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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/08/04
  • 出版社: 朝日新聞出版
  • サイズ:20cm/260p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-02-250998-7

紙の本

ふくわらい

著者 西 加奈子 (著)

【河合隼雄物語賞(第1回)】マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、有名な編集者の鳴木戸定。感情を表さない彼女は、猪木に憧れるレスラーや盲目の男性との付き合いを通じて、人...

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ふくわらい

税込 1,650 15pt

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商品説明

【河合隼雄物語賞(第1回)】マルキ・ド・サドをもじって名づけられた、有名な編集者の鳴木戸定。感情を表さない彼女は、猪木に憧れるレスラーや盲目の男性との付き合いを通じて、人との距離を少しずつ縮めていく…。『小説トリッパー』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

西 加奈子

略歴
〈西加奈子〉1977年テヘラン生まれ。関西大学法学部卒業。2004年「あおい」でデビュー。「通天閣」で織田作之助賞を受賞。ほかの著書に「白いしるし」など。

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著者/著名人のレビュー

「福笑い」とは、いいテーマだと思った。眉、目、鼻、口、耳、顔の

ジュンク堂

「福笑い」とは、いいテーマだと思った。眉、目、鼻、口、耳、顔のパーツの種類と数は誰でも同じだ。しかしそれらのバランスと配置が、時に人の一生を全く違ったものにする。だが実は、バランスも配置も固定されているわけではなく、時々刻々と変わる。表情は小さな「福笑い」であり、おそらくそれ故にこそ、顔に、人と人のインターフェイスとしての特権的な地位を与えている。
「失敗した福笑い」そのものの顔を持つプロレスラー作家守口廃尊の登場とともに、「福笑い」のテーマが後景に引いてしまうのが、だから惜しい気がした。紀行作家である父と共に旅した子ども時代に人肉を食べた経験、旅の途中に教わった雨乞いの儀式と、作家の射程は顔から肉体、自然との繋がりへと大きく広がっていくのだが、それぞれ一幅の作品を生み出しうるモチーフを貪欲に取り込みすぎた恨みがある、とも言える。
それでも、「こんなに優しく献身的で物分りのいい編集者が、果たしているだろうか?」と思わせる主人公定の目を通して見た世界は、どこまでも穏やかにそれらのテーマを包み込み、登場人物はすべて愛おしい。

書店員レビュー

ジュンク堂書店大阪本店

言葉にすることのできないもの、 言葉にしたとたん、色褪せてつまらなくなるもの。

ジュンク堂書店大阪本店さん

言葉にすることのできないもの、
言葉にしたとたん、色褪せてつまらなくなるもの。
たとえば生きてる実感とか意味とかそうゆうもの。
『ふくわらい』を読むと、そうゆう、言葉なんかじゃあ、というものが伝わってくる。
それは定の毎日と子どもの頃の思い出を丁寧になぞることによって。
守口廃尊の奇妙な容姿やふるまいの描写によって。
登場人物を愛しく思うと同時に、
すべての人の人生が肯定されたような、幸福な読後感だ。

桟奈津子

みんなのレビュー300件

みんなの評価3.7

評価内訳

紙の本

なにコレ? なにコレ? なにコレ?

2017/12/27 11:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

「円卓」を読み、さて次はどうしようかと思っていたんですね。
とりあえず、デビュー作の「あおい」を入手し、図書館に「ふくわらい」を
予約しておきました。正解でした。
バカ可愛いコッコちゃんの次に、こんな強烈な作品に当たるとは、
想像を越えていましたね。追いかける作家リスト入りに決定です。

鳴木戸定(なるきど さだ)は、福笑いが大好きです。
四歳の時に買ってもらった幼児向け雑誌で出会いました。
何度も何度も何度も、飽きずに福笑いを続けます。

顔。目というパーツ。口・鼻・眉。みんなみんなパーツ。
組み合わさって顔になる。しゃぶりつくすほど、その感覚を
味わい続けるのです。大人になっても。

子どもの頃の話がプロローグ的に流れたあと、本編が始まります。
定は編集者です。二十五歳。
一人の作家と打合せをしています。
変な構想をしつこく説明しているのに、定の反応は淡白です。
不思議ちゃんのようです。
編集部に戻ると、不思議度合いが続々と描写されていきます。
なんとまあ、魅力的な変人ですね。

そんな定に、編集長が作家を新しく担当できないかと
持ちかけてきます。プロレスラーの守口廃尊(もりぐちばいそん)。
雑誌で連載を持っていますが、この五年間で担当が十人くらい
入れ替わっています。連載名が「守口廃尊の闘病たけなわ!」

いやもう、次から次へと、よくもまあこんな変な人を西加奈子さんは
連れてくるものです。

定と廃尊のやり取り、ほかの担当作家とのやり取り、
編集部員とのやり取り、親と過ごした時の記憶。

これは何でしょうね。
自覚のないコンプレックスとでも言えばいいのでしょうか。
定のコミュニケーション能力は、ないと言えばないし、
あると言えばあるのです。
俗にいうお上手な人とは対極にあるのですが、憎めないし、
人間の本質を掴もうとする姿勢が感じられます。

この本、会話が最高に刺激的なんです。
会話でありながら、地の文を読んでいるような、硬質な感じが
とてもいいです。物語の後半で、定の口調が変化していくのも、
とても伝わるものがあります。

最後の方は少々分かりにくく感じましたが、こちらも二冊目なので
こころの準備が足りていませんでした。まあしょうがないですね。

文句なく面白かったです。

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紙の本

編集部のバトルロイヤル

2020/04/09 20:11

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

クールな編集者・鳴木戸と、肉体派の連載作家・守口とのコントラストがきまってます。正反対のふたりが、反発しながらも絆を築き上げていく過程にも共感できました。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

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2012/10/02 21:25

投稿元:ブクログ

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2012/09/14 22:57

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2013/05/17 13:50

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2012/08/06 20:46

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2012/12/14 15:11

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2012/08/14 13:12

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2012/09/11 00:00

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2013/06/25 10:38

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2013/01/27 11:18

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2012/09/02 15:55

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2012/09/03 23:44

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2012/09/08 16:43

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2012/09/08 16:34

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