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紙の本
密室の如き籠るもの (講談社文庫)
著者 三津田 信三 (著)
旧家の猪丸家に現れた記憶のない謎の女・葦子は、開かずの間だった蔵座敷で“狐狗狸さん”を始める。だが、そこは当主・岩男の前妻たちが死んだ場所だった。刀城言耶が訪れた日も“狐...
密室の如き籠るもの (講談社文庫)
密室の如き籠るもの
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商品説明
旧家の猪丸家に現れた記憶のない謎の女・葦子は、開かずの間だった蔵座敷で“狐狗狸さん”を始める。だが、そこは当主・岩男の前妻たちが死んだ場所だった。刀城言耶が訪れた日も“狐狗狸さん”が行われるが、密室と化した蔵座敷の中で血の惨劇が起こる。表題作他、全四編を収録した“刀城言耶”シリーズ第一短編集。【「BOOK」データベースの商品解説】 狐狗狸さんのお告げを伝える謎の女、葦子を後妻に迎えた猪丸家の2階で密室殺人が起きた。惨事の元凶は狐狗狸さんなのか、はたまた…。旧家をおそった凄惨な事件を刀城言耶が解明する。表題作のほか、全4編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
首切の如き裂くもの | 7−80 | |
---|---|---|
迷家の如き動くもの | 81−158 | |
隙魔の如き覗くもの | 159−241 |
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書店員レビュー
読みながら、思わず顔を上げて周囲を確認してしまう……背筋がゾッ
ジュンク堂書店岡山店さん
読みながら、思わず顔を上げて周囲を確認してしまう……背筋がゾッ
そんな恐怖に満ちた素晴らしい短編集です!!
刀城言耶シリーズは本当にガチで怖い保証付き! 「怖い話」が大好きの幻想小説家である彼は、地方を巡って怖い話を採取する。そんな中でばったり行き会った話や、訪ねて行った話、相談された話。これは昔《怪談》の類に目がなかった人にはむちゃくちゃオススメです!
読みたいけど、シリーズの作品全てが分厚い……という方はこの短編集から読んでも恐怖の断片たちを余すことなく体験できます☆
今回は題材のひとつに『こっくりさん』もどきが登場!ふーー!たまらんです!恐怖プラス謎解きであなたの怖さも少しは緩和されるはず(?)怖いけど読みたい……という方もご安心ください!そろそろ暑くなってきました。これを読んでぜひエコな冷気を味わちゃってください!
文庫担当 中原
紙の本
恐怖と、どんでん返しのホラー・ミステリ―短編集
2021/12/29 21:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アントネスト - この投稿者のレビュー一覧を見る
刀城言耶シリーズの第一短編集。シリーズの長編を読んでいない人でも特にわからない部分は無いので、刀城シリーズに興味がある人の入門編にもいいかも。
無論、シリーズの評判なんて知らない人でもホラーまたは推理小説に興味がある人ならだれにでもお勧め。
山中で移動する奇怪な屋敷譚(「迷家の如き動くもの」)などどれも背筋を冷たくさせる優れたホラー短編です。同時に、いくつもの推理が開陳され真相が二転三転するミステリーとしても堂に入った出来栄え。特に、得体の知れない女性が後妻として入った家で起きた密室殺人を描く表題作が、本書の白眉です。
紙の本
恐怖が濃縮された怪奇短編
2015/09/07 21:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:鹿ノ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
長編も怖いけれど短編も怖い。
ページをめくるほどに、ギュッと濃縮された怪奇と恐怖の世界が迫ってくるので、手が止まらない!
オススメは表題作の「密室の如き籠るもの」で、また何とも恐ろしく、今後も何かあるのではと思わせる最後。
紙の本
謎自体は魅力的
2017/08/21 20:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る
刀城言耶シリーズの4つの短編集。と言いつつうち1つは300ページに及ぶほとんど長編。山奥で人を食べる動く家の話や、コックリさんにまつわる密室ものなど、どれも謎自体はすごく魅力的。ただ、結末はう〜ん(´-`)てな感じに思いました。とはいえ、そこはさすが刀城もので、いろんな可能性を提示しつつも、結論に迫るまでの論理はめんどくさくもあり、意外性もあり、健在。それなりに楽しめた短編集でした!