 行人
- 略歴
- 1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院博士後期課程修了。在学中は京都大学推理小説研究会に所属する。1987年に『十角館の殺人』でデビュー。「新本格ミステリ」ムーヴメントの嚆矢となる。1992年に『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズという一連の長編は、現代本格ミステリを牽引しつづけている。ミステリ、ホラー、怪談など幅広く活躍。2012年に「館」シリーズ9作めとなる『奇面館の殺人』(講談社ノベルス)を上梓。
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わくわく!
2015/12/11 19:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る
綾辻行人氏の館シリーズの中でも特に
評判の高い一作。
上下巻で構成され、
題名通り時計がモチーフとされる。
シリーズの中でもかなり多くの人が殺されるが、
あまりグロテスクではなく、純粋な謎解きが楽しめる。
読み終わった後すぐに下巻を読みたくなる。
電子書籍
ホラーですね
2018/12/19 10:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「時計館」は古峨精計社前会長の古峨倫典が本シリーズでお馴染の奇矯な建築家中村青司の助けを借りて建てた館で、旧館には数多い時計が保管されています。時計塔のある新館は娘の永遠(とわ)の死後に建て、完成後まもなく古峨倫典は死亡し、養子の由季弥が相続し、実質的な管理は伊波紗世子が請け負っていました。ここには少女の幽霊が出るという噂があり、オカルト雑誌がそこへW**大学超常現象(ミステリー)研究会のメンバーとともに取材に行くことになります。その雑誌の新米編集者は、かつて「十角館」で島田潔と行動を共にした江南孝明で、彼が島田潔こと新進推理作家鹿谷門実にこの企画のことを知らせたため、彼も取材班とは別に時計館を訪ねることになります。最初の訪問では伊波紗世子に断られますが、後で推理作家の推理力を買われ、故古峨倫典が残した不可解な「沈黙の女神」の詩の謎解きを依頼されます。こうして彼が新館で、時計館にまつわる過去と詩の意味を調査している間に、旧館にこもって交霊会をやる予定だった取材班のメンバーたちが霊媒師の光明寺美琴(こと寺井光江)が姿を消したのを皮切りに次々と仮面をかぶった殺人鬼に殺害されて行きます。凶器は時計館にある時計。外へ出るための鍵は光明寺美琴が持っていたため、メンバーたちは逃げることもかなわず戦々恐々としながら時を過ごす羽目になります。
おぼろげにW**大学超常現象(ミステリー)研究会のメンバーの過去と殺人との関係が分かってきますが、本当のところはどうなのか、そして誰が生き残れるのか。。。緊張状態で下巻に続きます。
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観光地
2015/03/25 16:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも人里離れた奇妙な屋敷が舞台だが、今回は鎌倉というメジャーな観光地での話でどうなるかと思ったが、やはり面白い。いつもどうり警察の捜査もなく、名探偵の活躍も無いままにどんどん進んでいってしまうが、やはり綾辻氏の術中にはまりながら読みふけってしまう。いつも屋敷の見取り図があるので、読者にはありがたいと思う。