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商品説明
互いのことに深く干渉しない。その暗黙のルールは気ままな私が作っているのではなく、佐藤さんの微笑みが作っている―。30過ぎの美里と、ひと回り歳上の恋人・佐藤さん、その息子で大学生のまりも君。緑に囲まれた家で“寄せ集めの家族”がいとなむ居心地いい暮らしは、佐藤さんの突然の失踪で破られる。それは14年前の、ある約束のためだった…。繋ぎとめるための言葉なんていらない。さみしさを共有できたら、それでいい。泉鏡花文学賞受賞作家が描く奇妙でいとしい「家族」のかたち。【「BOOK」データベースの商品解説】
30過ぎの美里と、ひと回り歳上の恋人・佐藤さん、その息子で大学生のまりも君。緑に囲まれた家で“寄せ集めの家族”がいとなむ居心地いい暮らしは、佐藤さんの突然の失踪で破られるが…。『esora』掲載を書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
水の音 | 5−79 | |
---|---|---|
パレード | 81−154 | |
あお | 155−235 |
著者紹介
千早 茜
- 略歴
- 〈千早茜〉1979年生まれ。2008年「魚神」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー、同作で泉鏡花文学賞も受賞。他の著書に「おとぎのかけら」「からまる」など。
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