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紙の本
人もいない春 (角川文庫)
著者 西村 賢太 (著)
小さいころから執念深く、生来の根がまるで歪み根性にできている北町貫多。中卒で家を飛びだして以来、流転の日々を送る貫多は、長い年月を経てても人とうまく付き合うことができない...
人もいない春 (角川文庫)
人もいない春
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商品説明
小さいころから執念深く、生来の根がまるで歪み根性にできている北町貫多。中卒で家を飛びだして以来、流転の日々を送る貫多は、長い年月を経てても人とうまく付き合うことができない。アルバイト先の上司やそこで出会った大学生、一方的に見初めたウエイトレス、そして唯一同棲をした秋恵…。一時の交情を覆し、自ら関係破壊を繰り返す貫多の孤独。芥川賞受賞作『苦役列車』へと連なる破滅型私小説集、待望の文庫化。【「BOOK」データベースの商品解説】
小さいころから執念深く、生来の根が歪んでいる北町貫多は中卒で家を飛び出して以来、流転の日々を送る。人とうまく付き合えない彼は一時の交情を覆し、自ら関係破壊を繰り返す…。表題作ほか全6編を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
親類を捨て、友人もなく、孤独を抱える北町貫多17歳。製本所でバイトを始めた貫多は、持ち前の短気と喧嘩っぱやさでまたしても独りに……『苦役列車』へと連なる破滅型私小説集。【商品解説】
収録作品一覧
人もいない春 | 5−36 | |
---|---|---|
二十三夜 | 37−63 | |
悪夢 | 65−79 |
著者紹介
西村 賢太
- 略歴
- 1967年東京都生まれ。06年「どうで死ぬ身の一踊り」が芥川賞・三島賞候補となり、注目を集める。07年『暗渠の宿』で野間文芸新人賞、11年『苦役列車』で芥川賞を受賞。著書に『廃疾かかえて』『寒灯』などがある。
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青春に置いてかれる
2021/12/06 22:26
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
同世代が学生時代を謳歌する中、ただ肉体労働に明け暮れる北町寛多の姿が鬱屈しています。読書と執筆に喜びを見いだす姿と、聖母のような秋恵との出会いに救いがありました。