サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 14件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:小学生
  • 発売日:2012/03/31
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:22cm/76p
  • 利用対象:小学生
  • ISBN:978-4-06-217363-6

紙の本

月の少年

著者 沢木 耕太郎 (作),浅野 隆広 (絵)

湖のほとりの一軒家で彫刻家のおじいさんと暮らしている冬馬が、満月の夜に見たものは?沢木耕太郎が描く、少年の心、いのちの輝き。【「BOOK」データベースの商品解説】両親を亡...

もっと見る

月の少年

税込 1,430 13pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

湖のほとりの一軒家で彫刻家のおじいさんと暮らしている冬馬が、満月の夜に見たものは?沢木耕太郎が描く、少年の心、いのちの輝き。【「BOOK」データベースの商品解説】

両親を亡くして、湖のほとりの一軒家で彫刻家のおじいさんと暮らしている冬馬。満月の夜、冬馬は白い着物の少年を乗せた小舟が湖に浮かんでいるのを見つける。少年の吹く横笛の音色を聞いた冬馬は…。【「TRC MARC」の商品解説】

沢木耕太郎が描く、少年の心、いのちの輝き。
湖のほとりで暮らすおじいさんの一軒家に、引っ越してきた少年が体験する、ふしぎな物語。

小さな湖のほとりに、木でできた家が一軒ぽつんとたっています。冬馬は、その家で、彫刻家のおじいさんとふたりで暮らしています。おとうさんとおかあさんが死んでしまい、おじいさんに引き取られてきたのです。おじいさんはその家を「みずの家」と呼んでいました。                               ――本文より

著者初の児童向け書籍です。絵本「わるいことがしたい!」との同時刊行で、今後継続的に刊行していく沢木耕太郎氏児童書シリーズの第1弾。気鋭のイラストレーター浅野隆広氏が全見開きに描いたイラストレーションが、読者をファンタジーの世界に誘います。【商品解説】

著者紹介

沢木 耕太郎

略歴
〈沢木耕太郎〉1947年東京都生まれ。横浜国立大学卒業。2003年にこれまでの作家活動に対して菊池寛賞を受賞。著書に「テロルの決算」「深夜特急」、絵本に「わるいことがしたい!」など。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー14件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

この道、あの道

2012/05/01 09:42

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 昔、こんな話を聞いたことがある。一匹の猿が壺の中にご馳走を見つけて、手をつっこんだところ、ご馳走は掴んだものの壺から手がでない。どうもご馳走が壺の口につっかえて出ないようだ。君なら、どうする? みたいな話だったように思う。
 所詮猿には智恵がない。掴んでいるものを離せば、手は抜けるに決まっている。
 しかし、この話は猿のことを馬鹿にすることであったのだろうか。
 私たちも、そういう二者択一を迫られることはよくある。そして、そのたびに、何か大切な物を離してしまってきたような気がする。

 ノンフィクション作家沢木耕太郎が初めて書いた児童向き物語でも、主人公の少年は二者択一の中で大切な物を手離してしまう。
 それは猿以上の智恵があったからではない。
 智恵を、未来を得るために、少年はそっと手を離したのだ。

 両親を海の事故で亡くした冬馬(とうま)という少年は、小さな湖のほとりに住む彫刻家のおじいさんの家に引き取られる。けれど、冬馬の心の傷は癒えず、新しい学校に行くことができなくなってしまう。
 ふさぎこんでしまう冬馬は、ある満月の夜、湖に浮かぶ一艘の小舟を見つけた。その舟には不思議な服装を着た少年が乗っていて、月にむかってとてもきれいな音色の笛を吹いていたのだ。
 次の満月の夜、少年は冬馬に月に帰った母の元に行くために笛を吹いていることを話して、その協力を冬馬に願った。少年と同じ音色の笛を吹けば、少年は月に戻ることができるのだという。
 また次の満月の夜、ついに笛の音を合わせることができた二人は、小舟ごと月に吸い寄せられていくように天上にのぼっていくのだ。
 この時、冬馬はこの世界の悲しみをすべて捨てて月にのぼっていくことができたはずだ。一方で、黙っていなくなればおじいさんが悲しむにちがいない。
 冬馬は選択を迫られるのだ。

 生きていくことは何度でも行く道を問われることでもある。
 選べるのはたった一つの道。
 沢木耕太郎は冬馬にこの地上に残るという道を選ばせる。それが正しいかどうかはわからない。冬馬がこの話を誰かにしても信じてもらえないだろう。
 それでも、沢木が冬馬をこの世界に残したのは、生きていくというのは、より困難な道を選ぶことだということを書きたかったのではないだろうか。
 沢木耕太郎こそ、そのように生きてきたのだから。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2012/06/01 00:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/13 13:55

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/04/30 20:45

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/08 13:44

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/11 17:16

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/06/22 08:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/07/18 07:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/10/01 23:52

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2012/11/14 12:13

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2013/05/07 10:58

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/11/21 18:22

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/05/11 16:59

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2021/01/10 17:42

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。