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紙の本
頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」 (朝日新書)
著者 細川 重男 (著)
「陰険姑息」の印象が強いが、実は“情に厚い”親分肌だった源頼朝。北条家のミソッカスだったが、流血抗争を生き抜き、承久の乱に勝利した北条義時。2人の真実を解き明かす、鎌倉幕...
頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」 (朝日新書)
頼朝の武士団 鎌倉殿・御家人たちと本拠地「鎌倉」
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商品説明
「陰険姑息」の印象が強いが、実は“情に厚い”親分肌だった源頼朝。北条家のミソッカスだったが、流血抗争を生き抜き、承久の乱に勝利した北条義時。2人の真実を解き明かす、鎌倉幕府研究の決定版。〔洋泉社 2012年刊を大幅に加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
草創期の脆弱な鎌倉幕府をまとめ上げていたのは、情に厚い親分肌の源頼朝の個性だった! 従来の頼朝像を一変させる刺激的な論考。さらに2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時についても頼朝の後継者として詳しく言及している。【商品解説】
草創期の脆弱な鎌倉幕府をまとめ上げていたのは、“情に厚い”親分肌の源頼朝の個性だった! 従来の頼朝像を一変させる刺激的な論考。さらに2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時についても頼朝の後継者として詳しく言及している。【本の内容】
草創期の脆弱な鎌倉幕府をまとめ上げていたのは、情に厚い親分肌の源頼朝の個性だった! 従来の頼朝像を一変させる刺激的な論考。さらに2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公・北条義時についても頼朝の後継者として詳しく言及している。【本の内容】
著者紹介
細川 重男
- 略歴
- 〈細川重男〉1962年東京都生まれ。立正大学大学院文学研究科史学専攻博士後期課程満期退学。博士(文学)。國學院大學非常勤講師、中世内乱研究会総裁。著書に「鎌倉幕府の滅亡」など。
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紙の本
大河ドラマのお供に
2022/01/18 15:48
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年(2022年)のNHK大河ドラマが三谷幸喜さん脚本の「鎌倉殿の13人」ということもあって、書店には北条義時や鎌倉幕府の関連書がたくさん出回っている。
この本も2021年11月刊行だから、そのブームに乗っかった企画だろうが、実はこの本には元本が存在する。
それが2012年に洋泉社という出版社から「歴史新書」の一冊として出たもの。400ページ余りあるこの本の、250ページあたりまでがそれに該当する。
そのあと、頼朝が亡くなったあとのつまりは北条政子と義時の時代を描いたものが今回追記され、全体として鎌倉幕府成立から承久の乱あたりまでがまとめられている。
この作品では「頼朝と御家人たちや、御家人たち同志が、どのような関係であったのか」が主として書かれている。
三谷幸喜さんのドラマでも現代語ぽい言葉が使われて話題となっているが、この本でも頼朝たちの言葉が現代語のやんちゃな風に置きかわっていて、真面目な読者なら眉をひそめそうだ。
しかし、当たり前だが誰も見たこともない何百年も前の世界をわかりやすく理解しようとすればそういう書き方もアリのような気がする。
そもそも、この当時の人物の名前にしたって覚えにくい。
頼朝、頼家、実朝まではいいとして、北条は時政、時房、義時、泰時と同じような名前が続いてわかりにくい。
ましてや、鎌倉殿の13人ともなれば。
この本にはさまざまな系図も付録としてついているから、大河ドラマを見るのに役立つやもしれない。
電子書籍
神
2022/01/13 19:51
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もり - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホントに良書です。
こういうのがあるから読書はたまらない!
電子書籍
明るい流人ライフ
2022/01/07 10:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ワシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
頼朝公は上方言葉と関東弁をあやつるバイリンガルだった。本書に何度か出るこの指摘は改めて面白い。
紙には音が記録できないし、はなし言葉をなるべくそのまま書き留めようにも明治の「言文一致」を待たないといけない。意訳や超訳といった扱いを受けがちだが、人の気風や文化は千年くらいでは容易には変わらないではなかろうか。エピローグの江戸弁丸出しのやり取りも所十三や加瀬あつしをかつて愛読した身としてはそれほど違和感を覚えないのだけれども。
書くものも少なく情報伝達も限られた時代だけに、支配の後ろ盾となる権威だったり、武力や実力なんて概念を持っていた人は少なかっただろう。朝廷ですらボンヤリとしか分かっていなかったかも知れない。貴族としての教育に加え、二十年に及ぶ流人生活が武家政権という発明をもたらしたのか。
流罪と聞くと悲惨そのもののイメージだったが、パトロンにも恵まれてニートよりも数段上等な有閑生活を送っていたのはうらやましい…。
鎌倉幕府といえば「1192(イイクニ)」「1185(イイハコ)」なんて語呂合わせが思い浮かぶが、御家人達が居心地よく過ごした鎌倉というクニ、頼朝のお館というハコ、と考えれば結構いいところを突いているように思う。酒宴の多さも考えるとキャバクラ幕府なんてダジャレも遠くないようだ。
どうしても頼朝・政子が目立ち過ぎる(マンガなら「キャラが立つ」というやつか)ので、北条義時が地味というかカタブツに見えてしまいがちだが、この人抜きには何事も進まなかったのも事実。詳しくは『執権 北条氏と鎌倉幕府』をご覧頂きたい。
天才肌で親分肌、それを支える有能で実直な相棒がいて。偉人の伝記や今の名企業家までよく見るパターンだが千年近く昔となるとかえって新鮮に感じる。
とにかく物語としても一流の面白さである。
紙の本
読み易い歴史書か?
2022/06/30 11:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶたたぬき - この投稿者のレビュー一覧を見る
結構な厚みがあるにもかかわらず、早くに完読できた。
そして今の大河ドラマと並走しているので、なお一層興味深く読めた。
て歴史関係書としては、一風変わった感のある著書だった。
吾妻鏡の書き下しを現代口語調で書いているためでもあるのだろう。
歴史好きとしては、意見の分かれるところだろう。
それが表すが如く、著者の歴史界(歴史学会)への呪いのような著述がある。
学歴権威主義を匂わすが如くの著者の呪いでもある。
それ故の賛否両論なのであろう。
少なくとも古文書の解説ができる段階で歴史家であろうとも思えるし、
楽しく読める作品である段階で作家と断定できるのではないだろうか。
そんな変わった読後の印象を持ちえた著作であった。
紙の本
鎌倉期初期を知る
2022/01/07 12:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽しく読める歴史書でした。源頼朝の生きざま、そして鎌倉幕府の成立、北条氏の台頭などが、よく理解できる内容だった。鎌倉幕府は源頼朝の武士団であり、鎌倉幕府のある御所は、武士団の心の拠り所であった。幕府があった鎌倉の町には、武士たちが集まってきたため、物騒さと緩さが存在し、それが鎌倉期初期の時代の雰囲気を作り出していたようだ。幕府を開いたのは、相対的な朝廷からの自立であり、その目的を達成するために、権威や権力を手段として用いたのである。人は他者との関係の中で個性を形成するが、頼朝も彼の武士団の中で成長した。
紙の本
私からすれば、圧倒的につまらない
2021/11/23 06:50
4人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:三度の飯より戦国史 - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に申し上げにくいのですが、この本は歴史に造形のある方には不向きです。
なぜなら、この著書が「吾妻鏡」記載の頼朝の発言を小説のようなセリフまわしにしているからです。その後ろには「吾妻鏡」本文の頼朝の言葉をそのまま記載してはいますが。
そもそもこの著書は頼朝の人物像を窺わせるエピソードを集めたものであって、頼朝評伝でもありません。また、北条義時は全く関係なく、帯が完全に詐欺になってます。とはいえ、初心者には向いているかもしれません。
購入時はまずAmazon等で試し読みするか、実際に手に取って読むべきでしょうね。
紙の本
愚作
2022/05/18 05:16
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の品のない文章が作品全体を物がっている。下卑た表現方法は興味を削がれるばかりか怒りさえ感じる。文献引用すればだれでも欠ける内容だ。