電子書籍
文章がまどろっこしい
2017/07/27 19:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じのじの - この投稿者のレビュー一覧を見る
説明の本のはずなのに、わかりづらい。イメージをもたせようと例示しているようだが、どこに行き着くのか見えず、文章を読むリズムがつかめない。
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知の呪縛→単純化する、制約する
説明の尺度
思い込みのシャボン玉
アイディアを人間という包装紙で包む
新しいアイデアを旧知のことに結びつける
伝えたい内容を100%理解させようと努めるよりも、内容に興味をもち、以前とは違った視点で(プレゼンターと同じ視点で)物事を考えようという気にさせること
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説明を生業とするコモンクラフト社の創設者である著者。
分かりやすく説明するためのフォームが書いてあった。
"説明"ってものごとを単に紹介するのではなくて、
相手の理解度を深めて、そこから行動に移すこと。
しっかりと意識して、相手の"なに?""なぜ?"を解消していきたい。
★Key Point★
・説明とは事実を分かりやすく述べること。
→相手の理解度を深め、共感を得ること。
・説明とは相手の"なぜ?"に答えること。
・大事なのはアイデアをパッケージする。
そのために必要な6つの要素
1、同意:相手に自信を与える。
2、背景:同意した事柄を特定の場所に移す。
3、ストーリー:感情や視点の変化を示す。
4、結びつき:新しいアイデアを既知の事実に結びつける。
5、手段の描写:情報をそのまま伝達すること。
6、結論:どんなことが分かったか、その概要を示す。
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おそらくウェブサービスにおける世界最先端の技術が集結されていると思われるGoogleの、最新サービスをあえて手書きのイラストが動画になって理解につなげるという手法は記憶に新しい。おそらくそれを請け負ったコモンクラフト社の代表者における「伝える技術」。
わたしたちはつい仕事の中でしか伝わらない共通言語によって伝達をしている。それ以外の人々にその内容を理解してもらうにはどうすればいいだろう?
この本でも提示されている、ストーリーで説明する、簡易な絵で描くという手法は真新しい技術ではない。そもそも、このアプローチができる程度の絵を描くスキルが必要になるのだが、そういうことが難しいからこそ人は説明するのがおっくうになるのではないか。(誰もが絵が描けるわけではない)そうなると、ただ「自分はこんなふうにこの会社を成功させることができました」という分かりやすい説明でしかない本だとも思えてくる。
この本に書いてあることとは話がそれるのだけれども、新人がきたら自分が教育係として仕事を教えることをやっていたときのことを思い出した。絵で描いて説明する、相手の理解を想定して話を展開するというのは自分にとっては基本的なところなのだが、それはすべての人が持つスキルでもなかろう。
逆に自分が説明されるときに、多くは言葉だけで、もしくは数字だけで、知らない聞いたことのない言葉で、相手(わたし)の知識を想定しないで説明されることが圧倒的に多く、自分が常に向き合うべき問題はそれであった。そういうときは、自分が何を知らなくて相手に何を教えて欲しいのかを明確にする質問をしなければならない。なんの話だっけ。自分が理解するための話になってきた。本の内容とはあまり関係ありません。
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説明の意義と方法について、確かにわかりやすく納得できる本だった。
知の呪縛を超えて、説明の尺度のA地点の相手に、なぜという森を見せること、ストーリーや既知との結びつけなど、知っているはずのことの有効性を認識させられた。
台本が重要という点も理解したが、実際にどのようなメディアで説明を準備するかの実現性まではイメージできなかった。
人物のエピソードを用いたストーリーによる説明が随所で繰り返されるのは、説明のサンプルだと理解しつつもうざったく感じられた。
14-24
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わかりやすい説明のためには手段を選ばない
わかりやすい説明とは単にわかりやすい言葉を使うだけでなく、また相手の興味・関心を引くだけでなく、絵や動画、ストーリーなどを使い、全力で追求するものであることが本書よりわかった。
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結局プレゼンのスタイルがどうとかよりも,下準備に時間をかけることが重要.その上で,効果的なテクニックをふりかける,と.
ちょこちょこと試してみたいテクニックが書いてあったかと思う.ただ,例とかで繰り返し示されていると,同じテクニックの「くどさ」が際立ったように思う.皆が同様の手法を使い出すと同じリスクを負うかもしれない.
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【仕事】わかりやすく説明する練習をしよう/リー・ラフィーヴァー/20140715(58/232)
◆きっかけ
・日経広告
◆感想
・どのように?の前になぜ?が必要。なぜ?と考える背景(=森)を説明し、次いなぜ?(=木)を説明することが大切。
・仕事でのプレゼンなどで、自分はとてもうまくやれたつもりでも、聞き手がいまいノリが悪かったり、反応がないという経験は多い。これは、プレゼンを単なる発表と捉えているからであり、説明という観点で組み立てていないから。
◆引用
・全体像を詳細事項の土台に見る。
・説明=共感。
・説明=他人の立場に立って、その視点からコミュニケーションを図る。
・説明=事実を材料として、あるアイディアをどう捉えたら いいか、新しいアプローチ方法を示した創作。
・説明=読者の目に浮かぶように書く。
・説明=なぜ?に答えること。
・失敗の要因①:知の呪縛=あるテーマについてよく知っている人は、それを知らないという状態が想像しづらくなる。
・失敗の要因②:内輪の用語
・失敗の要因③:知識 と理解の不足
・失敗の要因④:自分を賢く見せようとする。そうではなくて、他の人を賢く感じさせる。
・失敗の要因⑤:背景なしの答え。質問の背後の意図をくみ取って、効率性よりも相手の理解度を重視する。
・説明の尺度:
①ある考えを説明するとき、自分はAからZのどこに位置しているか?
②聞き手はどこに位置するか?
③聞き手の理解度について、どのような想定をしているか?
④現在の説明は、AからZまですべての人を対象としているか?
⑤現在の説明を、AからZまですべての人に対象にすべきか?
・背景で説明する:説明はまず森から、次いで木。(例:事業運営を背景として、簿記を教える)
・誰もが同意できる背景を説明する。例)ウエブはますます社会的地位を獲得している。あるリサーチによれば・・・、アプリはどんどんクラウドに移行しています、例えば・・・、動画はコミュニケーションの形態としてウエブで急成長しています。Youtubeは●倍も成長しました。=>このような発言を効果的にすれば、聞き手への招待状になり、・話の基礎を生み出す、・プレゼンに方向性を与える、・プレゼンが聞き手にも理解できて、興味がひくないようだという信頼感を与える、・森について説明する、等、達成できる。
・ストーリーと事実の関係:事実はストーリーに実体を授ける、ストーリーは事実に意義を授ける。
・単純化する=①恣意的な推測はしない、②できる限り基本的な用語を用いる、③テーマを俯瞰して、できる限り広い視点から見るようにする、④例外や詳細はわきに置いて、全体的意図に集中、⑤正確を期すことと引き換えに、聞き手の理解を得ること、⑥基本的考えを聞き手がすでに理解している考えと結び付けること。
・10の教訓
①意図を早めに述べること
②問題を解決すること
③簡潔にすること
④雑音を減らすこと
⑤ビジュアル表現を使うこと
⑥不完全さ���受け入れること
⑦スピードを落とすこと
⑧こきを経ても色あせないこと
⑨利用しやすいこと
⑩楽しむこと
・問題カテゴリー
①誰が、および 何がという問題:モノ、人、役割に関連。
②どれだけの量かという問題:計測と計算に関連。
③いつという問題:計画とタイミングに関連。
④どこという問題:方向性とつながりに関連。
⑤どのようにという問題:物事がどのように影響しあうかに関連。
⑥なぜという問題:全体像の把握に関連。
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わかりやすく説明する方法を説く本の割に、内容はそんなにわかりやすくなかった。
視野を広くとり、受け手の理解レベルをA-Zのどの地点にいるかを見定めて説明すべき、ということには納得。A地点に近いほどwhyが必要で森を伝えるべき。Z地点に近いほどhowが必要で木を伝えるべき。こうしたことはあまり考えたことがないが、やはり全体像から入っていって、詳細に触れるというのがオーソドックスだろう。コモンクラフト社の説明前の制約事項は参考になる。ステージを考えて、それに向けてタスクを進めるということだろう。
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「説明」の仕方を教授する本。
説明が失敗する理由を整理したうえで、伝わる説明の要素を簡潔にまとめる。
そのうえでいくつかの原則を示し(聴衆のうち最も理解度が浅い人にレベルを合わせる、理解が浅い人には「why」を・理解が高い人には「How」を伝える、等)、具体的な構成の仕方を伝える。
構成のポイントも奇抜な手段ではなく、無意識のうちに活用していた方法も多いと思う。
でも、本書で冒頭より繰り返されている通り、説明の仕方をここまで意識して「型」として持っている人はあまりいないと思う。
自分の説明方法を振り返りながら、効率的にいい説明を生み出すベースとしていけそうな良書。
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【目次】
1.構想を練る
1.フォームを学ぶ
2.説明とは何だろう
3.なぜ、説明は失敗するのか
4.説明の構想を練る
2.パッケージする
5.アイデアをパッケージする
6.背景で説明する
7.ストーリーで説明する
8.結びつける
9.手段を述べる
10.単純化する
11.制約する
12.準備と執筆
13.説明の練習をする①
3.提示する
14.コモンクラフト社が学んだこと
15.説明とメディアの相性
16.ビジュアル表現をする
17.説明の練習をする②
18.説明上手な人になる
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分かりやすく説明するとは?
仕事柄説明することが多いが、説明するのがとても苦手。
分かりやすく、かつ相手の興味を引きつける説明の仕方がなんとなく分かった。
チャプターごとに説明の技術や概念について書かれているので、時々読み返してみたい教科書のよう。
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手段を学ぶ前に、「なぜ」自分ができていないかの原因を紐解いていかないと伝える力はいつまでも成長しない・・・そりゃそうですよねって話です。
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ツイッター、クラウド、仮想化などのIT用語を、知らない人に対して説明する短い動画を作って、それを事業にしているコモンクラフト社の創業者が書いた本。
新商品販売、学校の授業、仕事上の交渉など、さまざまな場面において、「説明」は成否を決める重要な要素である。にもかかわらず、説明のうまい下手は才能でどうしようもないとか、説明よりも中身が大切とか、説明の改善についてはあまり注意がはらわれていないようだ。
「説明」は技術であり、練習することで上達できる。そして、わかりやすい説明をすることで、仕事や人生において成功する機会が増える。この本の主張はこうだ。
ポイントは、
・相手の知識と自分の知識の位置関係を考慮
・既に知っていることを説明することを躊躇しない
・まず知っていることから(共感)
・知らない人には、なぜ?が大切
・知っている人には、どうやって?が大切
・ストーリー(背景、人物、経験)で語る
あたりだろうか。
翻訳の問題かもしれないが、読んでいてわかりにくいのは皮肉だ。
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Why(理解度A)からHow(Z)。知の呪縛、賢く見せようとする失敗。基本の考え方に現代のITツールの活用法が加わり、すぐに役立つ部類の本。