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紙の本
蟻の階段 (講談社ノベルス 警視庁捜査一課十一係)
著者 麻見 和史 (著)
小さいけれど誰より熱い女刑事・如月塔子。現場で彼女と捜査員が目にしたのは、惨殺遺体と、その周囲に置かれた四つの品—頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿だった。犯人が置いたも...
蟻の階段 (講談社ノベルス 警視庁捜査一課十一係)
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商品説明
小さいけれど誰より熱い女刑事・如月塔子。現場で彼女と捜査員が目にしたのは、惨殺遺体と、その周囲に置かれた四つの品—頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿だった。犯人が置いたものなのか。いったい何故?捜査を開始した塔子と相棒の鷹野は、ある絵画に辿り着く。一方、犯人からの接触を受けた捜査一課OB・加賀見によると、犯行はこの先まだ続くという。十一係は悲劇を止められるのか?事件の真相とは!?疾走する刑事たちの活躍。骨太警察ミステリー。【「BOOK」データベースの商品解説】
頭蓋骨、白い花、掛け時計、スープ皿…。遺体の周囲に置かれた4つの品の意味とは? 捜査を開始した女刑事・如月塔子と相棒の鷹野は、ある絵画に辿り着くが…。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
麻見 和史
- 略歴
- 〈麻見和史〉1965年千葉県生まれ。立教大学文学部卒業。2006年「ヴェサリウスの柩」で第16回鮎川哲也賞を受賞してデビュー。他の著書に「真夜中のタランテラ」「石の繭」がある。
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紙の本
見立て犯罪を追う本格ミステリー
2011/10/28 19:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かつき - この投稿者のレビュー一覧を見る
警視庁捜査一課十一係シリーズ2冊目。
見立て犯罪を追う本格ミステリー。
惨殺された遺体が発見されますが
そのそばには「頭蓋骨、白い花、掛け時計、
スープ皿」が置かれていました。
事件発覚後、犯人は、元警視庁刑事の加賀見に
電話をかけ、過去の復讐を着実に実行し始めます。
小柄なため、すぐにバカにされる女刑事塔子と
教育係の高野に、ガタイのいい門脇、軽いノリの尾留川に、
ネットの掲示板が趣味の徳重(ただし50代)と
登場人物も、前作よりキャラクターが立ちあがり
おもしろみを加えています。
頑固で依怙地な加賀見に対し
塔子が誠実に対応するのも好印象。
「身内みたいなもの」というひと言が加賀見を
溶けさせるのもいい。彼の孤独の深さが伺えます。
ミステリーそのものも、残されたアイテムが
何を意味するのか考えさせられますし
それが解き明かされた時にも納得。
文章の硬さもとれて、読みやすくなりました。