紙の本
いよいよ楊貴妃の死の謎登場
2018/05/07 23:03
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投稿者:pinpoko - この投稿者のレビュー一覧を見る
阿倍仲麻呂の残した書簡には、その昔の楊貴妃の死の謎をとくカギが。
ますます面白くなってきた。日本に伝わる楊貴妃伝説も丁寧に汲み上げている。そなんな伝承が日本にあったなんて全く知らなかった。内容自体はいつの世にもある逃亡・生存説だが、やはり面白いのだから仕方がない。
土に埋もれたものは、呪いをかけられた始皇帝の兵馬傭だった。さらに楊貴妃の墓は空だった。
三の巻が待ちきれない。
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高校の古典の授業で聞いた名前がたくさんでてきた。空海は、実際に交流があったのかなあ…あったらすごいって。
楊貴妃のその後には、色々な説があることが分かった。面白いなあ。
逸勢が役に立って(笑)うれしい。
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二巻。
そんなに気になる終わり方をするだなんて…!!!三巻を買っておけばよかったと後悔。
相変わらず、掛け合いはまるで陰陽師のようです。
二巻の終わりで楊貴妃の謎解きっぽくなってきた!!
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一巻に続けてすぐに読破。
子厚さんが人間味溢れていてお気に入り。
色々と知らない歴史も出てきて、たいへん面白い。
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やばいくらいの勢いで物語に引き込まれた。
展開が面白くて面白く本を置くことができず、一気に読みきった。
さすが、夢枕獏さん!
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面白い!!歴史にも触れることができていいですね。二人の掛け合いは陰陽師を思わせるところがありますが、こちらの作品はまた違った感じで良いです。(3)につづく。
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しばらく積んどいたのを久々に読んだので少しうろ覚えですが、話がどんどん盛り上がってきて登場人物も増えて面白くなってきました。
ただ人によっては歴史の話のあたりが冗長に感じてしまう人もいるようですね。
私はへぇーなんて思いながら読んでたので楽しめましたが…。
三巻以降も楽しみ。
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とても続きの気になる展開です!
ミステリーのようになってきました。ホームズとワトソン的な雰囲気?逸勢はワトソンにしては頼りないけど…(笑)相変わらず和ませてくれるキャラクターでした。
本当によい国にしたいという柳宗元が素敵です。
それにしても、楊貴妃の死についていろいろな見解というか、伝説が残っているということに驚きました。日本に来ていた説には本当にびっくりです。
国語の漢文で目にした人物がたくさん出てきました。
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なんと、単なる猫の妖怪の話ではなく、かの楊貴妃の死の真相に迫ってきた!
この時代の中国の、道士やら方士やらの不思議な力がどんなことをしたのか
この先の展開が楽しみ
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楊貴妃、阿倍仲麻呂…登場人物がそろい、前半が終わる。いよいよだが、謎は深まりまだ続く。謎がどうなるか非常に気なる、次に期待だ。楊貴妃の死については歴史ミステリーですな。
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埋められた棺の中で目が醒めるってゾッとする((((;゚Д゚)))))))
少しずつ経緯が見えてきた。でも新たな謎が…楊貴妃はどこに?
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空海の人たらしっぷりは巻ノ一で存分に発揮されたが、白楽天も実は人たらしではと思えるやりとりがいくつか。巻き込まれたのか、巻き込まれるべくして巻き込まれたのか。空海が遭遇した怪奇な出来事は思わぬ方向に進む。「何かができることと、その人間が恐いということとは別の問題なのだ」空海と逸勢のやりとりが深くて、微笑ましくて、哲学的で好きだ。人の想いが強すぎて、複雑な気持ちになるが。だからこその道教、儒教、仏教が発生してきたのかと思ってみる。
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前巻をハッキリ覚えてなかったけど、何とかなった。
家と妻を乗っ取った猫と綿畑の妖かしの話だったか。どうもそれが楊貴妃とつながり、阿倍仲麻呂につながり、日本とも、みたいなことか。
けど完全に脇役と考えていた白龍と丹龍が首謀者みたくなってきたぞ。
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第二巻は、日本人が知っている中国の歴史上の人物オールスターキャスト、とでも言いたくなる感じだった。
空海が徐文強の畑の怪の謎を解くべく動く。
それはどうやら、安禄山の乱の際の、楊貴妃縊殺に関わるらしい。
貴妃の墓で、白楽天と出会い、都長安へ戻れば、柳宗元や韓愈と語り合う。
それも、楊貴妃の死の真相を語る、晁衡(阿倍仲麻呂)の残した文を巡って。
貴妃は、騒乱で死んだのではなかった、仮死状態にして蘇生させ、後で日本に逃がすつもりだった。
そして玄宗皇帝の命で、日本へ連れて行くのは仲麻呂だと――。
たしかにねえ、そんな伝説も聞いたことあったなあ。
何という派手な構図。
エンタメ小説として、これで面白くなかったらどうよ、という感じ。
ところで。
表紙の男性は誰?
白楽天なのかなあ。
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唐の時代。
楊貴妃の死の秘密にまつわる怪異について空海が切り込むお話だけど、本当に『陰陽師』そっくりなムード&登場人物設定です。
話の内容は面白いし、文章は味があるし、『陰陽師』で「呪」について晴明が話すように言葉の大切さとそれに振り回される人間の弱さなども描いていてリズムも良いのだけど、なんで全く『陰陽師』と同じようなことをやっているんだろう…という違和感がぬぐえない。
角川の完全総指揮で『陰陽師』みたいな映画が作りたいとか大人の事情でもあったのかな?
どうせ同じなら『陰陽師』でこれくらい規模が大きい日本での話を読みたいと思ってしまって、どうにも入り込めません。
先に映画を観ちゃったから、空海=染谷くん=麒麟の織田信長って連想になっちゃうのも読書の妨害になっています。