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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/04/15
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/283p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-06-219519-5
紙の本
キェルケゴールの日記 哲学と信仰のあいだ
著者 セーレン・キェルケゴール (著),鈴木 祐丞 (編訳)
人間にとって宗教とは何か? 自らの信仰のあり方をめぐって思索と苦闘を続けた19世紀デンマークの哲学者・キェルケゴール。彼が生涯に書き残した厖大な日記を読み解き、新たなキェ...
キェルケゴールの日記 哲学と信仰のあいだ
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商品説明
人間にとって宗教とは何か? 自らの信仰のあり方をめぐって思索と苦闘を続けた19世紀デンマークの哲学者・キェルケゴール。彼が生涯に書き残した厖大な日記を読み解き、新たなキェルケゴール像とその今日的意義を問う。【「TRC MARC」の商品解説】
キェルケゴールは、実存主義の祖とされる19世紀の哲学者です。合理的な近代の理性だけではわりきれない、「実存」としての人間に注目した哲学者、というのが教科書的な解説です。
ただ、近年、彼の哲学は、それだけではおさまらない深さと広がりを持つことが注目され、再評価されつつあります。
彼は、キリスト教国家であるデンマークに生まれ、生涯、信仰と哲学について、考え続けました。
その思索がなまなましくつづられたのが、彼の日記です。
いま、『死に至る病』などの著作だけでなく、膨大な日記を読み解くことが、キェルケゴール哲学を理解するカギとされています。
本書は、日記の中でも、もっとも深く信仰や哲学について思索した部分を抜萃し、編纂してあります。
そのピークには、「1848年の宗教的転機」という、信仰をめぐる大きなドラマがあります。
人が信仰をするというのは、どういうことなのか。これは、いうまでもなく、21世紀の現在、人類全体に問われている喫緊の課題です。
いま、キェルケゴールの日記を読み、彼の思索をたどることは、われわれにとって、きわめて意義深い営為だと言えます。
本書は、ていねいな解説や注も附し、読みやすく、深い思索に読者を導きます。【商品解説】
目次
- 序章 キェルケゴールの思索の地平へ
- 第一部 1848年の宗教的転機まで
- 父ミカエルと原罪/大地震と放蕩息子の帰還/コルサール事件
- 第二部 1848年の宗教的転機
- 宗教的転機の端緒/展開/『キリスト教の修練』/帰結
- 第三部 1848年の宗教的転機後
- 解説 新しいキェルケゴール理解へ
著者紹介
セーレン・キェルケゴール
- 略歴
- 〈セーレン・キェルケゴール〉1813〜55年。デンマークの哲学者。実存主義哲学の祖とも位置づけられる。著書に「あれか、これか」「死にいたる病」など。
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